今日の東京は一日晴れ。
日中の気温も20度ほどとやっと秋が来た感じです。
あっ、気付けば、明日で11月!今年の秋は短く感じそうですね。
先日は衆院選挙が終わりましたね。
なかなか絶妙な結果だったような気がします。
しばらくは混とんとした状況が続くのかな…。
何だかリーダーシップを取る人がいるようでいないような…あぁ寂しや♪
(リーダーは評論家に非ず、行動あるべし!…なんちゃって、はい、すみません、
通りすがりのひとりごとですから…♪♪)
本日はこちらの旅の続きをご紹介したいと思います。
九州への出張、そしてその後の旅もついに最終日。
23時50分に別府を出発するフェリーに乗りまして、一路四国へ向かいました。
港に着いたらすぐ下船しないといけないのですが、この夜行便だけは、朝の5時半まで
船内で休憩することができます。
鉄道旅をしているワタクシのような旅人にはありがたいお話♪
5時近くまで船内でぐーぐー寝させていただきました。
(宿代の節約にもなりますし…本当嬉しいです…)
深く眠っていたようで、港に着いたのも気付きませんでした。
5時過ぎに一人静かに船から降りました。車さんたちは既にもぬけの殻でありました。
(そりゃそうか…船内で待つ必要ないですもんね~)
港から20分ほど歩いて…八幡浜駅に到着しました。まだ夜明け前で辺りは真っ暗。
さぁ、松山方面へと向かいましょう!
港から駅への道中、お弁当屋さんが開いていたので、朝食をゲット!
(地元のお弁当屋さん…夜明け前なのに凄いです!おばさまがふたり、一生懸命お弁当
を作っていました)
そうそう、JR四国さん、9月末にダイヤ改正をしていたようで、ワタクシ八幡浜駅発
の列車の発車時刻を勘違いしていました。
ホームに行って列車に乗ろうとしたら、目の前で列車のドアが閉まり…。
「あれ?乗りたいんですけれど…」と車掌さんに話しかけると「松山方面ですけど、
いいですか」「はい」…そう話したらドアを開けて乗せてくれました。
(危なかった…乗り過ごしていたら、次の列車はちょっと先だったかも…車掌さん、
本当にありがとうございます!!(お若い車掌さんでしたー))
列車で外を眺めながら…朝食を食べ終わった頃に右手にお城さんが…思わずパシャリ♪
大洲城さんです。
(手前の川から撮られたお城の写真はよく見かけますねー。お久しぶりです!)
大洲から松山へは路線がふたつに分かれます。いわゆる新線と旧線ですね。
旧線は肱川や海沿いを走る風光明媚な路線。”愛ある伊予灘”線とも呼ばれています。
もちろんワタクシは旧線へ…。
肱川沿いを列車は進んでいきます。
空が明るくなってきました。朝ですなぁ~おはようございますー♪♪
肱川の河口にあるのが伊予長浜の街。実は昔、親戚が長浜に住んでいました。
ちょっと懐かしい…遠くに赤い長浜大橋が見えました。
今や珍しい跳ね上げ式の橋。またこのあたりでは、冬に気候条件が合えば、肱川の川面
を山から海に向けて白い霧が覆う素敵な光景が見られることでも有名です。
(肱川あらしと呼ばれています。昔は肱川おろし…とも呼ばれていたような気が…)
長浜のもうひとつの名物が銘菓”志ぐれ(しぐれ)”。こちらはいつぞや親戚が送って
くれたもの。もちもちした食感が堪りません。2~3日しか持たないので、冷凍したり
します。店舗はふたつありますが、稲田菓子舗さんの志ぐれを食べることが多いです。
(まだ時間が早かったので、お店には寄りませんでした…開いてたら寄るのになぁ~♪)
伊予長浜駅を出てしばらくすると今回の最初の目的地、下灘駅に到着しました。
八幡浜駅で助けてくれた若い車掌さんに「先ほどはありがとうございました」と
お礼を伝えました(ちょっとはにかんだ笑顔が印象的でした。頑張ってください♪)。
目の前が海だー!何度か通ったことはあるのですが、降りたのは初めて。
目の前が海…夕日のスポットとしても有名です。いやぁ~一度降りてみたかったのです
長浜の方向を…ホント海のそばを走って来たんだなぁ…と思いました。
松山方面をパシャリ♪ いやぁ~いい眺めです。(ちょっと曇ってましたけれど…)
