げんさんのほげほげ日記

その日に感じたことや、これまで考え続けてきたことなどを 徒然なるままに綴っております(雑話的なブログです)。 好きな読書を通じた、こんな本もありますよ~といった紹介や、 これまでの旅の思い出などにも触れていけたらな、と思っています。 (ブログの機能なども日々勉強中!)

旅の思い出~その29~新潟・彌彦神社・弥彦山、春日山城跡を訪ねた小さな旅…(前編)

弥彦山より日本海を望んで…やや霞んでおりましたが、正面に佐渡島が見えました

今年もあと1か月ほどとなりました。

年々、時の経つのが早く感じるなぁ~と思ったりもします。

(あ、それだけ歳を取ったということかぁー!)

コロナでの行動制限はかかっていませんが、最近、人数が増える傾向にありますので

遠くへの旅はちょっと控え気味なワタクシであります。

あー、旅に行きたいなぁ~♪

はい、そんなときは旅の思い出に浸るのが一番ですね…。

ということで😊、今回は2年前に新潟県を旅した思い出をご紹介したいと思います。

出張で訪ねた越後湯沢を早朝に出発し、彌彦神社弥彦山を訪ねた後、上杉謙信

有名な上越市春日山城跡に登城した思い出をご紹介します。

(早朝に越後湯沢を出発したので、その日のうちに東京に戻ることができました♪)

今回訪ねた弥彦山新潟県の真ん中、中越地方と呼ばれる地域の一角にあります。

麓には越後一宮の彌彦神社がありまして、弥彦山全体がそのご神体となっています。

なぜワタクシが弥彦山に興味を持ったかと言いますと、元々行ってみたい!と思って

いたこともありますが、彌彦神社は古く万葉集でも詠われており、ワタクシの敬愛する

犬養孝さんの本「万葉の旅」の中でも紹介されていたためでした。

(本を片手に巡る旅…前回の旅の思い出の続きみたいですね~テヘヘ♪)

東京から新潟までの距離は近いのですが、ワタクシは電車で行く旅が多いので、

最後に乗る弥彦線のダイヤにどうもうまく合わなくて…。

今回、越後湯沢へ出張する機会がありましたので、晴れて念願かなって訪問する

ことができました。

越後湯沢から上越新幹線燕三条駅へ。そこから弥彦線に乗り換えました。

しばらくは街中を進んでいきますが、最後は田園風景の中を走っていきます。

(のどかな風景でした。弥彦山が段々と大きく見えてきて、気持ちも高まります♪)

弥彦駅に到着しました。駅前に大きな案内看板がありました。

まずは最初の目的地、彌彦神社さんを目指します。

弥彦駅を振り返って…神社風の外観だったことに気付きました(なるほど♪)

さぁ、歩いていきましょう。正面に弥彦山が見えます。

(あとで登りますからねー!)

門前町の通りを抜けて、一の鳥居までやってきました。

一礼して、門をくぐります♪

しばらく歩くと二の鳥居です。遠くにちらっと本殿が見えました。

本殿に到着しました!弥彦駅からは15分ほど歩いたでしょうか。

まだ朝の早い時間帯でしたので、参拝客もそれほど多くはおられませんでした。

彌彦神社は創建から2400年以上(!)の歴史を持つ古社さんです。

ご祭神は伊夜日子大神(いやひこのおおかみ。天照大御神の曾孫に当たります)。

万葉集には次の二首が詠われています。

犬養孝さん「万葉の旅(下)」平凡社ライブラリー268頁より抜粋)

伊夜彦(いやひこ) おのれ神(かむ)さび 青雲の たなびく日すら 小雨そほ降る 

 一に云ふ あなに神さび

⇒伊夜彦はお山そのものが神々しい姿をしていて、青空の日でさえお山では小雨が

 そぼ降る

伊夜彦 神の麓に 今日らもか 鹿の伏すらむ 皮服(かわごろも)着て 角つきながら

 

鬱蒼とした神域の背後に見あげるような山頂を望むとき、両歌は神の麓に定着して

神巌ななかにも親愛感のもたれた古代信仰の実態が「皮服着て」そこにおどり出る

ようである…犬養さんはそう解説しています。

朝の澄んだ空気をいただきながら、本を片手に弥彦山を見上げたとき、創建当時は

もっと怖いくらい静かな雰囲気だったのかな…そう想像してしまいました。

彌彦神社はかつては伊夜比古神社と呼ばれていたそうです。

弥彦(やひこ)は、「いやひこ」の名残なのですね…。

彌彦神社さんのHPはこちらです。古社らしい格調高いHPです。

(よろしければご覧ください…)

www.yahiko-jinjya.or.jp

彌彦神社を後にして、次はロープウェイに乗って、弥彦山の山頂へと向かいます。

訪ねたのは5月のGW前でした。神域の森には若葉が多く見られました。

神社を出た先の道路から麓の駅まで連絡バスも出ていますが、この日は天気も

良かったので、てくてく歩いて山麓駅まで向かいました。

ロープウェイは15分間隔で運転、往復で大人1500円です。

さっそく乗り込みます。

従業員の方々は皆さん「こんにちは~」と明るい声でお出迎えしてくれました。

(旅先で明るい笑顔に出会うのはいいですね~😊)

ロープウェイは麓の駅を出発すると、ぐんぐん高度を上げていきます。絶景です。

制服を着たお姉さんが明るい声で弥彦山を案内していただきました。

(歌うような口調で面白かったです…お客さんはワタクシも含めて3人だけだった

 のに…ありがとうございます!)

