
今日の東京は一日雨。
気温も20度に届かず、肌寒い一日となりました。
ここしばらく、急に寒くなってきたので、電車に乗っているとコンコンと咳をしている
方が増えました。季節の変わり目、体調管理に気をつけなきゃ!と思う今日この頃…。
(インフルエンザも流行っているようですね…早寝早起きしないとなぁ~あぁ、でも
週末は夜更かし気味なワタクシでありまして…てへへ♪)
今回は、再びこちらの旅の続きをご紹介したいと思います。
ワタクシ、万葉集が好きで、以前犬養孝さんの万葉の旅という本を読んでいたとき、
中国地方でも万葉集で詠われた地方があることを知りました。
その場所のひとつが瀬戸内海に浮かぶ祝島。場所はこちらです。
日本と朝鮮半島を行き来する船が潮待ちをするために立ち寄った島だったそうです。
どんな島なのだろう…訪ねてみたいな…。
前々からそんな思いがあったのですが、やっと訪ねることができました。
今回は祝島へ立ち寄った日の思い出をご紹介したいと思います。

早朝の新山口駅を出発!夜明けまではあと少し…。

まずは山陽本線で柳井駅へ。柳井駅に到着する頃には夜も明けていました。
駅の改札前でフグさんのモニュメントがお出迎え♪

柳井駅。初めて来ました(新山口駅からは1時間40分ほどでした~♪)

お次はバスで上関町へ向かいます。目指すは道の駅上関海峡バス停。朝7時半のバスだ
ったからか、乗客はワタクシひとりでありました(途中では乗ってきましたが…)。

柳井の街並みを抜けて、しばらくすると海に出ました。

海沿いの平坦な道を進んでいきます。シーサイドドライブですね~😊


ぼぉーと外の風景を眺めておりました。

瀬戸内は多島海だなぁ…としみじみ思うワタクシでありました😊

柳井駅から45分ほどで道の駅上関海峡バス停に到着しました。その名のとおり、海の
そばに小さな道の駅がありました。


道の駅の駐車場に案内マップがありました。道の駅の名前は上関海峡ですが、港の名で
いうと、室津(むろつ)港になります。

室津港からは高速船で祝島へ向かいます。所要はおよそ40分ほど。便数は一日往復
3便ですので時刻に要注意ですね!(3便のうち2便は柳井港まで行きます)

祝島の案内図もありました。島の大半が山や森に覆われた、人口260人ほどの小さな
島です。

どんな島かな…ちょっとワクワク…♪♪

室津地区と上関地区をつなぐ上関大橋。橋がない頃は室津から対岸の上関まで渡し舟が
出ていたのでしょうね…。
室津港に着いたのは8時20分頃。室津からの船は10時発。1時間半ほど時間があり
ましたので、港の岸壁でぼぉーと過ごすことにしました。


港の岸壁へ移動!おふたりほど釣りを楽しんでおられました。何が釣れるのかなー。

この日はあいにくの曇り空。ただ気温は25度ほどと温かったので、ぼぉーとするには
ちょうど良かったのかも…。

岸壁から振り返って道の駅と港をパシャリ♪

室津は静かな港町でした…。

ちょこっとコーヒーブレイク♪道の駅で購入したホットコーヒーとよもぎまんじゅうを…
コーヒーは100円でした。道の駅のレジのおばさまが「今日の特売、100円コーヒ
ーだよ。よく見つけたね~♪」と嬉しそうでした😊

寝転がったり…遠く海を眺めたり…何だかホッとするひとときでした。

さぁ、そろそろ船の時間ですね。乗り場まで移動しましょう。

高速船いわい号が来ました。さぁ、乗りますかー!

可愛らしいお船さん…乗客は10人ほどでした。

テキパキと上下船の手続きを終えた後に出航です。左手に上関大橋を眺めながら…。


まずは対岸の上関の港へ。上関大橋ができたので、海が荒れても島を行き来しやすく
なったのでしょうね…。

さぁ、上関大橋の下をくぐって、祝島へGO!上関海峡は防長三海関のひとつ。室津と
上関は旧くから潮待ちの港として利用されてきました。江戸時代には朝鮮通信使が何度
も立ち寄ったそうです。

船はしばらくは長島に沿って進んでいきます。


大小さまざまな島を眺めながら…。



長島を抜けると、もう外洋ですね。バーン!バーン!と潮が船に当たります。

祝島が見えてきました。思っていたより険しい島でした!(ジュラシックパークの島に
来たような感じも…😊)


ぐるっと防波堤を廻って入港。港の突堤から船をパシャリ♪
祝島の集落は港のそば、わずかな土地に家々が集まっています。

船の出発は12時半。島での滞在時間は1時間50分ほど…早速島を散策しますかー!

