げんさんのほげほげ日記

その日に感じたことや、これまで考え続けてきたことなどを 徒然なるままに綴っております(雑話的なブログです)。 好きな読書を通じた、こんな本もありますよ~といった紹介や、 これまでの旅の思い出などにも触れていけたらな、と思っています。 (ブログの機能なども日々勉強中!)

日本の端っこに行ってみたいです!(日本最西端、与那国島と普天間・首里城を訪ねて~旅の思い出その6~)

f:id:genta-san:20200524020716j:plain

日本最西端となる与那国島、西崎(いりざき)にある「日本最西端の碑」

今週のお題「遠くへ行きたい」 

 

日本の端っこはどこ?

日本の一番端っこに行ってみたいです。

では東西南北、日本の端っこはどこでしょうか?

答えは・・・

①最北端:択捉島・カモイワッカ岬

    (北海道蘂取郡蘂取村 北緯45度33分28秒 東経148度45分14秒)

②最東端:南鳥島・坂本崎

    (東京都小笠原村 北緯24度16分59秒 東経153度59分12秒)

③最南端:沖ノ鳥島・北小島

    (東京都小笠原村 北緯20度25分30.6585秒 東経136度4分11.1766秒 )

④最西端:与那国島・トゥイシ(西崎(いりざき)の近く)

    (沖縄県八重山郡与那国町 北緯24度27分05秒 東経122度55分57秒)

 

そうなんです。

普通の人が行けるのは④の与那国島だけです。

(厳密に言うと、④のトゥイシは岩礁なので、西崎から見ることしかできない‥) 

①は北方領土だから、今は行けないし。

②は自衛隊気象庁、工事関係者しか行けないです。

③はご存じのとおり、民間人はまず行けません。

 

河川敷や浜辺、岬めぐりとか、眺めのよいところで、ぼぉ~とするのが好きなワタクシ

日本の端っこには、昔から行ってみたい~と思っていました。

特に行きたいのは②の南鳥島と④の与那国島でした。

 

意外と知られていないのが南鳥島で、”南”という名前ですが、遥か東の海上にある島

です。このあたりです↓

 

与那国島那覇普天間首里城を訪ねて…

念願叶って、少し前になりますが、平成27年に与那国島へ行くことができました。

当時、大阪に住んでいましたので、神戸から那覇へ飛び、その後与那国島へ行きました

那覇にも寄りました。普天間基地と火災に遭ってしまった首里城(悲しいことです)も

訪ねましたので、ご紹介したいと思います。

(昔作った資料なんですが‥‥お茶受け代わりにご覧いただけたら~)

・・・ここから・・・

f:id:genta-san:20200524020337j:plain

与那国島の「久部良」の集落。日本で一番西にある集落になります。

西崎灯台がある高台から街を撮影しました。

 

1日目 神戸⇒那覇普天間那覇

f:id:genta-san:20200524020342j:plain

神戸から那覇へは朝一番のソラシドエアで向かいました。

飛び立つときは眼下に明石海峡が。その後は雲海がずーーと続いていました。

f:id:genta-san:20200524020346j:plain

那覇空港から向かったのは嘉数高台公園

嘉数高台公園には展望台があって、そこから普天間基地を俯瞰することができます。

展望台のすぐ上を、オスプレイが飛ぶので、カメラマニアの聖地になっています。

公園へは那覇空港からモノレール「ゆいレール」に乗って20分、「古島駅」下車。

バスで移動となりますが、時間が惜しかったのでタクシーで公園へ向かいました。

(1,700円ぐらいでした)

f:id:genta-san:20200524020350j:plain

展望台からはこんな感じで普天間基地が正面に見えます。

写真よりも、実際はもっとリアルに見れますよ。

輸送機やオスプレイ、結構飛んでます(さすが米軍の最前線基地です)

f:id:genta-san:20200524020355j:plain

展望台にはいろいろな案内看板があって、参考になります。

f:id:genta-san:20200524020400j:plain

高台からは遠くに宜野湾も望めます。

展望台周辺は嘉数高地と呼ばれ、激戦の地でした。往時の戦闘写真の案内もありました

嘉数高台公園の紹介はこちらもどうぞ~

www.odnsym.com

f:id:genta-san:20200524020407j:plain

f:id:genta-san:20200524020411j:plain

f:id:genta-san:20200524020415j:plain

f:id:genta-san:20200524020420j:plain

古島駅の改札口前に、沖縄北部、中部、南部の観光地の案内がありました。

沖縄は離島に行ってばかりで、本島内は旅したことがありませんでした。

(今回の普天間が初めて‥‥北部のやんばる地方にも行ってみたいですね)

宿は、おもろまち駅前の東横INNでした(次の日は朝早いですから、駅近で!)