小さな駅舎がありました。
ややっ、怪しげなベンチさんが…。
らぶらぶベンチ…ちょっと微笑んでしまいました。確か他の駅にもあったような…。
駅は無人。駅舎の中には多くの写真やノートなどなど…展示がたくさんありました。
一度夕陽の時間帯にも訪ねてみたいです。
道路側から駅舎を…赤いポストがありましたよ~(ここから出す人いるのかな?)。
晴れ間が見えてきました。
次の列車まで1時間ほど。ベンチに座ってのんびり海を眺めていました。
この後、松山方面から来た列車からお客さんが3組ほど降りてきました。
(皆さん、ワーワー言いながら、嬉しそうに写真を撮っていましたね)
海と空をぼぉーと眺めていました。あ、そろそろ列車が来ますね。
のんびりさせていただきました。来れて良かったなぁ…ありがとうございました!
さらば、下灘駅!列車は再び海沿いを進んでいきます。
JR四国さんは可愛らしい列車が多いですね。
列車内に路線図がありました。四国4県、これだけの路線で頑張っていますよね。
JR四国、応援しています!!
そうこうするうちに松山駅に到着。すると…
ホームで手を振っている人がたくさん…。
おおっ、特別列車伊予灘ものがたりさんではないですかー。
ちょうど松山駅を出発するところだったのですね。ワタクシが今来たルートを逆に
辿っていきます。10周年なのですね…頑張ってほしいです!
3両編成の伊予灘ものがたりさん、いつか乗ってみたいですねー。
松山駅は9月29日に高架駅へと生まれ変わりました。新しい改札をパシャリ!
お隣りにはまだ旧いホームが…これから解体していくのかな…。
(自販機がまだある…変わったばかり~という雰囲気がありますね)
新駅舎の高架下にちょっとしたモールができていました。入ってみましょう。
やや、えひめしや…なるお店が。次の特急までまだ時間がありますな。
あぁちょっと小腹が空いてきたかも…何か食べようかな~😊
はい、じゃこ天…という名前に惹かれ、じゃこ天鍋焼きうどんを頼んでしまいましたー♪
(せっかく来ましたのでご当地ものを…ということで♪ 出汁も美味しかったです!
勿論じゃこ天さんも…あっという間に食べてしまった!)
新しい駅の外観を…きれいな駅になりましたねー。
反対側の改札口には旧駅舎の中を通っていきます。以前訪ねた時はこのホームで乗り
換えしたなぁ…なんて思い返したり…。
(雰囲気の良い駅だったのでちょっぴり寂しく感じたりして…)
再び高架のホームに戻ってきました。駅前は再開発でもするのでしょうか。
ホームで待っていたら、逆方向の宇和島へ行く特急宇和海号が入線して来たのですが、
何とその車掌さんが、朝に八幡浜駅でワタクシを助けてくれた車掌さんでした。
向こうから気付いて、笑顔で声掛けしてくれました。
「がんばってくださいー!」と出発時に話しかけたら、はにかみながら会釈して
出発していきました。いやぁ…何だか旅っていいなぁ~と思ったひとときでした。
さぁそろそろ出発ですね。松山の新駅来訪を記念して一枚パシャリ♪
列車のお供はこちらのカフェラッテさん。牛乳成分25%。西でしか売ってないのです
よねー。関東でも売ってくれたらよいのに…。
(あ、出発でーす!お客さんは結構いっぱい乗っていました)
海沿いを特急はビュンビュン飛ばしていきます。JR四国さんの特急は速いですね。
新居浜を過ぎたあたりから、青空が広がりました(瀬戸内海、きれいですー)
道中にはこのような風景も…海に浮かぶ神社、津嶋神社さん。
8月4日・5日の例大祭が行われる日だけ神社への橋が架けられます。
(その2日間だけ、臨時駅の津島ノ宮駅が開業することでも知られております…
あ、ちょっとマニアックなお話ですみません~♪)
特急はあっという間に駆け抜けていきました。一度橋を渡ってみたいかも~♪
瀬戸内の海、島々を眺めながらの旅…瀬戸内海は多島海といわれるだけはありますね。
(ずっと車窓をぼぉ~とを眺めておりました~♪♪)
松山駅から2時間ほど…多度津駅に到着しました。こちらは乗って来た特急いしづち号
(カッコいいフォルムですー!)
