げんさんのほげほげ日記

その日に感じたことや、これまで考え続けてきたことなどを 徒然なるままに綴っております(雑話的なブログです)。 好きな読書を通じた、こんな本もありますよ~といった紹介や、 これまでの旅の思い出などにも触れていけたらな、と思っています。 (ブログの機能なども日々勉強中!)

phaさん「しないことリスト」を読んで(風邪をひいて寝込んでおりました…)

街で見かけた小さなお花さん…一枚パシャリ♪

この土日、東京は梅雨の晴れ間が続きました。

ワタクシは…というと、ずっと布団で寝込んでおりました。

木曜の夜に寄り合いがあったのですが、その最中身体に悪寒が走り…

「あっ、これはまずい!風邪を引きそうだ!!」

案の定、おうちに帰ったら、どうも熱がある様子…。

金曜の午前にどうしても外せない予定があったので、やむなく事務所へ行って

用事を済ませた後、午後からおうちへ戻り、ふとんでばたーんと寝込んでおりました。

頭や身体に何かいるー!何やら身体をうごめくヤツがいる…という感じで…。

2週連続で飲み会が入ったり、ここしばらくばたばたしていたので、ついに

身体から疲れが吹き出してしまったのかもしれません…

(ワタクシ、年に何度かこういうことが起きるのですよね…懲りないお話です…)

今、ちまたでははしかやインフルエンザが流行っているとも聞きました。

皆さま、どうぞお身体ご自愛ください…😊

木曜の夜、震えた身体を鎮めるために向かった先は…

はい、蒙古タンメン中本新宿店さんです。知る人ぞ知る、辛~いラーメン。汗をたっぷり流して体調を整えるべし!

こちらが名物、蒙古タンメンであります。

麻婆豆腐+野菜タンメン✕辛さ何倍…という感じです。

スープをいただき、麺をすする度に汗がどわぁーと出てきます。

普段はカップ麺を頂くことが多いのですが、店舗さんのお味はやはり違いますね。

スープも含めて完食いたしました。

⇒これで身体から毒素は出ていくかなー??

しかしながら…中本効果はわずか一晩のみ!

金曜の午後からは布団に横になることに…。

熱が下がって、床を立つことができたのは日曜の午後からでした。

(相変わらずの無茶ぶりな生活ですな…季節の変わり目、気をつけませう~♪♪)

久しぶりにphaさんの本を読みました。2015年大和書房から出版された本です

一時、日本一有名なニートとして有名になったphaさん。

知り合いとシェアハウスを作ったり、和歌山県の山奥の一軒家で暮らしたり、

仲間とバンドを組んだり…。

人にはいろいろな生き方があるのでは…と気付かされることが多いです。

布団から動けなかったこともあり、久しぶりにじっくりと読ませてもらいました。

(そう言えば、本をじっくり読んだのは久しぶりかもしれません…)

今日は印象深く感じたところを何点か、ご紹介したいと思います。

①予定を守らない(P132~)

