今週は、暑い日が続きますね。
身体が溶けては固まって…溶けては固まって…の繰り返し。
アイスクリームじゃないんだから、
すっかり頭もボケボケして使い物になりません(えへへ…)。
まぁ、お盆らしいかな…という気もしますが(笑)。
梅雨時も変な天気は多かったですが、
梅雨明けして、いきなり酷暑となるのも困りますね。
(身体がついていけません…うーん、やっぱりワタクシ、爬虫類系だ…)
昨日は、三島と小田原で用事を終えた後、少し時間ができましたので、
豊臣秀吉公が作った、小田原の一夜城跡を見てきました
(正式には石垣山城と呼ぶそうです)。
秀吉さん、一晩でできたように演出しましたが、実際は80日ほどかけて、
3万から4万人ほどの人手をかけて築いた城でもあります。
(音が出るから、北条氏も気付いていたんじゃないかな?とも思うんですが…)
本日は、道中の風景を何枚かご紹介しながら、お城巡りの雰囲気をご紹介します~♪
東京駅の新幹線ホームのキヨスクで買ったホットコーヒー。
なんと税込100円でした!
いくらホットとは言え、これまでこんなことなかったです。
商売、予想以上に深刻なんだな…と実感いたしました。
(ホームにも人はいなかったなぁ~)。
車内へ入りました。こだま号ですけれど、ガラガラでした(1割も乗ってない!)。
>>うそでしょう~😲
コロナ渦でビジネス客はおらず(そもそもお盆ですし)、お盆の帰省客もいなければ、
こうなりますよね。
JR東海さんも、内部留保がいっぱいあったとしても、さすがにしんどいかも…
リニアも負担になりつつありますし…とか思ったり(ひとりごとですが…)。
多摩川を渡って、神奈川県へ入ります~♪
多摩川を渡ると、武蔵小杉のタワマン群が見えてきました。
新幹線は、すぐそばを走っていきます。
武蔵小杉は、昨年の大雨でも冠水して、停電したりと話題になりましたね。
狭いエリアに、ニョキニョキとビルよろしく、タワマンが並んでいます。
昔見たアニメ、宮崎駿監督の未来少年コナン(今、NHKで放映しています!)の
インダストリアのタワーを思い出します。
タワマンの群れを見ていると「人間って、何やってるんだろうなぁ~(溜息♪)」なんて
思ったりもします(あ、これもひとりごとです!)。
相模川を渡ります。ここから田んぼが広がります。
遠くに丹沢の山並みが。今日はいい天気です。田んぼも青々…いいですね!
酒匂川を渡ると、まもなく小田原に到着します。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
用事を済ませて、小田原に戻ってきました。
さぁ、石垣山一夜城へ向かいましょう!
小田原の次の駅、早川駅で下車します。
駅から山頂の城跡までは、運動を兼ねて、歩いていくことにしました。
新幹線の高架をくぐります。
至るところに、案内があるので、道に迷うことはなさそう…
しばらく歩くと、見晴らしの良い道となります。
遠くには、箱根湯本へと続く箱根登山鉄道の線路も見えます
小田原市街地がよく見えます。時折、新幹線や東海道線の電車が走っていきます…
ひたすら坂道を登っていきます・・・
振り返ると~ダラダラとした坂道はしんどいわぁー(景色はGOOD!)
途中、振り返ると、眼下に小田原の街と相模湾が!いい眺めです~♪
小田原オリーブというものがあるのですね。知りませんでした。
坂道の途中では、何か所か、一夜城にご縁のある武将さんが紹介されていました。
早川駅から40分ほどで到着しました!
暑い日は、駅で飲み物を買っておいた方がいいかもしれません。
途中でスタンドがあるかな?と思ったのですが、山の上まで1台もありませんでした!
(喉カラカラ…ちょっとヘロヘロ。危なかったかも…汗)
城跡の入口は、こんな感じです。石垣が残っていて、当時を偲ばせます。
ひたすら登ってきたなぁ~汗、ビッショリです。
公園の入口に、案内看板がありました~
城跡は、小田原市さんによって、石垣山一夜城歴史公園として維持管理されています。
さぁ、更に進みましょう(右の木道を進みます)
しばらく進むと、二の丸に出ます。結構広いですね~
二の丸の案内看板です。場所場所で、丁寧な説明文があると助かりますね♪
往時の石垣がそのまま残っています。
二の丸のすぐ上が本丸です。
小さなお社がありました。無事訪問できましたことに感謝しました(暑かったし!)
本丸にも、石垣山を紹介する案内看板がいくつかありました。
豊臣軍と北条軍は、プレートを境界として対峙していたという面白い説明がありました
北米プレート(豊臣)VSフィリピンプレート(北条)なのかな?
(ちょっと、こじ付けっぽいけど…おもろい♪)
思いっきり四囲を囲まれてます(外、出れないやん!)
これはかなわなかったでしょうね~秀吉公はまさに、高みの見物だったでありましょう
二の丸の先に、展望台がありました。箱根方面はこんな景色です♪
こちらは小田原方面。北条方はいきなり城が現れて、度肝を抜いたことでしょう!
