4月もあっという間に過ぎて、青葉も美しくなってきました。
ついにGW…今年は旅に出ることができるかな?
今回のGWは久しぶりに旅に出掛ける方も多いかもしれません。
ワタクシも遠くへ旅に行きたいなぁ~少しウズウズしてきました。
(あ、でもきっと布団でゴロゴロしていたら、GWは終わってしまいそう…😊)
そんな気分のときは昔旅した思い出を振り返るのが一番ですね!
ということで、久しぶりに旅の思い出を振り返ろうかと思います。
前回、こちらの記事で九州への旅をご紹介しました。
今回はこの旅の続きをご紹介したいと思います。
(あぁ…ご紹介してから1月以上経ってしまっていたのですね!)
久留米のお宿を出発した後、大分県の九重温泉郷を訪ね、更に足を延ばして
阿蘇、竹田を経て長湯温泉を訪ねた旅になります。
訪ねたのは5年ほど前の夏でした。
今年の夏はどんな夏になるのでしょうね。
~~ここから~~
今回の行程:久留米⇒九重温泉郷(筌の口温泉、寒の地獄温泉、筋湯温泉)⇒阿蘇駅
⇒竹田(泊)⇒長湯温泉⇒大阪
今回は福岡県久留米市にある湯の坂温泉さんからスタートです。
何回もお世話になりましたお宿…いいお宿でした。また泊まりたいな♪
宿から最寄りの久留米大学前駅までは少し距離がありますので、宿でタクシーを
呼んでもらいました(タクシーで7~8分です)。
駅前から空を眺めていたら、遠くに高良(こうら)大社さんが見えました。
古代山城の高良山神籠石(こんごいし)も知られています(史跡名勝天然記念物です)
今回はJR九州の久大(きゅうだい)本線を東へと向かいます。
久留米と大分を結んでいるので”久大”本線なのですね…。
単線のホーム…のんびりした雰囲気でした。
しばらく待っていると、特急ゆふ号がやってきました。
久大本線は温泉地として有名な湯布院も通っています(今回は寄ってませーん♪)。
単線のホームは寝ぼけていると、どちら方面へ行く列車が勘違いしてしまいそうですね
⇒あっ、それはワタクシだけかぁ~😊
列車はスピードを上げて進んでいきます。
進行方向の右側の席に座りました。しばらくは高良山系と並走して進んでいきます。
一面田んぼ、畑が広がっていました。筑後平野は米どころですもんね~(筑後米~♪)
うきはを過ぎてしばらく進むと、列車は山間に入っていきます。
秋の収穫時、紅葉の時期も綺麗だろうなぁ…。
筑後川に沿って列車は進んでいきます。
(日田界隈の写真も撮っていたのですが、データがどこかへ行ってしまった!!)
ここ数年、何度も水害に遭った地域です。復興が進むことを願っております…。
久留米大学前を出発してから1時間ほどで、豊後中村駅に到着しました。
JR九州の列車って、フォルムがカッコイイです♪♪
ゆふ号さん、お世話になりました!ワタクシ、気動車の特急って、大好きなのです
大分県に入りました。おじゃまいたします♪♪
最初に向かうのは筌の口(うけのぐち)温泉です。
駅から九重町のコミュニティバスで乗って、20分ほどで筌の口バス停に到着します。
(途中、峠道もあって景色も楽しい…あっ、景色に見とれて写真を撮り忘れました!)
