今週のお題「遠くへ行きたい」
日本の端っこはどこ?
日本の一番端っこに行ってみたいです。
では東西南北、日本の端っこはどこでしょうか?
答えは・・・
①最北端:択捉島・カモイワッカ岬
(北海道蘂取郡蘂取村 北緯45度33分28秒 東経148度45分14秒)
②最東端:南鳥島・坂本崎
(東京都小笠原村 北緯24度16分59秒 東経153度59分12秒)
③最南端:沖ノ鳥島・北小島
(東京都小笠原村 北緯20度25分30.6585秒 東経136度4分11.1766秒 )
④最西端:与那国島・トゥイシ(西崎(いりざき)の近く)
(沖縄県八重山郡与那国町 北緯24度27分05秒 東経122度55分57秒)
そうなんです。
普通の人が行けるのは④の与那国島だけです。
(厳密に言うと、④のトゥイシは岩礁なので、西崎から見ることしかできない‥)
①は北方領土だから、今は行けないし。
③はご存じのとおり、民間人はまず行けません。
河川敷や浜辺、岬めぐりとか、眺めのよいところで、ぼぉ~とするのが好きなワタクシ
日本の端っこには、昔から行ってみたい~と思っていました。
意外と知られていないのが南鳥島で、”南”という名前ですが、遥か東の海上にある島
です。このあたりです↓
念願叶って、少し前になりますが、平成27年に与那国島へ行くことができました。
当時、大阪に住んでいましたので、神戸から那覇へ飛び、その後与那国島へ行きました
那覇にも寄りました。普天間基地と火災に遭ってしまった首里城(悲しいことです)も
訪ねましたので、ご紹介したいと思います。
(昔作った資料なんですが‥‥お茶受け代わりにご覧いただけたら~)
・・・ここから・・・
与那国島の「久部良」の集落。日本で一番西にある集落になります。
西崎灯台がある高台から街を撮影しました。
神戸から那覇へは朝一番のソラシドエアで向かいました。
飛び立つときは眼下に明石海峡が。その後は雲海がずーーと続いていました。
那覇空港から向かったのは嘉数高台公園
嘉数高台公園には展望台があって、そこから普天間基地を俯瞰することができます。
展望台のすぐ上を、オスプレイが飛ぶので、カメラマニアの聖地になっています。
公園へは那覇空港からモノレール「ゆいレール」に乗って20分、「古島駅」下車。
バスで移動となりますが、時間が惜しかったのでタクシーで公園へ向かいました。
(1,700円ぐらいでした)
展望台からはこんな感じで普天間基地が正面に見えます。
写真よりも、実際はもっとリアルに見れますよ。
輸送機やオスプレイ、結構飛んでます(さすが米軍の最前線基地です)
展望台にはいろいろな案内看板があって、参考になります。
高台からは遠くに宜野湾も望めます。
展望台周辺は嘉数高地と呼ばれ、激戦の地でした。往時の戦闘写真の案内もありました
嘉数高台公園の紹介はこちらもどうぞ~
古島駅の改札口前に、沖縄北部、中部、南部の観光地の案内がありました。
沖縄は離島に行ってばかりで、本島内は旅したことがありませんでした。
(今回の普天間が初めて‥‥北部のやんばる地方にも行ってみたいですね)
宿は、おもろまち駅前の東横INNでした(次の日は朝早いですから、駅近で!)
見てのとおり、小型のプロペラ機ですので、シーズンではすぐ満席となってしまいます
石垣を経由しないので、とても楽です。
那覇から1時間ほど、西表島が見えてきたら、まもなく到着です。
与那国島は別名「どなん(渡難)」と言われるだけあって、天候が不安定。
風が強い土地柄でもありますので、欠航することもあります。
空港そばに最西端観光さんの事務所があって、そこでレンタバイクを借りました。
(現在はレンタカーのサービスだけだそうです。祖納地区のホンダレンタカーさんなど
数社、レンタバイクのサービスをしている会社があります)
与那国島は風が強い土地です。坂もアップダウンがきついです。バイクなら2時間もあれば、
島内を一周できます。自転車好き!という方以外は、レンタバイクかレンタカーを
お薦めします。
(島内のバスはあるにはありますが、離島お決まりの話で便数ありません)
自転車はパワーを使いますよ~きっと(軟弱なワタクシにはとうていムリ~汗)
あちこちに放し飼い?野生かな?与那国馬の群れがいっぱいいます。
すぐそばで見ることができますよ。
島にはサンニヌ岩や軍艦岩など、特徴的な岩が多いです。
ダイバーには有名な海底遺跡など、断崖絶壁に立つ島ですので、本土ではなかなか見れ
ない絶景が続きます。
むか~し、吉岡秀隆さんが主演したドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影に使った建物も
比川集落に残っています(お金取る!っていうんで、なんでやね~ん!と、中には
入らず~汗)。
日本で一番西にある岬「西崎(いりざき、と読みます)」
そのそばに「最西端之地」と記された碑があります。
与那国島の観光案内のパンフレットには必ず出ていますよね。
西崎からの眺め。曇っていたので、台湾は見えませんでした。
冬?など、年に何度か、くっきりと台湾が望めるそうです(見たかったなーー)
空港内のレストラン(美味しいです!)に台湾が写っている写真が飾ってあります。
冒頭にもご紹介しました久部良集落です。かじきまぐろの船がいっぱいいます。
日本の一番西に来たんだーーと、ちょっと感動しました!
