げんさんのほげほげ日記

その日に感じたことや、これまで考え続けてきたことなどを 徒然なるままに綴っております(雑話的なブログです)。 好きな読書を通じた、こんな本もありますよ~といった紹介や、 これまでの旅の思い出などにも触れていけたらな、と思っています。 (ブログの機能なども日々勉強中!)

旅の思い出~その31~ふらりと出かけた関西への旅・前編(奈良・二上山、大阪・太子町の天皇陵・源氏三代墓、和歌山・花山温泉を訪ねて…)

二上山の雌岳頂上にて。山頂に着いたときに日の出を迎えました

今日はお昼どきはそれほど寒くなかったです。

日本各地で3月中旬の日和だったところが多かったとか…。

早く春か来るといいなぁ~

寒いのがダメダメなワタクシですので、春が待ち遠しいです。

 

先日の三連休に関西への旅を思い立ち、お出かけしてきました。

今日はその旅の思い出(と言っても、つい最近にはなりますが…😊)をご紹介したい

と思います。

昼に突然行くことを思い立ちましたので…関西へは新宿発の夜行バスで出発!

翌朝に奈良県大阪府の県境にある二上山に登りました。

(以前より山頂にある大津皇子の陵墓を訪ねたかったのです)

その後、お隣りの太子町の陵墓などを巡り…

最後は癒しも兼ねて、和歌山市内の花山温泉を訪ねた思い出をご紹介します。

出発は新宿バスターミナル、通称「新宿バスタ」です。

2016年にオープンした施設。

新宿駅西口のあちこちに散らばっていたバス停を新宿駅新南口の真上の一か所に

集めました…空間をうまく利用した施設ですね。

三連休の初日の土曜でしたので、待合室はお客さんでいっぱいでした。

バスは奈良県の五條行き。途中の高田市駅前まで乗車します。

高速バスに乗るのは久しぶり…乗客は15人ほどで定員の半分ぐらいの乗車率でした。

他の路線では満席のバスも多かったです。人が少しずつ戻るといいですね…♪

(新東名高速道路を進んでいるうちにいつのまにか眠ってしまいました…)

二上山は二つの峰に分かれます。写真は奈良県側から撮影されたものです。

関東の筑波山もそうですが、峰がふたつに分かれる山って多いですよね…。

ハイキングコースとして人気のあるお山さんでもあります。

バスは早朝6時半過ぎに高田市駅に到着しました。

まずは二上山の山頂を目指します。

二上山には大きくは3つの登山ルートがあります。

奈良県側からは2ルート。

近鉄南大阪線の「二上山」駅もしくは「二上神社口」駅から雄岳へ向かうルート、

または「当麻寺」駅から雌岳へ向かうルート。

それと大阪府二上山万葉の森公園から雌岳へと登るルートです。

奈良県側からは山頂まで1時間半から2時間ほどかかりますが、

万葉の森からですと30分から40分ほどで山頂へ行けます。

(今回は時間をワープして、万葉の森から向かうことにしました)

登山口に案内看板がありました。まずは雌岳に向かいましょう!

さあ出発です!道は舗装されているので歩きやすいです。

多くのハイカーさんとすれ違いました。頂上までの時間が他のルートより短いため、

こちらの登山口から登る方が多いようです。

「おはようございます」「こんにちは」そう声掛けすると、皆さん挨拶してくれました

(山のマナー、いいですね♪)

麓から登っていくと、馬ノ背と呼ばれる尾根に着きます。

馬ノ背は雌岳、雄岳、麓への分かれ道となっています。

途中で坂も急になってきますが、こちらが雌岳への最後の階段。

一番急ですが、もうひと踏ん張り…

最後の階段を登りきると…山頂に到着です!

雌岳の山頂には大きな日時計のモニュメントがありました。

時間は7時40分。気温はまだ氷点下でした(風が吹くと寒いです~)。

晴れたら遠くがよく見えるのですが…本日は…

前日の夜に雨が降ったそうで…辺り一面ガスがかかっていました。

大阪側は霞みがかっていました~(またの機会ですね♪)

あっ、雲間より太陽さんが…日の出です!(しばらくぼぉ~と眺めておりました)

頂上にはベンチがたくさんありますので、ひと休みできます。

さぁ朝食タイム…前日に購入していたサンドイッチとおにぎりをいただきました。

お供は万葉の森で買ったこちら…関西限定カフェオレさん~♪

(頂上まで20分ほどで登ってしまいましたので、まだ暖かったです)

そう、ワタクシ、登山時間の目安の半分ぐらいで登ってしまう人なので…

⇒自称、カモシカ足~そして、あとで足が痛くなる~♪♪

おじさま4人組の集合写真を撮りましたら、お礼にチョコをいただきました。

(美味しかったです…テヘヘ♪)

朝食と休憩を終えて…次は雄岳へ向かいます。

さぁ分岐点の馬ノ背まで戻りましょう。足元気をつけなくちゃ!