まずは島の東側を歩いていきましょう!


テクテクと道なりに歩いていくと…


小さな広場に到着しました。

はい、万葉集句碑がありました。祝島は万葉集で2首詠われています。

詠われたのは次の2首。
家人は 帰り早来(はやこ)と 伊波比(いわい)島 斎ひ待つらむ 旅行くわれを
草枕 旅行く人を 伊波比(いわい)島 幾代経るまで 斎(いわ)ひ来にけむ
ともに旅の無事を祈った歌といわれています。
往時の瀬戸内海は旅をするだけでも大変だったことでしょう。船もそれほど大きくなか
ったでしょうから…夫を旅に送り出す妻の気持ちを詠ったものともいわれています。

敷地内には忠魂碑もありました(陸軍大臣伯爵寺内正毅…との銘記が…)。

祝島には平たい土地がないため、傾斜地に石垣を積んで家を建てたり…そのような光景
があちらこちらで見られます。

万葉集句碑の先の急な坂道を登っていくと…。

小さな鳥居さんがありました。

急な階段を登っていくと…(年季を感じる石段でありました…)



歴史を感じるお社さんが…こちらは宮戸八幡宮さん。祭神は応神天皇。境内は掃除が行
き届ききれいでした。島の守り神として大切にされているのだと感じました。
本日のご縁に感謝申し上げ、静かにお参りいたしました。

さぁ戻りましょう。明治35年3月との銘記がありました(大切に維持管理されてき
たのですね…)。

階段急でした。滑らないよう…ゆっくり降りました(ここで転んだら大変!)。

島には集落を東西に横切る小道が何本かあります。一番高台にある小道を歩いていきま
した。島からの眺めがとても良かったです。

ちょっと車は無理…何台かバイクとすれ違いました…。

井戸と思われる一角も…昔は水の確保が大変だったのでしょうか…。

いやぁ…このような細くて急な道が続きました…良い運動になります(離島ならでは…
ですねー😊)

時折曇ったり…。

晴れ間も見えたり…変わりやすい天気でした。

来た道を振り返ってパシャリ♪

おうちとおうちの隙間を通ったり…。

酔っぱらったら落ちそう…(勿論飲んでいませんがー♪)。

横に続く道と、時折集落を昇り降りする道が交差します。集落内の行き来、特に荷物の
上げ下げには苦労したでしょうね(今も車は無理でしょう…どうしているのかしら…)。

祝島の港を眺めて…時々立ち止まって、ぼぉーと遠くを眺めていました。
時々お会いする島民の方から「こんにちはー」と挨拶いただきました。島ならではの
温かみを感じました(勿論確認の意味もあるのでしょうけれど…)。

集落の西側の方まで歩いてきました。下へ降りますか。


小さな砂浜があったり…。

海沿いの道は更に西へと続きますが、集落が途切れるこの辺りで折り返すことにしま
した(お昼も食べたいですしー♪)。

このような急な階段が島のあちこちにありました(昇り降り、大変だろうなぁ…)。


海と船を眺めて少し休憩…万葉集の頃の船はあんなに大きくなかったから、航海も苦労
したことでしょう…(命がけの航行ですよね…)。

さぁ、港の方へ戻るとしましょうか。


いやぁ…それにしても大自然です。山から感じるオーラが半端なかったです♪

海を眺めつつ、時々温かな風が吹いて気持ち良かったです。



お寺さんもありました(時間がなかったので申し訳なかったですが、入口でお礼を
申し上げました)。
ちょうどお昼どき…ランチで訪ねたのは…

細い小道を入った先の…こちら、わた家さんです。

田舎のおばあちゃんのおうちに帰ってきたような気持ちになります😊

振り返って入口を…縁側みたいでした♪

いやぁ…結構歩いたぁー。お腹が空きました。おばさまがおふたり、厨房におられまし
た。「いらっしゃいませー」と明るく迎えていただきました😊

何にしようかなー。はい、注文したのは…。

こちら、サービスランチ。お値段800円。肉じゃが、かぼちゃの天ぷらなどなど…
手作り感満載の素敵なお料理でした。味噌汁の魚の出汁がとても美味しかったです。

店内に棚田の写真がありました。祝島には「平さんの石積棚田」という棚田があります
親子3代に渡って30年かけて傾斜地に石垣を積んで作った棚田です。石段は7段、
高低差は最大50メートルになるとか。訪ねてみたかったのですが、集落から離れて
いるため、今回は時間がなくて…。
(写真で見れてちょっと嬉しい…今はご高齢のため田んぼはやっていないそうです)

