げんさんのほげほげ日記

その日に感じたことや、これまで考え続けてきたことなどを 徒然なるままに綴っております(雑話的なブログです)。 好きな読書を通じた、こんな本もありますよ~といった紹介や、 これまでの旅の思い出などにも触れていけたらな、と思っています。 (ブログの機能なども日々勉強中!)

本を読んで、ゴロゴロした一日でした♪♪(枡野俊明さん「ゆったり生きる「踊り場」の見つけ方)

f:id:genta-san:20201017213946j:plain

とある緑道の朝。今日は一日、冷たい雨でしたね・・・

今日は、寒かったですね・・・

朝9時に起きた後、図書館から借りて、返却期限が切れていた本があったのに気づき、

図書館へ本を返しに行きました。

 

冷たい雨が傘にバチバチとあたって、風もびゅぅ~と冷たく、「あ、もうダメ!」と

本を返した後、早々に帰宅しました(さぶさぶぅ…)。

部屋でお茶を飲んで、ちょっとひと息…やっと身体が温まりました。

(本を返すの、明日でも良かったかも)

f:id:genta-san:20200807122856j:plain

お昼は、野菜入りのうどんを。栄養も摂れるし、身体も温まります。

その後、先週見れなかった大河ドラマ麒麟がくる」の再放送を見ました。

(先週は、同じ時間帯の「逃走中」を見ていたので…えへへ♪)

最近、帰蝶さん見ないなぁ。久々に川口春奈さんの演技が見たくなりました。

いろいろありましたけど、川口帰蝶さんで良かったようにワタクシは思っています。

駒さんは今日も大活躍…サブヒロインとお聞きしましたが、

今回は、なんか大河ドラマ「お駒さん」みたいでしたな(あはは~)。

池端俊策さんは、市井の人を描くのが好きだからなぁ~(昔の太平記もそうだったし)

 

そんなことを想っていたら、急に睡魔が!!

そそくさとふとんへ移動します。

ふとんに横になりながら、寝たり、本を読んだり、また寝たり・・・

あー、ぐーたらですね。

今日は寒いので、ホント、ふとんから出られません。

本日読んでいた本はこちらです。

枡野俊明さん「ゆったり生きる「踊り場」の見つけ方(青春出版社2013年)」

f:id:genta-san:20201017214229j:plain

枡野さんの本職はお坊さんですが、禅の本を色々書いたり、庭園の作庭をなされたり、

大学で教鞭を取ったり…と、禅の世界をわかりやすく広めようと努力なされている方。

これまでも多くの書籍を出されています。

以前に読んだ本なのですが、今日は、印象に残った個所を再読していました。

(うとうとしながら…ですが。あぁ、座禅からは程遠い世界…爆)

今日は、少し印象に残った個所をご紹介したいと思います。

 

P50「踊り場を自分でつくる」

私は立ち止まるということも必要だと思っています。

階段には必ず踊り場があります。

その踊り場でひと息つくから、長く続く階段も上りきることができるのです。

「一日一止」という言葉があります。一日に一度、立ち止まりなさい、ということです

が、「一」と「止」を組み合わせると「正」しいという字になります。

つまり、生きていくうえで立ち止まることは正しいのだ、とこの言葉は教えています

⇒延々階段ばかり上っていたら、疲れちゃいますよね、確かに…

 時には、ぼぉ~とする時間も必要かも?

 ふとんでごろごろするのもそうかぁーふふふ(正当化!正当化!!)

 