バス停から坂道を下っていきます。この先に温泉があるなんて想像できないー😊
筌の口温泉は鳴子川沿いに湧く静かな温泉地です。
バス停からのんびり歩いて10分ほど…筌の口温泉共同浴場に到着しました。
鄙びた雰囲気の建物さんがお出迎えしてくれました。
さぁ、さっそくお風呂に入りましょうか。
地域の共同浴場ですので、脱衣所には鍵はありません。
ですので、貴重品は入口にあるコインロッカーに預けると良いと思います。
入湯料は200円です。受付もあるようですが、朝早かったので誰もいませんでした。
(料金箱が置いてありましたので、そちらにお金を入れさせていただきました)
こちらが脱衣所です(写真ボケててすみません…)。
どうやらお客さんはワタクシひとりの様子…。
脱衣所の扉を開けると、目の前にどーんと湯舟がありました。
思わず、「わぁーー!」と叫んでしまいました♪
お湯の色は金色でした。もちろん源泉かけ流しです。
お湯は少し熱め…長く浸かっていると、頭がぽぉ~としてしまうかもしれません
(お気を付けくださいませ…)
鉄分と硫黄が濃厚で、ポカポカ温まる温泉です。思わず長居してしまいますね。
気持ちの良いお湯でした。
天井も高く広々としていて開放感抜群です。
思わずぼぉ~としてしまいます(のぼせないように注意!ですね…)。
カランはありましたが、石鹸やシャンプーなどはありません。
筌の口温泉は1728年、庄屋の徳右エ門さんが湯小屋を建てたのが始まりだと
言われています。
明治時代になると近くの鉱山の関係者で賑わい、旅館も建てられました。
昭和27年には川端康成がこの地に滞在し、九重を舞台とした小説「波千鳥」を執筆
したという話も伝えられています。
(当時からいいお湯だったのでしょうね…しばらくぼぉ~とさせてもらいました)
共同浴場のすぐ近くには新清館さんという旅館があります。
新清館さんも日帰り入浴ができます。温泉ファンには有名な旅館だとか。
(今回は時間がなかったので、ワタクシ、共同浴場だけ入りました)
新清館さんのHPはこちらです。大きな露天風呂で有名なお宿さんです。
⇒ふたつある露天のうち、ひとつは混浴の露天風呂だそうですぞ♪
朝からポカポカしてしまいました。
一番風呂から気持ち良く…ワタクシ、結構満足してしまいました。
⇒いやいや、まだまだ行きまっせ!!
(結局最後までお客さんが来なかったので、お風呂をずっと独り占めでした♪)
よろしければ、ご覧ください♪
次に向かったのは、筌の口温泉の北にある「九重夢大吊橋」です。
渓谷にかかる歩道橋としては、日本で一番高い場所にある橋なのだとか…。
九重町の観光名所となっています。
バスの便はあまりありませんので、筌の口温泉から歩いていくことにしました。
しばらく歩くと、遠くに大吊橋が見えてきました。
受付の事務所で入場料500円を払います。少し進むと、大吊橋の入口となります。
(事務所そばには広い駐車場もありますので、お車での来場も大丈夫です)
橋を正面から見ると、こんな感じ…「ほほぅ~」早速渡ってみましょうか。
結構ギシギシ揺れます。キャーキャー言っている方もいらっしゃいました♪
橋で行き交うのはちょっと大変かもしれません…😊
橋から渓谷を眺めて…絶景でした!谷を渡る風が気持ち良かったです
吊橋ってどこでもそうなんですが、下を見ると、結構怖いですよね…
振り返って入口方面を眺めて…滝が何筋が流れているのが見えました。
この吊橋、どうやって作ったのでしょう。
長さ390m、高さ173m、幅1.5m。
くじゅう連山を眺められる360度の大パノラマはまさに夢の大吊橋です。
天気も良かったので、しばらくぼぉ~と眺めておりました。
いやぁー和ませていただきました。ありがとうございました。
九重大吊橋さんからの景色はこちらのサイトでもご覧になれますよ♪
次に訪ねましたのは、長者原にある「寒(かん)の地獄温泉」
凄いネーミングですよね!
その名のとおり、こちらには夏にしか入れない冷た~い湯舟があるのです!
それがこちら(流石にお客さんが多くて写真は撮れませんでしたので、お宿のHPからお借りしました)
かけ流しの源泉は13~14度という超!冷たい源泉。
水着を着て、湯舟に入ります(混浴ですので水着必須です!水着は販売もしています)
入るとすぐに身体を刺すような痛み!!動いちゃダメです…。
じぃぃーとしていると数分で痛みが薄れていきます。
(温泉の成分が身体に馴染んでいくと言われています)
やがて、身体に震えがやって来ます(ホントにブルブル震え始めます…)。
震えが来る時間は人によって、体調によって異なるようですが、ワタクシは1回目の
入浴では20分後に震えがきました。
身体がブルブルしてきたら、隣りのストーブがある部屋へ移動して暖を取ります。
(暖房室はこんなお部屋です。お宿のHPより)
