今日の東京は曇りのち晴れ。
気温も20度を超えて、温かな日和でありました。
道路には散った桜の花びらをよく見かけるようになりました。
この土日はお花見に出かけた方も多いのではないでしょうか。
(日常が戻って来て…いいことですよねー♪)
ワタクシの乾電池が切れたのか、この土日は身体が動かず、
おうちの布団でモゾモゾしておりました。
季節の変わり目、今年は急に暖かくなりましたから、
無茶しちゃダメだぞー!とお天道さまがささやいてくれているのかもしれません。
(あ、ぐーたらしたい言い訳ですかな…ふふふ😊)
まさに春眠暁を覚えず…
朝起きても動けず、うたた寝…また起きてしばらくしたらスピースピー。
「昼はまだか?」という息子さんの声掛けが起きるタイミングのような
土日でありました(あはは~♪)。
昨日から今日にかけて、森下典子さんの「日日是好日」を読んでおりました。
エッセイストとしてご活躍の森下さん、平成20年に新潮文庫より出版されました。
文庫本は布団に転がりながら読むのには最適ですね。
森下さんが長年続けられているお茶、先生との交流を深めた日々を綴っています。
以前、映画化もされましたね。
お茶は一見堅苦しく、とっつきにくく見えますが、意外と身近でふらっと
楽しめるものだったりします。
森下さん、お父さんを急に亡くされたそうです。
来週会おうな…と言われていて、森下さんが訪ねる前日、急に倒れられ、3日間の
看病も空しく亡くなられたと…。
それを森下さんは一期一会という言葉に重ねて、次のように紹介していました。
父はよく、酒を呑むと、家族に向かって、
「わしは、死ぬ時は、桜の花のようにぱっと散りたい」
と言っていた。いつも芝居がかったことを言う人だったから、私も母も弟も、
「また言ってる」
と、笑って聞いていたけれど、父の葬式の日、本当にお芝居のフィナーレみたいに、
桜がはらはらと舞っていた。火葬場まで来てくれた先生が、
「典子ちゃん、桜が悲しい思い出になっちゃったね」
と、つぶやき、私は、
「ほんとに、パッと行っちゃった…」
と、灰色の煙を見ていた。
人生に起こるできごとは、いつでも「突然」だった。昔も今も……。
もしも、前もってわかっていたとしても、人は、本当にそうなるまで、何も心の準備
なんかできないのだ。結局は、初めての感情に触れてうろたえ、悲しむことしかでき
ない。そして、そうなって初めて、自分が失ったものは何だったかに気づくのだ。
でも、いったい、他のどんな生き方ができるだろう?いつだって、本当にそうなる
まで、心の準備なんかできず、そして、あとは時間をかけて少しずつ、その悲しみ
に慣れていくしかない人間に……。
だからこそ、私は強く強く思う。
会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わな
ければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、
分かち合おう。
幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、
人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。
だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。
一期一会とは、そういうことなんだ……。
他にも季節の移り変わり、自然との触れ方…などなど素敵なお話がいっぱいでした。
⇒あまり内容を紹介すると怒られそうですので…おひとつだけで何卒お許しください…
時間の合間に気軽に読める本です。図書館にも置いてあるかと思いますので、
ほっと一息つきたいときにいかがですか?
そう言えば昔、事務所に茶道具を持ち込んで、我流で!お茶を立てていたことが
ありました。抹茶をいただくと、何だかホッとして心が落ち着いた記憶があります。
しばらくお茶を立てていないので、またいただいてみようかな…そう思いました。
茶は心ですからなぁ…(なんちゃって!)
今晩は焼きそばでも作ろうかな…。
キャベツ、にんじん、たまねぎをいっぱい入れて…もやしも入れちゃおう!
茄子の味噌汁でも添えて…あ、ニラも入れようっと♪
4月に入って、新年度。事務所も新しい年度がスタートします。
今週もバタバタするかな?
季節の変わり目、早寝早起きして崩しがちなリズムを整えないといけないですね😊
今日はおうちでごろごろ…のんびり読んだ本をちょこっとご紹介した一日でした。
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!