予定というのは守らないほうが楽しい。

昔、学生だった頃「授業をサボって何かをするとすごく楽しい」という経験はみんな

あったんじゃないかと思う。

ただ平日の昼間からそのへんをふらふら歩いたり、公園に行ったりするだけでワクワク

する。あのワクワク感はなんなのだろうか。

それは、人間は思いつきやアドリブで予定を変更するときにすごく楽しさを感じる、

ということなんだと思う。

予定を守るだけならコンピュータでもできる。予定を覆すことこそ人間が生きている

楽しさだ。

まぁ、学生のときと違って、大人になるとなかなかサボったりしにくくなるけど、

ときどき予定破りをしたほうが、日常に飽きずに生き生きとやっていけるものだ。

僕がたまにやるのは「ライブなどのイベントのチケットを買っておいて行かない」

ということだ。

これは、行かなくても誰にも迷惑がかからないのでやりやすい。

千円のチケットを買って結局行かなかったとき、千円以上の楽しさを感じられる

気がする。

それは千円札を燃やしたときの快感みたいなものかもしれない。

ちなみに今の日本の法律では、硬貨に穴を開けたりすると法律で罰せられるけど、

紙幣を破いたり燃やしたりするのは合法だ。破壊するなら紙幣にしよう。

人付き合いの面でも、まわりの人たちに「予定をあまり守らない人」と思われてた

ほうがラクだ。

僕は普段からそんな感じで何かイベントとかに誘われたら、とりあえず「おお、

面白そうだね。行けたら行くよ」と言うんだけど、わりと行かないことが多い。

そういうのを続けていると「あの人は行くって言っててもあまり来ない人」と

認識されるようになるんだけど、いったんそういうイメージが定着すると、たまに

本当に行ったときにすごく珍しがられて喜ばれたりする。

「不良がたまにいいことをすると、すごく褒められる」というのと同じ理屈で、

他人からの期待というのは低めにしておいたほうがラクだし得だ。

自分が予定を守るのが苦手なので、自分が人を誘うときも「別に来なくても大丈夫

だけど気が向いたらどうぞ」みたいな言い方をすることが多い。そのほうがお互いに

気楽でいいと思う。

まあ、予定を破るときは一応、それっぽい口実を作るのが相手に対する最低限の

気遣いではある。

「体調が悪くなったので…」とか「ちょっと疲れてしまったので…」というのは

基本技だ。「疲れやすい人」とか「体の弱い人」というイメージを普段から付けて

おくと予定を断りやすい。

あと、わざとらしく携帯を見て「家族に呼ばれて…」とか「他のグループの用事が

あって…」とかいうのも定番だ。

Aというグループでは「Bのほうの用事で忙しくて」と言って、Bのほうでは

「今、Aの方で忙しくて」と言っておくと、どちらにもそれなりに言い訳を作りつつ

自分のペースで動けるようになる。

二つ以上の集団に参加しておくと、一つの集団に縛られすぎずに自由に動くための

言い訳が作りやすくて便利だ。あっちかこっちかどっちつかずの状態で、両方の

美味しいとこどりをしよう。

⇒ここを読んで思わずフフフ…とうなづいてしまいました。

 事務所では普段から社員の皆さんには「夜は皆さんの時間だから大切にしてね」

 とほとんど飲み会には参加しないワタクシ…。

 たまにふらっと参加すると「ええっ、珍しいー!」とめちゃめちゃ喜んでくれます。

 ワタクシが「今日は特別だから…」と伝えると、ワーと盛り上がります。

 「また今度集まりましょう~」、ワタクシも「ぜひー!」と言いつつ、その時が

 来ることはなかなかない…(テヘヘ♪)

 ワタクシ、集団で飲むのはあまり好きではないのですよね…

 朝も昼も一緒に仕事しているのだから、コミュニケーションはそのときに取れば

 いいわけですし、夜は自分たちの時間でもっと大事にしないと。

 (あ、個人的なつながりの寄り合いは勿論大好きですよ~😊)

土曜のお昼はねぎみそらーめんさんを…汗をいっぱいかいて、熱を身体から追い出そうー!(ささやかな努力??)

②絶望しない(P150~)