西崎の高台にある展望台の床に、こんなタイルが敷かれていました。
与那国島からだと、台湾も石垣島もあまり距離に差はないんですね~。
最西端の碑は、こんな感じでひとり静かに佇んでいます。
パンフレットですと、拡大した写真しか紹介されませんもんね。
画像の中では「東崎」とありますが、すみません「西崎」の間違いです(汗)。
高台に見える展望台から、先ほど久部良集落の写真をご紹介しました。
昼だけ営業ですが、港に「海人食堂」がありまして、お安い価格でかじきまぐろなど
新鮮なおさかな定食がいただけます(店のおばちゃんが明るかった‥記憶が‥)
写真の刺身定食は800円でした。お店はこんな感じでした。
バイクでどんどん島内を巡ります。
風がとても強い日で、転倒するのが怖くて、バイクもスピードが出せないほど強い風でした。
ですので、海も白波が高かったです。
祖納集落に「ティンダバナ」と呼ばれる断崖があります。
県の指定名跡にもなっています。
ティンダバナは登ることができます。
このように通路となっており、祖納集落を一望できる絶景スポットとなっています。
こちらはお世話になったお宿「てぃだん」。てぃだんとは太陽を意味するそうです。
ワタクシが泊まったのはこちら、素泊まり1泊5,000円の個室です。
相部屋ですと、素泊まり3,000円です。
1階に居酒屋「まるてぃ」がありますので、食事には困りません。
島外から来られたご夫婦が居酒屋をされています。
てぃだんさんのHPはこちらです
島の最東端、東崎(あがりざき)にやってきました。風が強くて立ってるのがやっと…
周りに誰もおらず(助けてくれる人いない!)、なんかあったら洒落にならないので、
ゆっくりゆっくり歩きました!
翌朝、6時前に起きて島内を再度一周しました。宿の近くの商店が営業してて、
ビックリ!さすが、港町です(巨大おにぎり買いました)
日が昇ってきました。那覇行きの便は11時半発。名残惜しいです。
再びプロペラ機で那覇へ戻ります。離陸後、眼下に東崎が見えたときは感動して
思わず、ほろっと涙出ました…‥
与那国へは那覇か、石垣島からの飛行機で行くことになります。石垣島から与那国島の
久部良へ行く船もありますが、週2便ということと、ゲロゲロ船と言われるぐらい揺れ
ると言われているので、あまりお勧めしません…‥
首里城が燃えたと聞いたときは、うそやろ~と絶句しました。残念なことです。大変だ
とは思いますが、再建を願っております。
中庭を始め、中はじっくり見学できました
縁側から街を一望できます。いい眺めでありました。
王様が謁見する際は、裏階段から降りてくる…ということで。日本と中国では、使者へ
の謁見スタイルも異なるのだそうです。写真のようなミニチュアが飾ってありました
(琉球王朝流の気配りでありましょう‥‥)
火災後、今はどうなっているのか、気になります
首里城のそばに静かな園庭がありました。
本当に偶然だったのですが、訪ねた日は琉球王朝祭りの日でした。長い行列と音楽。
出店もいっぱい。そばにいる人に聞いたら、当時の装束を着ているよ~と言ってました
あっという間の二泊三日の旅でした。
楽しい旅というのは時間が経つのが早いんですよね~
・・・ここまで・・・
さて、今後は??
最北端と最南端は難しいかなぁ~。
クルーズ船に乗れば、硫黄島あたりには行けそうですが、さすがにそこから沖ノ鳥島
はちょっと無理だろうなぁ~(そもそも近づけないはず)。
最北端も魅力的なんですけどねーー
プーチンは決して領土を手放すわけないですもんね。
ああ、つくづくエリツィンの時がチャンスだったかも‥‥残念!
海外で行ってみたい端っこは?
うーん、いっぱいありすぎて困る‥‥まずは南極かな。南米から渡ってみたいです。
では宇宙は??
いっぱいあるけど‥‥
月、火星、木星を間近で見てみたいっ!
月は可能性はあるかもしれないけれど、火星木星は生きてる間は無理かなーー。
火星や木星が地球に近づいてきてくれたら、見れるかもしれないけれど、
それはそれでシャレにならんことになるし‥‥!
今日はそんなひとりごとでした~~
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!