再び馬ノ背に戻ってきました。

正面の階段が雌岳への道。右へ行く道が万葉の森への道となっています。

くるっと振り向いて…正面が雄岳への道。右が奈良県側へ降りていく道です。

(落ち葉が敷き詰められていて、いい雰囲気でした♪)

それでは雄岳へ向かいましょう~階段なかなか急であります!

すれ違う人も少なくなりました。途中で雌岳を振り返って…

(雄岳より雌岳の方が人気なのかな…あはは~はい、すみませんー😊😊)

急な階段道をしばらく行くと雄岳の頂上に着きました。

雌岳と比べると、頂上は少し狭かったです。こちらにはベンチなどはありません。

山頂の一角にお社…葛木二上(かつらきふたかみ)神社さんがいらっしゃいました。

山の名前と同じなんですね…塀に囲まれてはいますが、本殿はありません。

(山全体がお社さんなのでしょうか…)

ひとり静かにお参りさせていただきました。

葛木二上神社より東へ少し降りていくと…大津皇子のお墓の案内が!

こちらが入口です。少しわかりづらいですが左手へ行くと墓陵です。

右手は山を下る道になります。

(麓から登ってくると通り過ぎてしまうことがあるそうです…ご注意を)

到着しました!朝日が眩しかったです。

山の上にあるのに宮内庁さんはきちんと管理しているのですね…。

大津皇子天武天皇の皇子のひとりで有力な後継候補でした。

しかしながら、天武天皇が逝去した後、謀反の疑いで捕らえられ、殺されてしまいます

まだ24歳という若さでした。

最大のライバル草壁皇子皇位につけるため、その母親の鵜野讃良皇后(後の持統天皇

です)の意向が働いた…という説もありますが、果たしてどうだったのでしょうか。

亡くなった後、大津皇子二上山に祀られましたが、

その実姉の大伯皇女は次のような歌を万葉集に残しています。

「うつそみの 人なる我れや 明日よりは 二上山を 弟(いろせ)と我が見む」

(ひとりこの世に生き続ける私は明日からは(弟が眠る)二上山を弟として見続けよう)

悲劇の皇子と呼ばれますが、実際はどのような方だったのでしょう…。

お墓を眺めながら、そのようなことを想っておりました。

長年訪ねたかった大津皇子の陵墓。ついに来ることができました。

静かにお参りさせていただきました…ありがとうございました!

(前を向いてお行き…ふと、そんなことを語りかけられたような気がしました)

では麓へ下りますか…馬ノ背まで戻って奈良県側の当麻寺方面へ向かうことにしました

馬ノ背からはしばらくこのような道が続きます。それにしてもめっちゃ急!

下りだからいいものの…とは言え、足元は注意せねば。

(踏ん張りすぎると足がガクガクになりそうです…😊)

落ち葉に足を取られないように…昨晩は雨がかなり降ったようで。

(滑らないようにしないと♪)

竹林も増え…段々と坂も緩やかになってきました。

裕泉寺まで下りてきました。案内看板がありました。

二上山を境に左側が奈良県、右側が大阪府です)

今回は寄りませんでしたが、お寺さんの跡があったり…

岩屋があったり…二上山には見どころがいっぱいあります。

更に進むときれいな古墳がありました。

誰が葬られているのかわからないそうです。

実はこちらが大津皇子の墓ではないか…という説もあります。

石棺を拝見することができます(お写真を…パシャリ♪ ありがとうございます!)

そう言えば、山野辺の道にも石棺を眺められるところがあったような…。

鳥谷口古墳の丘に座ってしばし休憩…のどかな良いところでした。

更に進むと不思議な建築物が…。

傘堂というお名前とのこと…県の有形民俗文化財なんですね。

どうしてこのような建物を作ったのでしょう…不思議です。

ゲゲゲの鬼太郎で出てきた唐傘お化けを思い出してしまいました…ごめんなさい!)

麓まで下りてきました。当麻寺駅へと向かいます。

振り返って、二上山を一枚パシャリ!