マンガ「じゃりン子チエ」の中で、屋台のラーメン屋で小学生のチエちゃんがおばあ

ちゃんにこんなことを言われるシーンがある。

「人間に一番悪いのは腹がへるのと寒いゆうことですわ」

「メシも食べんともの考えるとロクなこと想像しまへんのや。ノイローゼちゅうやつ

 になるんですわ」

「ひもじい、寒い、もお死にたい、不幸はこの順番で来ますのや」

だから、不幸になりたくなければ、とりあえず何か温かいものを食べなはれ、とおばあ

ちゃんは言うのだ。

人間が何を考えるとか、幸福を感じるかどうかって、一見高度で精神的な問題に思える

けど、実は「寒くない」とか「お腹が空いていない」とか、そうした身体的で動物的な

条件に左右されていることが多い。

人はときどき「もう何もかもダメだ、死ぬしかない」みたいな気分になるときがある

けど、大体は一時的な気分の落ち込みで思考の幅が狭まっているせいだ。だから焦って

勢いで死んでしまってはいけない。

落ち込んでいるときは、「どう考えても、もうどうしようもない、すべてがダメだ」

としか考えられないものだけど、大体の場合、しばらく休んで落ち着いてから考え

直してみたら、なんとか挽回していく道筋が見えてくるものだ。

人生において、本当にどうしようもない取り返しのつかないことはそんなにない。

死にたい気分のときは、ケータイやパソコンの電源を切って、好きなものを食べまく

って、部屋に籠ってひたすら寝よう。

他人のことや社会のことや、責任とか義務とかは何も考えなくてもいいから、一切の

イヤなことや面倒なことを投げ捨てて、つらくないことだけして過ごそう。ひたすら

時間をムダに使おう。泣きわめいたりジタバタしたりするのもいいと思う。

僕はつらい気分のときは、一度読んだことのある長編漫画をひたすら読み返したり、

ポテトチップスを何袋も買ってきてものすごい勢いで食べまくったりする。そうした

刺激を自分に与えている間は少しだけ気が紛れるからだ。

しばらくそんなふうに闇の中に籠っていると、そのうち気力や体力が回復してきて

「もう少しだけがんばってみようか」と、ちょっと前向きにものを考えられるように

なる。

人間は気力や体力さえ充分にあれば、じっと何もしていない無為な状態に飽きてきて

自然と何か前向きなことをやろうという気持ちが湧いてくる生き物だからだ。絶望した

ときは、いったん命以外のすべてを捨てて、ひたすら逃げてみよう。

自分以外の誰か、例えば家族や友人が絶望した気分になっているときは、どうすれば

いいのだろうか。結局、本人の抱えている悩みは本人が何とかするしかないもので、

他の人に解決できるものではない。

まわりの人にできるのは、声をかけてあげるとか、食べ物をあげたり食事に誘ったり

するくらいだ。

でも、まあ人が他人でできることはそんなものだし、それでいいのだと思う。死にそう

な人がいたら、とりあえず温かいものを食べさせてあげよう。

⇒phaさんは図解でも次のように紹介していました。

 人生はだいたいこれの繰り返し

 「疲れた⇒つらい⇒休もう⇒ちょっとだけ頑張ってみよう⇒疲れた…」

 いわゆる心の充電ですよね。人にはリズムがあるし、物事にずっと集中できるわけも

 ないですし…。

 あぁ今テンションが下がっているなぁ…というときは無理をせず、手短なことをして

 心身ともに充電するのを待つ…それもひとつの手ですなぁー。

3分待って…辛みそを投入!仙台辛味噌風でなかなかの辛さ。汗が吹き出します♪

③あえて何もしない(P186~)