二の丸の隣には、井戸もありました。今も湧いているそうです。当時も茶会を開いて
いたそうですから、美味しいお水だったのかも…(と、勝手な想像をば)
秀吉公を始め、多くの人がいたので、井戸は欠かせませんね。
井戸曲輪跡の入口に、ひょうたんを模した案内も(お茶目ですね!)
本丸の下に、二の丸があります。当時は、前方の木を切ると、眼下に北条氏の小田原城
が見えたはずです・・・
圧倒的な戦力の差もあり、北条氏はついに降伏しました。
関東の各所にあった支城をことごとく落とされ、小田原へ押し籠められ、
四方を囲まれ、更に一夜城を見せつけられると、さすがに戦意も削がれる…
のはやむを得ないことだったでしょう。
(籠城戦で、籠る城より高いところから見下ろされるのは、致命的でもありますし)
「殿!殿!」
「なんじゃ、騒々しい。どこぞに敵か?」
「城が!城が!山の上に、いきなり城が現れてござりまする」
「はぁ?」
一同食い入る…
「な、なんじゃ、あれはーー!」
そんなやりとりが、籠城方のあちこちで起きたのでしょうなぁ~。
(勝手な想像をするのも楽しいですね)
北条氏政は、決して愚将ではなかったと思いますよ。
(汁かけご飯の話は、きっと後世の作り話じゃないかしら?)
むしろ、北条家の領国を、最大版図にしたのは氏政ですから、
その功績は大きいと思います。
気難しい織田信長とも器用に調整しながら(苦労したことと思います)、
関東一円に勢力圏を広げて、なかなかどうして、器用人だったのではないでしょうか。
(勝手な想像ですが、まぁ協調していても、最後は長曾我部家みたいに「攻めるぞ!」
と言われていたかもしれませんが…)。
ただ、今回は相手が悪かった。
秀吉公は九州平定を終えて、もう家臣に与える領地がなかった。
最初から、北条家の領地を召し上げる気マンマン!だったのではないでしょうか。
関東に家康を送り出して、空いた三河、遠江、駿河などに腹心の部下を入れて、
京への道を安定させたい!と思っていたとしたら…
氏政も狙われているのは、わかっていたことでしょう。
歴史に、「IF=もしも」はありませんが、
早々に降参して、例えば、伊豆と相模の西半分とかでやっていけるのか…というと、
もうそれでは家臣を養えないほど、北条家は大きな勢力になっておりました。
また、意地というのもあったことでしょう。
(それに恐らく、よほど早い時期に降参していないと、結局全部持っていかれて、よく
わからん土地に代替えさせられていただけだったかも…)
秀吉公から、真田との関係やら、氏政上洛せぃ!やら、いちゃもんをつけられて、
最後には小田原征伐となってしまったのかもしれません。
まぁ、いちゃもんつけて、北条氏を滅ぼしたけど、豊臣家も後に、方広寺の鐘で、
家康にいちゃもんつけられて、大阪の陣となってしまったから、いちゃもん返し、
因果応報と言えるのかもしれませんが…(あ、あ、これもひとりごとでありマス♪)
本丸で海を見ながら休憩していたときに、ふと、そんなことを考えていました。
少し、汗も引いたかな?
さぁ、帰りましょう!!
帰りもいい眺めでした。下り坂ですから、ちょっと楽かも。
(転ばないようにしないと(笑))
街が随分と低く見えるようになってきました・・・
(真ん中あたりに、すごく小さいですが、小田原城が見えます)
早川駅への途中で、古い小さなお社を見かけました。
「美しい日本の歩きたくなるみち500選」というのがあるのですね~~
早川駅に到着!帰りはずっと下りでしたから、楽でした。空を見上げると夏雲でした♪
帰りの新幹線の車内もガラガラでした。
ビジネス客もいない、帰省客もいない。
JR東海さん、ダブルパンチですよね(涙)。
景気は、すぐに悪くはなりません。
じわじわっと来て、ある時期に、一気にズドォーンと来ますから。
だから、今はじっと世の中を見つめていなければなりません。
秋は色々…アメリカも大統領選挙があります(日本はどうでしょうか?)。
8月が過ぎて、9月。
9月の決算がどうなるか…あたりからでしょうか。
みんな、そんなことはわかっていますから、
消費は、しばらくは抑え目で(だから消費は、必需品以外、そうは増えないかと…)、
GOTOとかやっても、みんな飛びつきませんよ。
荒川の土手に着くころには、日も暮れていました。
そういえば、石垣山の城は、その後どうなったのでしょうか?
取り壊されたのでしょうけれど…いつ、誰が、建築資材はその後どうなったのか。
(どこかで、リユースされたのかな?それとも家康公に払い下げ??)
今日のランチは、いつもの中華屋さんで♪ 今日の食べ放題は、やきそばでした!
来週から、事務所では在宅勤務が再開します。
毎日ではないのですが、少しずつリズムを作っていかないと~~。
今週もあと1日ですね。
とにかく暑いです!みなさま、どうかお身体ご自愛ください!!
(帰り道、そんなことを想っていた一日でありました)
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!