 

2日目 那覇与那国島、島内観光、与那国泊

f:id:genta-san:20200524020423j:plain

那覇から与那国島へ行く直行便が一日1往復あります。

見てのとおり、小型のプロペラ機ですので、シーズンではすぐ満席となってしまいます

石垣を経由しないので、とても楽です。

那覇から1時間ほど、西表島が見えてきたら、まもなく到着です。

与那国島は別名「どなん(渡難)」と言われるだけあって、天候が不安定。

風が強い土地柄でもありますので、欠航することもあります。

 

空港そばに最西端観光さんの事務所があって、そこでレンタバイクを借りました。

(現在はレンタカーのサービスだけだそうです。祖納地区のホンダレンタカーさんなど

 数社、レンタバイクのサービスをしている会社があります)

与那国島は風が強い土地です。坂もアップダウンがきついです。バイクなら2時間もあれば、

島内を一周できます。自転車好き!という方以外は、レンタバイクかレンタカーを

お薦めします。

(島内のバスはあるにはありますが、離島お決まりの話で便数ありません)

自転車はパワーを使いますよ~きっと(軟弱なワタクシにはとうていムリ~汗)

f:id:genta-san:20200524020431j:plain

あちこちに放し飼い?野生かな?与那国馬の群れがいっぱいいます。

すぐそばで見ることができますよ。

f:id:genta-san:20200524020141j:plain

島にはサンニヌ岩や軍艦岩など、特徴的な岩が多いです。

ダイバーには有名な海底遺跡など、断崖絶壁に立つ島ですので、本土ではなかなか見れ

ない絶景が続きます。

むか~し、吉岡秀隆さんが主演したドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影に使った建物も

比川集落に残っています(お金取る!っていうんで、なんでやね~ん!と、中には

入らず~汗)。

f:id:genta-san:20200524020146j:plain

日本で一番西にある岬「西崎(いりざき、と読みます)」

そのそばに「最西端之地」と記された碑があります。

与那国島の観光案内のパンフレットには必ず出ていますよね。

f:id:genta-san:20200524020149j:plain

西崎からの眺め。曇っていたので、台湾は見えませんでした。

冬?など、年に何度か、くっきりと台湾が望めるそうです(見たかったなーー)

空港内のレストラン(美味しいです!)に台湾が写っている写真が飾ってあります。

f:id:genta-san:20200524020154j:plain

冒頭にもご紹介しました久部良集落です。かじきまぐろの船がいっぱいいます。

日本の一番西に来たんだーーと、ちょっと感動しました!

f:id:genta-san:20200524020158j:plain

西崎の高台にある展望台の床に、こんなタイルが敷かれていました。

与那国島からだと、台湾も石垣島もあまり距離に差はないんですね~。

f:id:genta-san:20200524020202j:plain

最西端の碑は、こんな感じでひとり静かに佇んでいます。

パンフレットですと、拡大した写真しか紹介されませんもんね。

f:id:genta-san:20200524020207j:plain

画像の中では「東崎」とありますが、すみません「西崎」の間違いです(汗)。

高台に見える展望台から、先ほど久部良集落の写真をご紹介しました。

昼だけ営業ですが、港に「海人食堂」がありまして、お安い価格でかじきまぐろなど

新鮮なおさかな定食がいただけます(店のおばちゃんが明るかった‥記憶が‥)