「何もしないで、ぼーっとする」というのは簡単なようでなかなか難しいものだ。家に

いるとつい、部屋の散らかっているところが気になって掃除をやらなきゃとか思ってし

まったりする。

何もせずにゆっくりしたいと思ったのに、ついつい仕事や家事のことなどを考えて、

「あれをやらなきゃこれをやらなきゃ」となってしまって、ぼーっとできなかったり

する。そういうのはよくあることじゃないだろうか。

僕は、ぼーっとしたいときは乗り物に乗ることにしている。特に用事もなく、あまり

混んでいない路線の電車になんとなく30分ぐらい乗って、適当に降りて知らない町を

ぶらぶらしてコーヒーの一杯でも飲んで、また電車に乗って帰ったりする。

一年に何回かは、もっと長時間乗り物に乗る旅もする。鈍行列車や高速バスに一日八

時間ぐらい乗って遠くに行くのだ。

新幹線や飛行機で速く移動するよりも、移動時間が長い方が僕にとっては贅沢な旅だ。

それは、乗り物に乗って移動するときというのは、ぼーっとするのに一番適している

時間だと思うからだ。

車窓を流れる景色を見ていればなんとなく気が紛れるし、何もせずじっと座っている

だけでも「移動」をしていると手持ち無沙汰にならない感じがある。

本を読んだり音楽を聴いたりするのも、乗り物での移動中が一番集中して楽しめる。

ぼーっとするコツは「乗り物で移動しながら、ただ座っている」みたいに、何もしな

いでいてもなんとなく気が紛れる状態に自分を置くことなのだろう。

それは瞑想のやり方にも少し似ている。

瞑想も「心を空っぽにする」とか「何も考えない」とかを目指すものだけど、単に

「何も考えない」を目指そうとしても、心の中にいろいろ雑念が湧いてきてしまう

ものだ。

だから瞑想では「ある一点にひたすら意識を集中する」とか「自分の身体を限りなく

ゆっくり動かして、その身体感覚に意識を集中する」とか、何かダミー的な目標に

意識を向けることで、心の中をクリアにしようとする。

また古来から武道で言われる「丹田を意識する」というのも同じような感じだ。

丹田というのはヘソから指三本分下に、さらに指三本分だけ体の内側に位置する点の

ことだ。

武道ではこの丹田を意識して動くことで、身体のバランスがうまく取れたり技に力が

うまく伝わったりすると言われている。

この丹田の場所に何があるかというと、特別な器官があるわけじゃなく、単に腸が

入っているだけだ。

教育学者の齋藤孝さんによると「丹田はいくら力んでも力が入らないからいい」そうだ

武道において「力んで固まる」というのは禁物だ。硬直しているとその隙を敵に攻撃

されてやられてしまう。

全身がリラックスしてゆるい状態でいつつ、どんな状況にも即座に対応できるという

のが一番望ましい。この状態を自然体という。

だけど「力まない」というのもなかなか難しいものだ。体を意識すればするほど力が

入って固まってしまったりする。

そこで丹田が出てくる。丹田の場所には腸が入っているだけで筋肉があるわけじゃない

ので、いくら意識しても力が入って固まることがない。

つまり、丹田に意識を集中するというのは「全身からうまく力を抜くためにいくら

意識しても力が入らない場所を集中して意識する」ということなのだ。

これは「ぼーっとするために電車に乗る」というのと少し似ている気がする。

他にぼーっとするための手段としては、乗り物以外では風呂もいいと思う。風呂も、

湯に浸かって意識を曖昧にしているだけで何か自分に良いことをしたような気になれる

最高の設備だ。

つまり、電車に乗って温泉に入りに行くのが最高の組み合わせだ。人生に疲れたら

温泉に行こう。

⇒自然体…いい言葉ですね。

 高校生の頃、弓道部で弓を引いていましたが、よく「丹田を意識して弓を引け」と

 言われていました。丹田ってどこじゃ?という感じですが、弓道も武道…あまり

 気負わず、自然体で物事に当たったらいいよ…意識しない方が的に当たってました。

 自然体…それは日々の生活にも活かせることなのかもしれません。

 ワタクシのぼぉーとできる場所はやはり荒川の土手かも…。

 休みにはいつも訪ねて、心身の充電をさせてもらっています。

 土手に座るだけで「はぁ~」と何だか心が安らぐのですよね…。

 ひとつかふたつ、そこを訪ねたら心が落ち着く…そのような場所を見つけると

 心の充電には良い効果があるかもしれませんね…。

あー、読書はいいですね…素敵な出会いに感謝申し上げます~♪♪

しないことリストは大きくは4章に分かれていまして、他にもなるほどなぁ…と

参考になる内容も多いのですが、全部紹介しますときっと怒られてしまうと

思いますので、本日はここまで…ということにいたしたく…。

(何卒お許しください…図書館にも置いてあると思いますので、ご関心をお持ち

 でしたら、隙間時間などにいかがでしょうか)

最後に冒頭の「はじめに」をご紹介して本日のご案内を終えたいと思います。

「はじめに」P3~

今の世の中には無数の「しなきゃいけないこと」があふれている。

テレビを見ても、ネットを見ても、本屋に入っても、そこらじゅう、

「これをしないとヤバい」

というメッセージだらけだ。

なぜ、こんなに「しなきゃいけないこと」に追われるんだろうか?