多度津駅のホームをパシャリ♪ 今度は土讃線に乗って高知方面へと向かいます。
阿波池田行きの各駅列車ですよー。シンプルな1両編成。さぁ行きますかー!
時間がなかったので、本日のお昼はポテチさん。九州を懐かしんで~車窓を眺めながら
いただきました😊
車内にこんな広告が…松山駅の高架化に併せてダイヤ改正をしたそうです。
金毘羅さんで有名な琴平駅を過ぎると、列車は山を登り始めました。
次に向かったのは土讃線の坪尻駅。知る人ぞ知る…秘境駅であります。
(こちらも前々から訪ねたかったのです。あぁワタクシ、鉄ちゃんですなぁ~ほほほ)
トンネルを抜けると…そこに駅が。スイッチバックのある駅としても知られています
駅の周りには集落らしきものはまったくありません。
トンネルを抜けると右手に駅のホームが見えてきました。
(同じ列車に外国人観光客さんが4組ほど乗っていたのですが、駅が見えて、何だか
興奮している…気持ちは同じなのかしら~?)
列車は一旦駅を通り過ぎスイッチバックへ…。
ワンマン列車なので、運転手さんが車内を通って、後ろの運転席へ移動!
下には川が…景色きれいでーす!!
スイッチバックの醍醐味ですなぁ…ひとり興奮するワタクシ…テヘヘ♪
駅のホームへ入線していきます。
右手がやって来たトンネルさん…。
列車は止まりました。特急の行き違いをするので少し停車するとのアナウンスが~。
ホームに降りて、スイッチバックの方面をパシャリ♪
小さな駅舎がありました。他のお客さんも写真をパシャパシャ撮ってました♪
駅舎の中を…壁一面に写真などいろいろ…昔はここで泊まった猛者もいたとか。
(動物が出ますので、駅で泊まるのはやめましょうね~)
駅から集落へ続く唯一の道?らしいのですが…怖くて行けませんわ。
いい天気になりました。でも周りには人家も人気もまったくありません。
どうしてこのような場所に駅を作ったのでしょうね…。
反対側から特急列車がやってきました。そろそろ出発でしょうか。列車に戻りましょう
これまで何度か特急では通り過ぎたことはありましたが、坪尻駅に降りたことはなく
いつか訪ねてみたいと思っていました。
いやぁー、来れて嬉しかったです。なかなか訪ねられないですから~😊😊
坪尻駅から更に進むと一気に谷あいの景色が広がります。日本三大車窓といわれる長野
県の姥捨駅近くの風景にも似ていて、ワタクシの大好きな場所でもあったりします。
ぐるっと山裾を列車は回って…
吉野川の鉄橋を渡ります…清流と呼ばれるだけあって綺麗でした。
伝ってきた方角を眺めて…向こうに見える山と山の間から出て来たんだよなぁ~なんて
ひとり感慨にふけっていたりします…😊
あんな山の上にも集落が…昔は馬で上り下りしていたとも聞きますが…。
(今でも麓との行き来は大変でしょうね…)
阿波池田駅に到着しました。今日はここまで。再び来た道を特急南風号に乗って戻り
ます。特急列車が来るまで駅前のベンチでちょこっとひと休み♪
駅の売店で売っていたかつ天さんをゲット!徳島県小松島名産とか…美味しかったです
ベンチの近くに案内看板がありました。
坪尻駅の紹介もありました。空から見ても凄いところに駅があるのがわかります。