これを何度か繰り返します。あぶりこみ暖と言うそうです。
入浴されている方を眺めていると…
湯舟に入ってすぐに「もうダメ!ギブアップ!!」と慌てて出て来る方や
5分ほどで「あーダメ、ダメ…」と言って暖房室へピュー!と向かう方など…
その一方で、ずっと入られている方もいたりして…見ていて面白いです。
一緒に入っていたおじさんに「腕、足を組むと長く入れるよ…」と教えてもらいました
暖炉室で十分温まって、ワタクシはもう1回だけ冷泉に浸かりました。
(おじさんのアドバイスのおかげか、2回目も15分間浸かることができました)
これぞ究極の温冷浴ですね。
暖炉室も暖かく、部屋の雰囲気も趣があり…自然と「どちらから来られたのですか」と
旅人さんとの会話も弾みます。
遠くからこの冷泉を求めて訪問される方も多いようです。
楽しいひとときでした😊
体調に合わせて、無理のない入浴をされたらよいのだろうなぁ…と思いました。
こちらがお宿の玄関です。日本秘湯を守る会の会員さんでもあります。
田舎のおじいちゃんおばあちゃんのおうちに帰って来たかのような気持ちになります。
温泉は江戸時代末期、1849年に発見されました。
その後昭和3年に旅館が建てられ、それ以来、湯治宿としてみなさんに愛されてきた
そうです。
温泉の成分は単純硫黄泉。冷泉は7月から9月までの期間限定です。
(冷泉は1時間700円、2時間1000円…と時間によって異なります。
別棟の温かい湯舟に入る場合は別途700円が必要です)
冷泉は夏しか入れませんが、もちろん温かい湯舟もありますし、薪で温めた温泉も
身体に大変効くそうです。
山間の一軒宿…まさに秘湯でした。
(長年、こちらの冷泉に入ってみたかったのです…今回来れて良かったです😊)
寒の地獄温泉さんのHPはこちらです。よろしければご覧ください…。
いつか泊まってみたいなぁ…星空もきれいかも♪♪
本日最後に訪ねた温泉は、寒の地獄温泉の西にある筋湯(すじゆ)温泉です。
山間にある静かな温泉地です。
しばらくするとコミュニティバスがやってきました。小さなマイクロバスです。
筋湯温泉への道中にて…尾根道も通りますので、なかなか良い景色でありました。
お客はワタクシひとり…(みなさん、車で移動するのでしょうね)。
運転手さんもヒマなのか、ワタクシとずっと話をしながらの運転となりました。
話を伺うと、バスの運転手さんも高齢化が進んで、人の確保が大変なんだそうです。
「運転手おらんのに、路線を勝手に増やしてどうするんだろう…」「私はもう仕事
リタイアしてこの仕事手伝っているけど」そんなことも話されていました。
観光、お住まいの高齢の方…のためにもバスは必要なのでしょうけれど、
人の確保は大変なこと…長年言われ続けているお話ですよね、実感しました。
(5年前でそんな話をしていましたから…今はどうなっているのでしょう…)
運転手さんはあのとき「俺はもう70近いから…」と話していましたが、
今もハンドルを握っているのかな?はてさて…。
そんな話をしているうちに筋湯温泉に到着!
「のんびりしていってください…」と運転手さん。色々楽しい話をありがとう♪♪
筋湯温泉でのお目当ては、温泉街の中心にある共同浴場「打たせ湯」さんです。
300円でメダルを1枚買いまして、ゲートを通って中に入ります。
こちらが筋湯温泉名物の打たせ湯です(筋湯温泉観光協会さんのHPからお借りしました)
高さ3mからドドドーと流れるお湯…肩こりに効きそうですねー!
一筋のお湯が…筋湯温泉の由来はこの打たせ湯を見て、すぐにわかりました。
「あぁ、確かに筋湯ですなぁ…(筋肉痛に効くので筋湯という説もあります♪♪)」
ワタクシ、肩こり屋さんなものですから、早速お湯を肩に!
いやぁ~めちゃめちゃ気持ちいいです😊😊
(しばらく動けなくなりました♪)
この打たせ湯も一度体験してみたかったのです。
筋湯温泉の開湯は958年。温泉地としてスタートしたのは1658年だそうです。
明治30年、昭和24年と二度の大火に遭い、温泉街の大半が焼け落ちてしまい、
復興には大変な苦労が伴ったともいわれています。
今の温泉街の姿からはそのようなことがあったとは想像できないですね…。
お湯はそれほど熱くは感じなかったです。
単純泉、ナトリウム塩化物泉といった複数の泉源があるようですが、
打たせ湯さんはどちらかな?
しばらく打たせ湯に当たったり、湯舟に浸かってぼぉ~としたり…
時間を経つのを忘れるほど気持ち良かったです。あぁーいつまでも当たっていたい!
そんなことを想いながら、肩や腰に打たせ湯を当てて…身体もほぐれたような気が
しました。(気持ち良かったです。さすが名湯ですね!!)
そろそろバスの時刻になりますので、名残惜しいですが、打たせ湯横のバス停へ
移動しました。
筋湯温泉も素敵なところでした…ありがとうございました!