ちょうど田植えの時期。水を張った田んぼに太陽がきらきら輝いてきれいでした。

山麓駅から山頂の駅までは5分ほどで到着します。

山頂駅の近くに弥彦山の案内看板がありました。

ロープウェイの山頂駅は弥彦山の九合目に当たります。

本当の頂上は駅から歩いて500mほどのところにあります。

なお、弥彦スカイラインに乗れば、山頂駅までは車で来ることもできます。

スカイラインという名前のとおり、いい眺めなのでしょうなぁ…もしも車でしたら

 迷わずスカイラインで来ますね、きっと…♪)

山頂へ行く前に、途中にある弥彦山展望食堂の屋上に上がりました。

2階が食堂です(お食事しながら絶景を楽しめます)。

更に螺旋状の階段を上ると、屋上に出ます。屋上へは食事をしなくても上がれます。

どどーんと視界が開けます!

屋上からは360度のパノラマを楽しむことができます。

日本海をズームアップ!春らしい爽やかな風が吹いていて気持ち良かったです。

この日は薄霞でしたが、正面にうっすらと佐渡島が見えました。

佐渡って大きいですね~)

こちらは登って来た弥彦の街並み…田んぼに水入れする頃の風景って大好きなんです。

北の方角をパシャリ♪弥彦スカイラインの道が遠くまで伸びていました。

ふと下を見ると、ロープウェイの山頂駅が。レトロな造りのロープウェイさんです♪

田んぼが広がって…いい眺めです。しばらくぼぉ~と眺めていました。

弥彦山の山頂方向にはアンテナがいっぱい立っていました。

せっかくここまで来ましたので、山頂まで行ってみましょう!

日本海側の眼下を望むと…谷も険しいですね!

しばらく歩くと山頂に到着です。記念に一枚パシャリ♪

弥彦山の標高は634m。この高さ、何かお気づきになりませんか?

行きのロープウェイでも案内がありましたが、実は弥彦山東京スカイツリー

同じ高さなのです。

(何というご縁でしょう…面白いですね)

しばらく海を眺めた後、再びロープウェイに乗って、麓へ降りました。

下りのロープウェイでご一緒になったおじさまは公務員を退職後、健康維持を兼ねて

毎日弥彦山に登っていると話していました⇒凄いですっ!

話を聞くと、弥彦山を登り降りされている方は意外と多いのだそうです。

中部北陸自然歩道も通っており、トレッキングルートとしても有名だとか…。

(登り切ったその先に広がる日本海を見ると、疲れも吹っ飛びますね♪)

麓が見えてきました。名残惜しいですが、弥彦山彌彦神社さんともお別れです。

弥彦山ロープウェイのHPもよろしければご覧ください…。

彌彦神社弥彦山、静かな雰囲気でのんびりさせてもらいました。

訪ねることができて良かったです。また再訪したいなぁ~😊

www.hotel-juraku.co.jp

この後、実は弥彦線の電車がなかったので、途中の吉田駅までタクシーで移動しました

弥彦線は本数が少ないので、旅を組み立てにくいんですよね…なかなか難しい時代

 であります…)

吉田駅から東三条駅まで移動して、特急しらゆき号に乗り換えました。

さぁ、次は上越市春日山城跡へGO!!

しらゆき号の車窓から…遠くに弥彦山が見えました。

(今日はありがとうございました!)

柏崎駅を過ぎると、列車は日本海に沿って進んでいきます。

車窓からぼぉ~と海を眺めていました。

直江津駅で下車しました。しらゆき号とはここでお別れです。

昔ながらの特急列車、久しぶりに乗ったなぁ…という気がいたします。

 

この後、直江津駅からバスに乗り換えて、春日山城跡の麓へ向かいました。

あ、写真の点数も増えましたので(容量も重くなっちゃう!)、

今回のご紹介はここまでとさせていただけましたら…幸いです😊😊

⇒後編へ続く!

旅はいいですね。心をリセットさせてくれるような気がします。

また世の中が落ち着いたら、遠くへ旅してみたいなぁ…。

記事を作成しながら、そんなことを思いました。

(年末にどこかへ出かけたい…そんな思いがウズウズ沸き起こっております…♪♪)

 

今日は旅の思い出を…彌彦神社弥彦山を訪ねた日を懐かしんだ一日でありました。

 

ではでは!

最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!  

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