その場所に行くと、ほっとする・・・
癒しになる・・・心が穏やかになる。
そんな場所を誰しもお持ちかと思います。
私はそのような場所を「心のふるさと」と呼んでいます。
疲れたときにちょっと出かけて行って、のんびりして、リフレッシュする。
そこにいるだけで幸せな気持ちになれる。
そのような場所は必要ではないでしょうか。
これまで旅を重ねてきて、私はそんな心のふるさとを少しずつ増やしてきました。
再び訪ねるには遠すぎても、写真や動画を見て、その時の思い出を懐かしむ・・・
それだけでも癒しになるし、幸せな気持ちになれる。
今、このような世の中になって、なかなか外出しづらくなったから、なおのこと。
大切な場所になりつつあります。
心のふるさとの中でも一番付き合いが長いのが、駿河湾です。
ここです。
駿河湾と言っても、場所はひとつ。
東海道線の「原」駅から歩いて、6分ほどの海辺です。
沼津から続く千本松原がちょうど尽きるあたり。
海水浴場でもありません。
ただただ海が広がっています。
もう30年以上も前の学生の頃なのですが、城めぐりしたときに偶然出会いました。
原駅の北方に「興国寺城」という城跡があります。
今では小さな、小さな丘ですが、堀割りも少し残っていたりします。
この興国寺城、知る人ぞ知る、戦国初期に活躍した北条早雲が最初に持った城と言わ
れています。
興国寺城跡を見た後、原駅近くでからあげ弁当を買ったんですが(なぜか、そのときの
からあげが激旨で今でも覚えています)浜辺で食べよ~と思って、海岸へ出たんですね
すると、
広がる砂浜
誰もいない海
目の前に広がる水平線
ざざーんと打ち寄せる波
振り返ると富士山が目の前に
という風景に、もう大歓喜! ぞっこん(あ、古い言い方かも…)
それ以来、この浜辺でのんびりすることが多くなりました。
多い時にはひと月に1回ぐらいの頻度で通っていたこともあります。
最近はそこまでの頻度ではなくなりましたが、悩み事があったり、ちょっと疲れたなぁ
というときに、ふらっと訪ねて、浜辺でぼーーとしています。
私の”心のふるさと”なのです。
原駅のとなりに片浜という駅があるのですが、駅から歩いて5分ほどのところに、
沼津魚がし鮨「片浜店」があります。
最近、浜に寄るときは、ここでランチをいただくことが多いです。
沼津魚がし鮨はチェーン店なんですが、他の店舗は観光客をターゲットにしていて、
正直言ってあんまり美味しくないのですが、この片浜店は違います。
というのも、ターゲットを地元客に絞っているので(実際、沼津市街から離れている
ので、観光客なんて来ませんので)、ネタの大きさ、シャリの量、もちろん鮮度やお味
もすばらしいのです~~満足できますよ。
いつも最初は熱燗から入ります。
あとはひたすらお寿司を。
お寿司屋さんがセリの権利を持っているそうで、その日沼津港にあがった新鮮なネタを
提供してくれます。
おみやげにかさごのから揚げを売っていたりして、面白いお店です。
店員さんも明るく、丁寧な接客ですよ。
だから昼時はお客さんでいつもいっぱい・・・
時間帯では入口で待つこともザラです。
HPはこちらからどうぞ。
今日はこんなところで。。
しばらく旅には行けそうにもないから(それどころではないですよね~涙)、
昔懐かし、旅の思い出を綴ってまいろうかと思っております。
では!!
最後までご覧いただきありがとうございます! お礼申し上げます!!
最後に⭐マークをぼちっと押していただけたらうれしいです。。。