長年訪ねたかった二上山…今日は本当にありがとうございました。

(大阪で仕事をしていた時はもっと近かったのに…近いと意外に行かないものです)

山登りは楽しいですね。また訪ねたいなぁ…今度は奈良県側から登ってみたいです。

二上山の登山マップは何種類か作られているようですが、

今回はこちらを参考とさせていただきました。イラストも丁寧でわかりやすかったです

(よろしければどうぞご覧ください…)。

www.city.katsuragi.nara.jp

次はお隣り、大阪府の太子町へ。

当麻寺駅より近鉄電車で県境越え…上ノ太子駅へと向かいます。

太子町はその名のとおり、聖徳太子に由来がある街です。

太子が活躍していた頃の天皇の陵墓が点在しています。

こちらも長年訪ねてみたかった場所でありました。

まずは聖徳太子の陵墓がある叡福寺(えいふくじ)へと向かいました。

上ノ太子駅前のヤマザキショップで自転車を借りることができます。

太子町は坂が多いので、電動付きをお勧めします(一日500円です)。

おばあさんとおばさまがお店をやっておられるようですが、平日は隣りのご自宅に

おられることが多いようです。

(店に鍵がかかってました!自宅の玄関のチャイムを鳴らしたら、庭にいる犬が

 ワンワン吠えて…それを合図に出てきてくれました。いやぁ~長閑なお土地柄だ…)

そんなこんなで自転車を漕いで、10分ほどで叡福寺に到着しました。

(途中の坂道、アップダウンが多いです…電動自転車にして良かった…)

本堂と多宝塔を眺めて…とても広いお寺さんです。

右手の階段を登った先に…

聖徳太子の御廟がありました。静かに佇んでおられました。

推古天皇皇太子の表記が…磯長は「しなが」と呼ぶそうです。

歴史を感じさせる碑がありました(風雨も厳しい中、よく残っているものです…)。

聖徳太子はこちらに祀られているのですね。

奈良県側ではなく、大阪府側に陵墓があることを不思議に思いました。

こちらの御廟にはお母さんの穴穂部間人皇女と妃の膳部郎女も一緒に祀られています。

(ゆえに、三骨一廟と呼ばれています)

太子が亡くなる2か月前にお母さんが亡くなり、太子が亡くなる前日に御妃が亡く

なった…さらりと書かれていましたが、これは…と、ふと思ったことでした。

(あぁ、ひとりごとではありますが…歴史はいろいろあるのかもしれません…)

叡福寺さんのHPはこちらです。よろしければご覧ください…。

eifukuji-taishi.jp

叡福寺を後にして、次は太子に所縁のある天皇陵を巡ってゆきます。

まずはお父さんの用明天皇陵へGO!

太子は用明天皇の第二皇子でありました。

用明天皇陵は叡福寺のすぐ近くにあります。

住宅街の中に静かに佇む御陵です。

街中にかつての天皇の御陵があるなんて…不思議な風景だなぁ~と思いました。

(近くにお住まいの方はそんなもんだ…とお思いなのかもしれませんが♪)

正式名称は春日向山古墳。四方が100mほどの方墳です。

第31代となる用明天皇の在位は2年ほどであったといわれています。

きれいに整備された御陵…外から静かに拝見いたしました…。

次は推古天皇陵へ。用明天皇陵からほど近いところにあります。

坂道をキーコキーコ漕いで向かうぞ~(いい運動になります)。

遠くに見えてきました。家や田んぼ、畑が点在する長閑な風景でありました。

駐車場に自転車を止めて、いざ向かわん!

入口の碑は大正14年築!令和、平成、昭和、大正…時代を感じます♪

上ノ太子駅を出たときは曇っていましたが、推古天皇陵に着いたときにさぁーと

晴れてきました(ちょっと嬉しい…)。

第33代推古天皇…日本初の女帝ですね。どのようなお方だったのでしょう。

摂政の聖徳太子とタッグを組んで、政を進めたのでしょうね。

在位は36年。39歳の時に皇位を継がれたといわれておりますので、

当時にしてはかなり長寿だったのではないでしょうか。

色々争いが絶えない中、巧みな政治力を発揮されたのかな…

ふとそんなことを想いました

こちらには先に亡くなられた竹田皇子も埋葬されています。

立派な御陵でした。本日の訪問に感謝を申し上げました。

御陵の正面の風景を…階段に座って、しばしぼぉ~と眺めておりました。

(風がさぁ~と渡って気持ち良かったです。動けなくなりますね…)