P84「良寛さんの言葉」

「災難に遭う時節には、災難に遭うがよく候」

良寛さんの言葉です。

いやだ、いやだ、といったところで災難はやってきます。

辛い日々も避けることのできない状況としてそこにあるのです。そうであるならば、

あわてず騒がず、それを受け入れるのがいい、と良寛さんはいうのです。

受け入れてみると、辛い日々も決して「耐える」という意味合いだけのものでは

ないことに気づく。

喜びや感動を深めてくれるものでもあるし、何より、そのときのあなたにしかできない

貴重な体験、かけがえのない体験でもあるのです。いつか、必ず、「あの体験があった

から、この苦境もラクラク乗り越えられたのだ」という日がやってきます。

辛い日々から得るものは大きいのです。生きる原動力にじかに結び付いている、と

いってもいいでしょう。

日日是好日」という禅語がありますが、これは、毎日がよい日だなあ、ということで

はないのです。

人生には楽しい日もあれば辛い日もある、喜びにあふれる日もあれば悲しみに沈む日も

ある、幸せを感じる日もあれば怒りをこみあげてくる日もある…

そのどれもが、その人にとっては大切な日であり、人生に欠かすことのできない日なの

だ、というのがこの禅語のいわんとするところなのです。

「そうかぁ、辛い日々も悪くはないか!」そう、その心意気です。

⇒今のこの時期に読んで、じわっーと来ました。

 ちょっと引用が長くなりましたが、長い人生、そんなときもあるよね…と思えたら

 いいなぁ~と感じました(まぁ、なかなかそうもいかんときもありますけどね~♪)

f:id:genta-san:20200705170848j:plain

とある日の青空を一枚♪ 早く見たいな、青空~~♪

P95「スティーブ・ジョブズと禅」

禅の本分は実践にありますから、すぐに行動に移し、一歩踏み出すべきだというのが

原則ですが、それは、現状で精いっぱいやっているという前提があって、はじめて

いえることです。

スティーブ・ジョブズが、曹洞宗の乙川弘文師と出会い、禅の影響を受けたことは

よく知られていますが、そのジョブズのこんな逸話が伝わっています。

彼は、毎朝鏡に向かって、こう問い続けたというのです。

「もし、今日が人生最後の日だとしても、いまからやろうとしていることを

 やるだろうか」

命の期限が今日一日しかないとしたら、何がいちばん大切なのかが見えてくる。そして

そのことに精いっぱい、自分のありったけを尽くそうと思えるのではないでしょうか。

毎日を最後だとして生きる。

禅の考え方に基づいたジョブスのそんな生き方は、深い示唆に富んでいるという気が

します。

⇒ワタクシにとっての理想の人生とは、もしも息を引き取るその時が来たら、薄れつつ

 ある意識の中で「あぁ、いろいろあったけど、楽しかったな。いい人生だったなぁ」

 と思うこと。そんな終わり方だといいなぁ~と、常々思っています。

 だから、いつも楽しみたいのですけど…まぁいろいろありますけどね、世の中…ふふ

 

P164「禅の庭にもう一度行ってみませんか」

龍安寺天龍寺は、もう、前に見てしまっていて…。どこか、他のお庭でおすすめは

 ありませんか?」

「禅の庭」を一度見たら、”一件落着”というわけです。しかし、何度訪ねても、

そのたびに違った風情を見せてくれるのが「禅の庭」なのです。

四季によって「禅の庭」の風景は変わります。まったく同じ時季に訪ねても、

年が違えば「禅の庭」は姿を変えているのです。

きょう眼前にした「禅の庭」と明日その前に立った「禅の庭」も違います。

なぜだと思いますか?

「禅の庭」を見るあなたが、そのときどきで違うからです。

前の年には気づかなかったことが、次の年には気づくのです。新しい発見があるといっ

てもいいでしょう。

「去年見たときには、ぽつんと寂しげに立っている木だとしか思わなかったものが、

 今年見ると、あの一本の木が庭全体から醸し出される静けさの”もと”になっている

 ような気がしてきたなぁ」

それまでとは違った気づき、新しい発見は、日々の新たな心の積み重ねによる心の成長

があったからこそ、成し得たものだとはいえないでしょうか。

その意味では、心の成長を知らせてくれるもの、それが「禅の庭」だといってもいいと

思います。

さまざまな「禅の庭」を駆け足で廻るのも悪くはありませんが、どこか気に入った庭を

見つけ、折々に訪ねて、ゆっくりその前に立ち、自分の成長を知るのも、なかなか素敵

な時間の過ごし方ですよ。

⇒「禅の庭」でなくても自分がお気に入りの、ほっとできる場所でもいいと思いますよ

 ワタクシ、よく荒川の土手に行って、ぼぉ~としていることが多いのですが、

 そのときそのときで見える風景は異なりますし、なんとなく、見える風景、空や山や

 川といった、自然の方から語り掛けてくれる言葉も都度違うもののような気がします

 (あー、妄想の世界ですな…あはは♪)

f:id:genta-san:20201018000351j:plain
f:id:genta-san:20201018000530j:plain
ワタクシの好きな静岡県のお菓子「こっこ」。抹茶味もあります♪(見た目、ちょっと渋い…かも。でも美味しいですよ~)

