

今週のお題 「会いたい人」
ベランダのブルーベリーの実も膨らんできました。
少しピンクがかった実もできてきて、ちょっと楽しみ。
昔、ブルーベリーの鉢が置いてある場所で、カメを2匹飼っていました。
ひとりはクサガメ、もうひとりは小さなミドリガメ(アカミミガメですね!)。
2匹とも当時小学生だった息子たちがとってきたもの。
クサガメは岡山の実家へ帰省したときに、ある日、長男が「わー見て!見て!カメ!」
とうれしそうに持ってきました。田んぼのそばの道路で見つけたみたい。
それ以来のお付き合い。
ミドリガメは次男が千葉の柏にある手賀沼のそばの小川で網で採ったもの。
フナやドジョウを採ってたところにカメがいたので、大歓喜!!
家の中で飼うと臭いがどうしても出るので、ベランダで。
衣装ケースをひとつ。石を置いて日光浴の場所も。
家で飼うと、どうしてもカメの甲羅に藻が生えてくるんですよね~。。
散歩させたり、日光浴もしたりするんですけど、男性のヒゲのように生えてくる。
はぶらしでこすっても生えてくる。
甲羅に藻の菌?みたいなものがしっかりついちゃって、甲羅の一部になっていきます。
最後は藻だらけになるので、みんなで”藻ガメ”が~って言ってました。
(時々、わんちゃんみたいにブラッシングして、藻は取ってましたが。全部は取れず)
3年ほどでしょうか、飼っていたのは。
冬も水を多めに張ると、首を出さなくても活動を抑えれば呼吸ができるようで、
水の底でじぃ~として春まで待ちます。
そうして2匹とも冬を乗り切りました。
(東京も氷張ったりして寒い日もあったんですけどね。野生育ちだからでしょうね)
家族のようなもので、息子ふたりも大切に育てていました。
私が大阪で単身赴任してるときも、バケツに入れてもってきましたもん。
新幹線にカメが入ったバケツを持って乗る子供・・・結構微笑ましい光景かも♪
カメはみんなミミズが大好き。
ぱくついて、食いちぎって、結構ワイルドです。
今日、事務所近くの公園を散歩していたら、大きなドバミミズがいました。
こんなミミズも食いちぎって、うまそうに食べたりします。
さすがに中学生になると学校が忙しくなりました。
どうするね?って相談した結果、
カメちゃんをそれぞれのふるさとの川へ帰そう!ということになりました
(ほんとうはいけないことかもしれないけれど・・・低頭)
でも野生児だったから、あんまり懐かなかったし(懐くカメも多いんですけどね。
店で売っているカメとは違うからか?)、ふるさとだから何とかやっていけるんじゃない?
ということで、岡山&柏の実家へ帰省するタイミングでカメちゃんも帰省していただき
ました・・・。
川へ帰すときは、結構愛着あったから、寂しげな表情だった息子ふたり。
ワタクシも小学生の頃、カメを飼っていたので、なんとなく気持ちわかります。
(私の場合、土に潜らせて冬眠させたせいか、水分足りなくてミイラにしてしまいまし
たが・・・すまん、カメよ!)
子供のころに、”命の大切さ”に触れることは大切なことだと思います。
今でもワタクシ、(お亡くなりになった)カメのことを思い出したりしますし。
ふたりの記憶のどこかにも残ってくれていたら、うれしいな。。。
翌年、岡山へ帰省した時に、カメを返した河原へ行ったら、なんと少し大きくなった
カメを見つけたんです。しかもそのカメ、甲羅に藻がいっぱい生えてて!!
「あれっ、このカメ、あんたの藻ガメじゃない?」
「おおーー藻が多い、そうかも!」と妙にはしゃぐ息子。
けだるい表情で、「構わないでくれる~」と語りかける表情はあのクサガメそっくり!
きっとそうかもね~と(笑)。
その後、岡山のその川は西日本豪雨の時に決壊しました。
(実家は床上浸水してしまって、えらい大変でした・・・)
あのカメ無事かなぁ~なんて息子ふたりと話したり。
思い出いっぱい。家族の一員だったカメちゃんたち。
小さなミドリガメも無事なら、もう何年も経ったから、大きなミドリガメになっている
ことでしょうね~~。カメは長生きだし。
岡山&柏の川に行って、カメを見かけたら、あー久しぶり~と言ってしまうかも
午後のちょっとしたひとりごとでした。
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!