とは言え、そろそろまいりましょうか。

次に向かったのは推古天皇陵の西にある敏達天皇陵。

用明天皇の先代(第30代)に当たる天皇です。

廃仏派だった天皇さんです。その後を継いだ用明天皇以降の天皇は崇仏派となりました

ので、ある意味、政の境目となった方だったのかもしれません。

自転車で急な坂道を登った先に陵墓の入口がありました。

むむ、右手に何やら小さな看板が…。

うぉ!いのしし…いやあ、めっちゃ怖いです…(イラストは可愛いけど…)。

陵墓へと向かう参道は長く、途中でも「イノシシが出るので、ご注意ください」という

看板が何か所もありました。

⇒本当に出るのですね…

陵墓に着いたものの、すっかりビビッたワタクシ。

何かいる!という気配が凄いんです。

もっとじっくりとおじゃましたかったのですが…写真を撮って早々に退散いたしました

(本当に誰かに見つめられている…という雰囲気だったもので…テヘヘ♪)

敏達天皇陵を北へまっすぐ進むと、河内源氏三代と呼ばれる源頼信、頼義、義家の墓が

あります。(周辺案内図がありました)

上ノ太子駅へ戻りがてら、お参りしていくことにしました。

鎌倉幕府を開いた源頼朝も元をたどれば河内源氏になるのですね。

なお、源氏三代の墓の所在地は太子町のお隣り、羽曳野市になります。

まず訪ねたのは源義家のお墓。ご存じ、八幡太郎義家です。

昔の大河ドラマですが、奥州藤原氏をテーマにした「炎立つ」では義家役を佐藤浩市

さんが演じていたことを思い出します。

お墓は林の中に静かに佇んでおられました。立派なお墓でした。

数々の武功を立てた義家公も最後は親族問題で苦労されていたとか…

(こういうお話、今も昔も変わりませんね…すみません、ひとりごとです…)

源義家の墓より南へ数分歩くと、源頼信のお墓があります。

義家のおじいさん。河内源氏の初代になります。

1031年に関東で起きた平忠常の乱を平定したことで武名を上げます。

この乱を経て、関東の武士団は河内源氏と主従関係を築いていくこととなります。

源頼朝が関東で旗揚げできたのはこの三代のおかげでもあると言えますね…)

義家の墓を北へ少し進むと、通法寺跡に着きました。

河内源氏菩提寺といわれていますが、今は山門と鐘楼が残るだけとなっています。

敷地内に通法寺を創建した源頼義の墓があります。

頼義のお墓は門を入って左手にありました。

父頼信は平忠常の乱を平定し、息子頼義は奥州で起きた前九年の役を12年かけて

鎮圧することで武士の棟梁の地位を一層高めることとなりました。

また、頼義は桓武平氏嫡流平直方の娘を娶ったことにより、関東における平氏勢力

の支持を受けることにもなります。

通法寺跡の隣りに源氏館跡の案内看板がありました。

当時は多くの人で賑わっていたのでしょうね…。

頼信、頼義、義家、義親、為義、義朝…そして頼朝と続く河内源氏の家系ですね。

源氏館跡から通法寺跡を眺めて…本堂などは残っていません。当時、どのような風景

だったのでしょう…。

通法寺跡から更に北へ少し進むと、壷井八幡宮があります。

前九年の役での勝利に感謝し、頼義が石清水八幡宮の勧請を受け創建したお社です。

本当は河内源氏三代のお墓参りの最後に訪ねる予定でしたが、

既に足がパンパンで攣りそうな状態…この急な階段を見て、

「こりゃ無理できんわい~」と今回は階段の下にてお参りさせて

いただくことといたしました。

⇒階段を登るとイヤな予感がしましたので…こういう感は当たるのです、はい…。

八幡宮さまのHPがありましたので、こちらにて代えさせていただきたいと思います♪

tuboihatimanguu.jp

その後は自転車をキーコキーコ漕いで、上ノ太子駅へ戻りました。

太子町には他にも遣隋使として派遣された小野妹子の墓、孝徳天皇陵、

蘇我馬子蘇我倉山田石川麻呂の墓などの史跡も多く、立ち寄りたかったのですが、

道中のんびりしていたので時間が無くなってしまいました。

(また改めて来ようかな…と思いました)

今回、上ノ太子駅界隈を巡ってふと思ったのは、

普通、お墓は家の近くに作るもの…

普通、仕事場は家の近くにあるもの…

ひょっとして皆さんの住まいはこの近くにあり、そして当時の政庁もあったのでは…

わざわざ山を越えて、奈良(飛鳥)まで通うだろうか…

遣隋使を送るにも海が近いこの土地の方が便利なのではないか…

蘇我氏の本拠地はこの辺りにあったといわれているし…

そうすると飛鳥にいた人たちは誰?