写真の刺身定食は800円でした。お店はこんな感じでした。

retty.me

f:id:genta-san:20200524020211j:plain

バイクでどんどん島内を巡ります。

風がとても強い日で、転倒するのが怖くて、バイクもスピードが出せないほど強い風でした。

ですので、海も白波が高かったです。

f:id:genta-san:20200524020215j:plain

祖納集落に「ティンダバナ」と呼ばれる断崖があります。

県の指定名跡にもなっています。

f:id:genta-san:20200524020220j:plain

f:id:genta-san:20200524020225j:plain

ティンダバナは登ることができます。

このように通路となっており、祖納集落を一望できる絶景スポットとなっています。

f:id:genta-san:20200524020230j:plain

こちらはお世話になったお宿「てぃだん」。てぃだんとは太陽を意味するそうです。

ワタクシが泊まったのはこちら、素泊まり1泊5,000円の個室です。

相部屋ですと、素泊まり3,000円です。

1階に居酒屋「まるてぃ」がありますので、食事には困りません。

島外から来られたご夫婦が居酒屋をされています。

てぃだんさんのHPはこちらです

www.yonakuni.net

f:id:genta-san:20200524020427j:plain

島の最東端、東崎(あがりざき)にやってきました。風が強くて立ってるのがやっと…

周りに誰もおらず(助けてくれる人いない!)、なんかあったら洒落にならないので、

ゆっくりゆっくり歩きました!

 

3日目 与那国島那覇首里城、神戸へ

f:id:genta-san:20200524020240j:plain

翌朝、6時前に起きて島内を再度一周しました。宿の近くの商店が営業してて、

ビックリ!さすが、港町です(巨大おにぎり買いました)

f:id:genta-san:20200524020244j:plain

日が昇ってきました。那覇行きの便は11時半発。名残惜しいです。

f:id:genta-san:20200524020247j:plain

再びプロペラ機で那覇へ戻ります。離陸後、眼下に東崎が見えたときは感動して

思わず、ほろっと涙出ました…‥

与那国へは那覇か、石垣島からの飛行機で行くことになります。石垣島から与那国島

久部良へ行く船もありますが、週2便ということと、ゲロゲロ船と言われるぐらい揺れ

ると言われているので、あまりお勧めしません…‥

f:id:genta-san:20200524020251j:plain

首里城が燃えたと聞いたときは、うそやろ~と絶句しました。残念なことです。大変だ

とは思いますが、再建を願っております。

f:id:genta-san:20200524020256j:plain

中庭を始め、中はじっくり見学できました

f:id:genta-san:20200524020300j:plain

縁側から街を一望できます。いい眺めでありました。

f:id:genta-san:20200524020311j:plain

王様が謁見する際は、裏階段から降りてくる…ということで。日本と中国では、使者へ

の謁見スタイルも異なるのだそうです。写真のようなミニチュアが飾ってありました

(琉球王朝流の気配りでありましょう‥‥)

f:id:genta-san:20200524020315j:plain

火災後、今はどうなっているのか、気になります

f:id:genta-san:20200524020319j:plain

首里城のそばに静かな園庭がありました。

f:id:genta-san:20200524020324j:plain

本当に偶然だったのですが、訪ねた日は琉球王朝祭りの日でした。長い行列と音楽。

出店もいっぱい。そばにいる人に聞いたら、当時の装束を着ているよ~と言ってました

f:id:genta-san:20200524020328j:plain

行列を見送った後、那覇空港に戻り、神戸空港へ。

あっという間の二泊三日の旅でした。

楽しい旅というのは時間が経つのが早いんですよね~

・・・ここまで・・・

 

さて、今後は?? 

最北端と最南端は難しいかなぁ~。

クルーズ船に乗れば、硫黄島あたりには行けそうですが、さすがにそこから沖ノ鳥島

はちょっと無理だろうなぁ~(そもそも近づけないはず)。

最北端も魅力的なんですけどねーー 

プーチンは決して領土を手放すわけないですもんね。

ああ、つくづくエリツィンの時がチャンスだったかも‥‥残念!

 

海外で行ってみたい端っこは?

うーん、いっぱいありすぎて困る‥‥まずは南極かな。南米から渡ってみたいです。

 

では宇宙は??

いっぱいあるけど‥‥

月、火星、木星を間近で見てみたいっ!

月は可能性はあるかもしれないけれど、火星木星は生きてる間は無理かなーー。

火星や木星が地球に近づいてきてくれたら、見れるかもしれないけれど、

それはそれでシャレにならんことになるし‥‥!

 

今日はそんなひとりごとでした~~ 

ではでは!

最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!  

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村