お腹いっぱい…さぁ、港へ戻りましょう。集落内の小道を進んで…。


こちらで朝市が開かれることもあるとか…。


振り返って…傾斜地を上手く活用して学校やおうちが建てられていました(おうちを
建てるのも大変なのではないかしら…)。

こんなイベントもあるのですねー。思わずパシャリ♪

街には何件か商店さんがあります。こちらのお店は、この日はお休みでした。



島をぐるっと回ってみたかったですが…またの機会かなぁー😊



島の反対側にも行ってみたいなぁ…。コッコーとはマタタビ科の果実です。さっぱりと
した甘さだとか…。

港まで戻ってきました。結構ぐるりと回れました。

船の待合室に、小学生さんが作った案内ポスターが飾ってありました。1泊したら、
夜は星がきれいだろうなぁ…なんて思いました♪


船は一日3便…なので、なかなか訪ねることができなかったのですよね~。



島を歩いていたときは小雨もパラついたりしたのですが、空が段々と明るくなってき
ました。


港のそばの突堤にて、ぐるっと360度撮ってみました。



正面の小さな建物が船の待合室兼チケット販売所です。まもなく出航の時間です。

船は来た時とそのまま…朝来た船で戻ります。

出航ー♪♪プォープォーと汽笛がなり、桟橋から離れていきます…あぁ、名残惜しけれ…。

おうちがびっしり…傾斜地を上手く利用して暮らしている島なのですね…。

島から離れていきます。来れて良かったです。今日は色々ありがとうございました!

曇り気味でしたので、山頂は一度も見ることができませんでした(登れるのかな…あぁ
でも山の中に色々いそう…ふふふ)

船の後方のデッキに座ることもできますが、船員さんに「座ってもいいですけど、濡れ
ますよー♪」と言われたので、この辺で船内に入りました😊😊

途中、海を眺めたり…うたた寝したり…1時間10分ほどで柳井港に着きました。
高速船はやっぱり速いですねー。

港から歩いて数分で柳井港駅に着きます。ここから今宵の宿、宇野へ向かいます。



柳井港に着いたら、雨が降っていました。雨の港町かしらん~♪♪


駅のホームに明治維新の偉人いろいろ~♪

駅の目の前まで山が迫っていました。あっ、電車来ました!乗りませう~♪

柳井港を出てしばらく走ると、右手に周防大島へ渡る大島大橋が見えてきました。
いやぁ…大きな橋でした。瀬戸内には島へと渡る橋が多いですよね(迫力あります!)


再び、海を眺めながら…時々ウトウト~♪

実は遠くに見えるのは厳島…(上手く撮れなかったー♪)。


柳井港から広島まで在来線で。広島から岡山までは新幹線でワープ!そして、再び在来
線で宇野駅までやってきました。本日はこの街で宿泊です♪

途中から晴れ間が広がり、宇野駅に着いた頃はきれいな空が広がっていました。

この日の晩御飯は宇野駅近くの大阪屋食堂さんにて。瀬戸内国際芸術祭が開催されて
いたからか、外国人観光客さんが凄く多かったです。

今日も歩いておつかれ気味…喝を入れるということで♪

かつ丼さん、めちゃめちゃ濃厚なお味…美味しかったです(昔ながらの街食堂さんとい
う雰囲気でした…外人さんが多くて店内撮れなかったわ~)。

食後に宇野駅の前を通って、日帰り温泉のたまの湯さんに寄った後…。

お宿のお部屋で乾杯~♪ お共のタンさんとともに…。

ちょこっとほろ酔い~♪ 本日もよく歩いたー!おつかれさまでしたー!!
小さな島を訪ねるのも良いですね(ちょっとマニアックだったかもしれませんが…)。
写真がたくさんとなりましたので、今回はここまでにしたいと思います。
九州から少しずつ東京に近づきつつ…翌日は宇野から瀬戸内の島を更に訪ねて、
おうちへ帰りました。続きの話はまた次回に…。
写真も多かったですが最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今日も旅の思い出を…瀬戸内の祝島を訪ねた日を振り返った一日となりました。
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!