その理由の一つは「情報が多すぎるから」だ。テレビ、雑誌、インターネットなど、

今の社会では、生きていると大量の情報に晒されることから逃れられない。

メディアではいろんな人が口々に「幸せになるには、こういう生き方をするべきだ」

「私はこれで成功しました」という情報を絶え間なく発信し続けている。

そうした意見の一つ一つは間違ってはいない。それを言っている人は、本当にそう

信じているのだろう。

でも、聞く側としては、いろんな人が言う情報の全てを実践するのは無理だ。だから、

情報を自分で取捨選択しないといけないのだけど、あまりに情報が多すぎるので、

「どれが自分に必要なものなのか」を判断するのが難しい。

その結果として「みんなが「これをしなきゃいけない」というのを口々に言うけれど

どれを信じたらいいかわからない」ということになってしまう。

そして、もう一つの理由が「そのほうが儲かるから」だ。

人間は現状に満足をすると、お金を使わなくなる。「このままじゃマズいんじゃない

か」と不安にさせたほうがお金を使ってくれる。

だから、モノを売るときには「英語を勉強しないとヤバい」「結婚しないとヤバい」

「家を買わないとヤバい」「ダイエットしないとヤバい」というふうに不安を煽るのが

常套手段になっている。

そうやって不安を煽る方向で売ってくるものは、まったく役に立たないわけではない

けれど、そんなに広告が言うほどは「ないとヤバい」ことにはならないものだ。

「このままだとヤバい」と必要以上に脅してくる人は、何かを買わせようとしている人

か、もしくは、自分に自信がないから他人の生き方を否定しようとしている人だ。

そういう人たちの言うことは別に聞かなくていい。

いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」だ。

この本は、世間で「しなきゃいけない」とされていることを一つ一つ検討していって

「あれもこれも別にしなくてもいいんだ。人生ってもっと幅があるものなんだ」と

少し力を抜いてラクに生きていけるようにするために書いた。

思えば僕も昔は「しなきゃいけない」に追われていた。小さい頃から怠け者で、すぐ

「疲れた」と言う子どもだった。人と話すのも友達を作るのも苦手で、毎日学校に

行くのがしんどかった。ずっと家で寝ていたかった。

でも、行かなきゃいけないことになっているので、我慢して通っていた。「他の人は

普通にできているのに、自分はダメ人間なのか」と自己嫌悪に陥ることも多かった。

どうしたらいいかわからず、自分が何をしたいかもわからないまま「とりあえずみんな

が普通にやっていることを努力してできるようにならなきゃ」と思って、なんとなく

学校に通って、なんとなく勉強をして、いい大学に入って、なんとか卒業をして、安定

していそうな会社に就職をした。

就職したのはいいけれど、職場のことも仕事のことも全然好きになれなかった。我慢

しながら毎日通勤して仕事をしていたけれど、3年ぐらいで限界が来た。こんな生活を

何十年も続けるのはムリだ、と思った。

「なぜしないといけないのかが、自分でよくわからないことは、もうやめよう。

 まわりに理解されなくても、自分で実感の持てることや、自分のしたいことだけを

 やっていこう」

そう思い立って会社を辞めることにした。

まわりからは「あてもなく会社を辞めてフラフラしたいなんて、バカなことはやめる

んだ」と怒られたりもしたけれど「これ以上ここにいても、何もいいことは起こらない

だろう」と確信していたので決心は揺るがなかった。

会社員を辞めることで、社会で”普通”とされている生き方から外れることに、最初は

不安もあった。

でも実際に辞めてみると、会社員時代よりも友達が増えた。収入はかなり減ったけれど

仕事によるストレスはなくなったし、自由に使える時間が圧倒的に多くなったので、

毎日の幸福感は増した。

ほとんどの「しなきゃいけないこと」を捨てて、自分のしたいことと生きるのに最低限

のことだけをして「あまり社会と関わらず、のんびりと毎日寝て暮らす」という、

自分の考える限りで最高にラクな生活を今は送っている。

「しなきゃいけないこと」に追いかけられずに心に余裕を持って生きていくには、

どうしたらいいのだろうか。

結局、自分の頭で「それは本当に自分に必要なのか」と一つ一つ考えていくしかない。

評価基準を自分の外に置いている限り、他人に焦らされるのは避けられないからだ。

1.他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値観を持つこと

2.他人や世間のペースに無理についていこうとせず、自分のペースを把握すること

この2つのポイントを押さえることが大切だ。

難しい問題を解決するためには、もつれあった問題の塊をほぐして小さい問題に細かく

分けて、一つ一つ確実に潰していくのがコツだ。この本では「これは別にしなくてい

い」という内容を36個の「しないことリスト」に分類して、世の中にあふれる「〇〇

しなきゃいけない」という呪縛を解いていく。

第1章は「なんでも「タダでもらえる時代」「固定した人間関係は腐ってくる」「思考

をスッキリさせるコツ」などについて書いた「所有しないリスト」

第2章は「怠惰は美徳である」「イヤなことはしなくていい」「元気でいつづけると

早死にする」などについては書いた「努力しないリスト」

第3章は「自己責任は50%でいい」「すべての成功はたまたまにすぎない」「つらい

ときは奇声を出そう」などについて書いた「自分のせいにしないリスト」

第4章は「諦めれば人生はラクになる」「他人は言葉の通じない動物だ」「死人のつも

りになれば何でも楽しい」などについて書いた「期待しないリスト」

特に順番など気にせず、気になったところから読んでもらえればいい。

毎日何かに追われる生き方から抜け出すために、心の中に巣食っている「しなきゃいけ

ない」を一つずつ整理していこう。

~本のご紹介、ここまで~

逆説的な視点で、「あぁそんなところがあるなぁ…」と感じた本でした。

令和はもう昭和ではありませんからね…。

成熟化社会と呼ばれてはや何十何年…これから人も減っていく社会になりそうですし。

今までの価値観が通用しない世の中がすぐそこに迫ってきているような気がします。

いろんな生き方があっても良いのではないかしら…

毎日楽しく嬉しく明るく元気に過ごせたら…それだけで十分素敵な日々となるのでは

ないかなぁ…phaさんの本を読んで、ふとそんなことを想ったことでした。

あー、また海を眺めてのんびりしたいですねー

今日のお昼、床上げをいたしました。

熱も下がり、身体のあちこちにいた「得体のしれないヤツ」もやっと去ってくれた

ようです。

スポーツ飲料もいっぱい飲んで、汗をたくさん出したからでしょうねー。

身体がしんどいときは無理をせず、じぃーと布団で寝ているに限りますね。

(あ、でも寝すぎてお腰が痛くなったかも…あぅ…)

さぁ、今週も始まりますね。

6月最後の週、明日も元気に笑顔で頑張っていきますかー😊😊😊

 

今日は快気祝い、布団でお世話になったphaさんの書籍を紹介した一日となりました。

 

ではでは!

最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!  

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