(いやぁ~今回訪ねることができて良かったなぁー)
阿波池田駅のホームに戻ってきました。のどかな駅でした。
あ、特急がやって来る…とのアナウンスが…。
岡山行き特急南風号はアンパンマン列車でした。車内の内装も可愛い…。
来た道を戻り、そして岡山方面へ…やがて遠くに瀬戸大橋が見えてきました。
四国ともお別れです…今回も色々良い経験をさせていただきました。ありがとうござい
ました。また来ますねー。そのときはお帰りなさい~と言っていただけますか😊😊
(もちろん!何か月先でも、何年先でも…いつでも”お帰りー♪”と言ってあげるよ~
そう遠くから声が聴こえたような気がしました)
ダダン、ダダンと音を立てて、列車は瀬戸大橋を渡っていきます。
いやぁ~良い眺めでありました。
瀬戸大橋、めちゃめちゃ高いです…良く作りましたね、日本の技術は凄いと思います。
終点の岡山駅に着きました。アンパンマンをパシャリ♪(お世話になりました)
おっと、新型車両のやくも号も来ましたよー。勿論写真撮りました😊😊
途中の琴平駅で追い抜いたアンパンマン・トロッコ号もやって来ました。
この日は団体専用列車だったようです。こちらのトロッコ車両にも乗ってみたいなー。
以前、やなせたかしさんにお会いしてお話しした日のことを思い出しました。
懐かしいです…。
岡山駅からは新幹線で東京へ…その前に晩御飯を食べよう~と寄りましたのが、こちら
麺王さん。徳島ラーメンのお店です。
以前、香川県の高松駅前の麺王さんに寄ってその味に感動して以来のファンであります
味は豚骨醬油ベース。たまに無性に食べたくなるラーメンさんです。
(関東にはないのです…出店していただいたらなぁ~なんて呟いてみる…♪)
いらっしゃいませー♪と明るい笑顔でお出迎えしてくれました。
徳島ラーメンと餃子セットを注文。餃子は5つ、ライスも付いてきます。
無料サービスのピリ辛もやしをいただきながら、待つといたしましょう。
(このピリ辛もやしが美味しくて、お店にハマったところもありまして…)
ライスと生卵が来ましたよー。生卵は1コ無料サービスです♪
(生卵は拉麺に入れていただきましょう~スープにコクが出ますよ)
来ました!徳島ラーメン、本当に久しぶりです。早速、いただきまーす!!
最後に餃子さんが到着しました。ホクホクですね…。
いやぁ…懐かしんで食べればよいものを美味しかったので、あっという間に食べてしま
いました(もう少し味わって食べればよかったかも…ふふふ)
こうして四国を横断する旅を終えて、新幹線でおうちに帰りました。
九州に出張、そして長崎、大分を巡り、四国を駆け抜けて…楽しい旅でした。
各地でいろんな方と出会い、豊かな自然、温泉、美味しい食べ物色々…。
旅は本当に良いなぁ~と思います。素敵なご縁に感謝です。
今回の旅のご紹介はここまでにしたいと思います。
また機会があれば旅に出て…その思い出をご紹介できたら…と思っています。
本日も多くの写真となりました。最後までご覧いただきありがとうございました。
今日は四国を駆け抜けて…下灘駅、坪尻駅を訪ねた思い出を振り返った一日でした。
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!