筋湯温泉観光協会さんのHPでも詳しく紹介されています。よろしければどうぞ♪
(筋湯さんにもいつか泊まってみたいなぁ…最初は宿泊することも考えていたのです)
再びやってきましたコミュニティバスの運転手さんは先程のおじさんでした😊
「気持ち良かったですか~」「いやぁー、身体が軽くなったような気がしますよ」
また世間話をしながら、再び長者原まで戻ってきました。
(すっかり顔を覚えられてしまいましたね)
「どうぞよい旅を…」おじさんとは長者原でお別れです。
色々楽しいお話、本当にありがとうございました!!
九重温泉郷は他にも壁湯、宝泉寺温泉など素敵な温泉がいっぱいあります。
本当は全部回りたかったのですが、ワタクシ、如何せんバスでの移動でしたので、
時間が限られておりました。
(車ならもっといっぱい回れたのになぁ…なんて思いました)
九重温泉観光協会さんが九重温泉郷の紹介をしておりますので、併せて
ご紹介させていただけましたら…と思います。
ワタクシと同じようにバスで移動される場合は、九重町のコミュニティバスが
便利です(お安いですから…)。
ただ本数はあまりありませんので、ダイヤをパズルのように組み合わせる必要が
あるかもしれません。
現在の時刻表はこちらからどうぞ♪♪
(九重縦断線のルートになります)
次のバスが来るまで、ドライブステイみやまさんで遅めのランチをいただきました。
とり天定食をチョイス!大分名物のとり天…美味しゅうございました♪
(今回記事を作っていて気付きましたが、みやまさん閉業したようです。
おじいおばあのお店だったからなぁ…コロナの影響もあったのかもしれません。
ちょっと寂しいです…)
長者原のバス停にて。ここから阿蘇駅までやまなみハイウェイをバスで移動しました。
瀬の本高原あたりの車窓を一枚パシャリ♪ パラグライダーでも有名なところですね
大観峰のあたりをバスは通ります。
峠を越えると、眼下にカルデラが広がります。
お風呂を3か所も入ったからでしょうか…車中はほとんど爆睡しておりました…。
ここで本日のお宿の竹田へ向かうバスに乗り換えです。
阿蘇駅のホームに入ってみました。
当時は熊本地震の影響で、阿蘇より先、熊本方面はまだ不通となっていました。
(今は大分から熊本までは線路がつながっています。復旧には大変なご苦労があった
ことと思います)
よく見ると中岳から小さな噴煙も上がっておりました。
山は生きているんだな…そう感じました(今度、噴火口も見てみたいです)。
阿蘇を眺めていると、日も暮れて、徐々に暗くなってきました。
そうこうしていると、大分行きのバスがやってきました。
(豊肥本線が不通だった当時、都市間バスは貴重な移動手段でした。
この日も夕方の最終便でしたが、お客さんでいっぱいでありました…)
今宵のお宿、竹田の「ホテルつちや」さんに到着!
さぁ明日、竹田の街と長湯温泉でのんびりしよう~と思っていたら、一本の電話が!
なんとお仕事で緊急事態発生!
明日の午前中に大阪へ帰らなければならなくなりました(涙)。
(当時はワタクシ、大阪で仕事をしておりました…)
急いで時刻を調べると、早朝に長湯へ行けば、長湯から大分までのバスが出ていて、
小倉経由で昼には何とか新大阪に着けることが判明。
(うぬぅ…しかたないのぅ…このルートで行くべや!竹田の街は以前回ったからなぁ♪)
やがて睡魔が襲ってきました…移動距離も長かったからか、速攻で寝てしまいました。
竹田の街は以前訪ねておりまして、こちらの記事でもご紹介しております。
(竹田の岡城跡など…もしもご興味がございましたら、ご覧ください!)
翌日は朝から雨でした(涙の雨……)。
早朝5時前に、竹田駅前のタクシーさんの事務所に行くと灯りが点いていました。
「すみません~長湯温泉に行きたいんですが…」
ひとりいた運転手さんに聞くと「いいですよー」と車を出してくれました。
ふぅ、助かったぜぃ!
雨降る中、タクシーは長湯温泉へと向かいます。
目指すは長湯温泉のシンボル、ガニ湯です。
運転手さんとあれこれ話をしているうちに、長湯温泉に到着しました。
(ワタクシと同じく朝は弱い方だったようで…会話は少なめでした♪♪)
「雨が降っていて残念でしたね…ゆっくりしてきてください」と運転手さん。
早朝から乗せてもらってありがとうございました!
さぁどこへ行こうかな…
まずは川沿いを歩いて、ガニ湯へと向かいました。
ガニ湯の入口。ここから道路下をくぐると、河川敷にあるガニ湯に行けます。
下りてみましょう!