最後はこんな言葉で…

P18「ゆっくり動く。忙しい、それは心を亡くすこと」

仕事でもプライベートの活動や所作でも、あわただしいときは決まって動きが速くなっ

ています。企画書の提出期限が迫っていれば、資料も自然に速読になりますし、朝、

寝坊をして時間にゆとりがなければ、お茶やコーヒーも立ったままグイッとの飲み干し

湯飲み茶碗やカップを流しに放りっぱなしにしたまま、家を飛び出すということにも

なるでしょう。

あわただしいとき、忙しいときの、誰にでも共通する行動パターンです。

ここで「忙しい」という字に注目してください。分解すれば「りっしんべん=心」と

「亡」。つまり、心を亡くす。それが忙しいということなのです。

あわただしく、忙しく動いているときの所作には、心が忘れられています。

心が込められていない、といってもいいでしょう。ただ、身体だけが動いている。

座禅でも呼吸はきわめて重要です。座禅を始めるときには「欠気一息」といって、

深い深呼吸をおこないます。口を軽く開けて息を吐ききり、深く吸い込む。これを

二、三回繰り返すことで、身体の中の邪気が抜け出て、座禅に取り組む姿勢(身体、

呼吸、心)が整うのです。

動きがバタバタとせわしなく速いものになっているときは、まず、呼吸を整えましょう

すると、不思議なことに、心がスーッと落ち着いてくるはずです。ひとつひとつの動き

に心をのせる体制が整ってくるといってもいいですね。

そうして心をのせた動きが、ゆったりとして丁寧で、見た目も美しいものになることは

いうまでもありません。

⇒よく言われる「忙しいは、心を亡くす」というお話ですね。

 心ここにあらず…ということでしょうか。

 まぁ、バタバタのときは、動きも思考もバタバタになりがちですよね、人間ですもん

 そんなときは、一息、すぅ~はぁ~と深呼吸するだけでも、見える風景が変わって

 くるかもしれませんね!

 

ちょっと長かったかもしれませんが、本のご紹介でした。

(お付き合いいただき、ありがとうございます!)

ワタクシ、一時期、座禅をしていたことがあります。

30分、1時間…と、じぃ~と、半眼で床を見つめて、頭がすっからかぁ~んになって

足はシビれますけれど(結構慣れるものですが)、なかなか良い体験だったと

思っています。

座禅は、座るだけが座禅ではないですが、時折禅の本を読むと、

たまに座ってもいいかなぁ~と思ったりもします。

枡野さんの本は、堅苦しくないですし、日々の出来事をたとえとしているので、

さらさらっと読めますよ(しみじみと…感じ入ることができますよ😊)

図書館にも、いっぱい置いてますので、お茶受け代わりにいかがでしょうか?

f:id:genta-san:20200801150847j:plain

黄色のお花は、和みます~ちょっと休憩♪♪

先ほど、毎週楽しみにしているPリーグを見ました。

(女子プロボーラーによるトーナメント番組です)

今日は、第15シーズンのチャンピョンを決める試合。Pリーグの頂点に立つのは誰?

勝ち抜いてきた3人で争うのですが、我らが板橋区西台トミコシ会館の小林あゆみプロ

が出場し、激戦を抑えて、初優勝しました!!(おめでとう~~♪♪)

優勝インタビュー、素敵な笑顔でした😊

f:id:genta-san:20200720194654j:plain

晴れた日の荒川の夕暮れを。明日はこんな夕日が見れたら、うれしいなぁ…(あ、厳しい?)

明日も雨かな。

天気が回復したら、荒川の土手に出掛けて、ぼぉ~としたいなぁ~~。

 

今日は、おうちでごろごろした一日でした。 

Pリーグを見た後、原稿を見直ししていたら、いつの間にか日が替わっていました!

 時間が経つのは早いですね~秋の夜長ですわ♪♪)

 

ではでは!

最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!  

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村