長湯温泉は知る人ぞ知る、濃厚な炭酸泉として有名です。
その長湯温泉のシンボル、ガニ湯は川のそばに湧く温泉として知られています。
道路下の通路に案内看板がありました。
昔は川底からポコポコお湯が湧いていたようですね。
人間の娘に惚れたカニさんの物語…カニの形をした大岩なので「ガニ湯」なのですね!
確かにカニの甲羅の形をしているかも…♪♪
ガニ湯のそばまで来ました。
本当に川の中にあります。周りから丸見えですな😊😊
湯舟に手を入れると…雨が降っていたからか、お湯は少しぬるく感じました。
ちなみに着替える場所はありません。橋の下に少し隠れる場所があるぐらい。
ここに入るにはかなりの勇気が必要かもしれませんね!
しかーし、今は早朝。誰も歩いていません。
チャレンジャーなるワタクシは入る気マンマンだったのですが…
なんと蚊がうじゃらうじゃらいて、耐えられません!!
(夏の早朝、しかも小雨降る中ですから…振り払っても振り払っても寄ってくる!!)
流石に蚊に(カニ?…あ、しょうもないですね…♪)囲まれて、
スッポンポンで湯舟に入るのは無謀ナリと…入湯を泣く泣く断念いたしました。
(ガニ湯は3~4人ぐらいまで入れそうでした。夜、星空を眺めながら入ると
気持ちいいかも…と思いました。夏はホタルも見れるそうです。)
ということで、気を取り直して、川の対岸にある長生湯さんに寄ることにしました。
地元の方が利用される共同浴場さんです。
200円を入れて、レバーなる回転ドアをぐるっと回して中へ入ります。
何だか遊園地のアトラクション乗り場みたいでした。
(入口は人ひとり通れるぐらいの狭さ…なぜこのような入口にしたのでしょうね…
何か理由はあるのでしょうけれど…面白かったです)
こちらが長生湯さんの湯舟です。
早朝ですもん…ワタクシひとり、お湯を独り占めです😊
お風呂は40度ぐらいでしょうか、湯加減もちょうど良かったです。
泉質はマグネシウム・ナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩泉です。
気持ちのよいお湯でした。
最後に別の共同浴場、御前湯さんにも寄りました。
朝6時から営業している日帰り温泉です。お値段は500円。
濃厚な炭酸泉…もちろん源泉かけ流しです!
御前湯さんは泡が付かないタイプの炭酸泉なんだそうです。
(成分、入湯効果は同じですよ♪)
あ、あっという間にバスの時間が…本当はもっとのんびりしたかったのですが
(風呂上がりのビールも飲みたかったな~)
それでも、長年来たかった長湯温泉、ぐるっと回ることができました。
御前湯さんの番台にいたおじさんからも「あれ?早いですねー」と突っ込みが。
「いやぁ~仕事が急に降って来ましてねぇ~。また来ますから」
「そうでしたか。またお待ちしています」笑顔で見送っていただきました。
温かいですね、九州の方々は…本当にお世話になりました。
御前湯さんのHPがありました。地元に愛される温泉…よろしければご覧ください♪
御前湯の入口では飲泉もできます。
苦みもなく、美味しゅうございました…。
長湯温泉の案内看板もありました。
こじんまりまとまった、古き良き温泉街…という印象を受けました。
あっという間ではありましたが、長年来たかった長湯温泉、堪能させていただきました
別名ラムネ温泉と呼ばれるほど濃厚な炭酸泉…本当はもう少しのんびりしたかったな~♪
長湯温泉のことを詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。
こうして少し駆け足だったかもしれませんが、九重温泉郷、阿蘇と長湯温泉を巡る旅を
終えました。
九州には個性的な、素敵な温泉が多いですね。
事前に調べてはいましたが、現地を訪ねると「あぁやっぱり訪ねると全然違うなぁ…」
と感じました。足を運んでこそ…の感動をいただきました😊
(あ、当たり前のことなのかもしれませんが…ひとりごとであります♪♪)
今回訪ねた温泉さん…どの温泉でものんびりさせていただきました。
また再訪したいな…そう感じる温泉ばかり…これからも大切にしたいですね。
⇒またいつか、来ますね…と思いつつ、九州を後にしました。
~~ここまで~~
今回は長いご紹介となりましたが、最後までご覧いただきまして、
ありがとうございました。
日本各地には素敵な温泉がいっぱいありますね。
湯舟に浸かってリラックス…こんな素敵な文化は世界広しと言えどもなかなか
ないのではないか…と想っております。
(水着で入浴する国はありますけれども…)
今回は九州の旅の続き…九重温泉郷を訪ねたお話を中心にご紹介しました。
また機会がございましたら、旅の思い出をご紹介したいと思います。
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!