石舞台古墳は誰のお墓?甘樫丘にいた人たちは誰?

これまで学んできた歴史というものは、こうして現地を訪ねると、

ひょっとして別のものもあったのでは…歴史って勝者が作るものだし…

ふとそんなことを想ったりもします。

河内源氏三代の墓や住居跡もありますので、この地は昔から豊かだったのでしょうね。

(あー、空想に近いお話です。通りすがりのひとりごとですから…

 ただこうして想像しながら現地を自らの足で歩くと楽しいですね♪♪)

上ノ太子駅で自転車を返した後(またワンちゃんに家主を呼び出してもらいました…♪)

阿部野橋まで近鉄電車で移動しました。

(小さい頃、近鉄南大阪線沿線に住んでいたんですよね…あ、どうでもいいですが😊)

JRに乗り換えて、本日最後の目的地、和歌山の花山温泉へ向かいました。

天王寺駅構内の立ち食い蕎麦屋さんで遅めのランチ、カレー丼をいただきました。

蕎麦屋のカレーですなぁ~アツアツで美味しかったです♪)

JR阪和線で向かうこと1時間ほど。紀ノ川を渡るとまもなく和歌山駅です。

JR和歌山駅からタクシーで7分ほどで花山温泉に到着しました。

これまでも何度かご紹介しておりますが、濃厚な炭酸泉が湧くワタクシの

大好きな温泉なのです。

⇒今日は良く歩いたし、早速入ろうっとー♪♪

コロナもあって、久しぶりの訪問でした。脱衣所の案内看板も新しくなっていました

(今日でコロナからちょうど3年なんですよね…こんなに長くなるなんて誰が想像した

 でしょうか…もう…)

花山温泉は源泉かけ流し。敷地内から源泉が湧き出ています。

26度の源泉浴槽、37度の低温浴槽、熱めの浴槽と露天風呂の4種類の源泉浴槽で

温冷浴を楽しむことができます。

いずれも100%源泉かけ流し。地元の方に愛される温泉です。

建物内に蛇口がありまして…源泉は持ち帰ることもできます。

f:id:genta-san:20200809010257j:plain

こちらは以前宿泊した際にご紹介した記事より。茶色いお湯が特徴です。

温冷浴をしていると、あっという間に時間が経っていきます。

皆さん、気持ちよさそうに浸かっておられました…♪

日帰り入浴の方は食堂でランチがとれますよ(釜めしが人気です)。

今回の旅のもうひとつの目的は花山温泉内にある整体道場を訪ねることでした。

以前大阪で仕事をしていた頃よりお世話になっている八木さんという先生に

整体をお願いしたくて…はるばるやって来た次第でして…😊

昨年おうちやしごとでバタバタしていて、すっかり身体が固まってしまいました。

特に肩周りのコリがひどかったので、一度診てもらいたかったのです。

せんせい「あ、げんたさん、大変お久しぶりです」

ワタクシ「コロナでなかなか来れなくって…身体が固まってしまって…」

といった挨拶からスタート…

まずは下半身を歪みを診てもらいます。

「ここかな、ふむふむ」と時に木槌でコツンコツンと叩きながら、

左右の足のバランスを治してもらいました。股関節から下は歪みやすいんですよね…。

歪みは上半身まで影響してしまうのだそうです。

次は腰、最後に肩と首。

「確かに全身凝ってますね…こうかな、ポキポキ…」と軽やかに施術していきます。

「こうだな、よしこうだな…」と先生はひとりごとを話しながら、ワタクシの身体を

テキパキと作り上げていきます。

こうして、60分しっかりほぐしてもらいました。

いやあー、身体がすっかり軽くなりました。

3年ぶりの訪問でしたが、ワタクシの身体は特徴的らしく、よく覚えておられたそう

です(そうおっしゃっていました…感謝です…)。

漫画のテルマエ・ロマエではないですが、本当に上手な方はさらっと直してくれる

のですよね。気さくな先生で施術も気持ち良かったです。

(おうちの近くにあったらなぁ…とつくづく思います)

最近はLINEもやっておられるとのことで早速お友達登録をして、

情報をいろいろいただくことにしました。

(ほとんど個人的な趣味のような話で恐縮ですが、もし整体に興味がおありで、

 お近くにお立ち寄りの際はいかがでしょうか…こちらが道場のHPです。

 先生はおふたりいますが、ワタクシは毎回八木先生にお願いしています♪)

seitai-7443.business.site

こちらはおまけネタ。八木さんの新作「バランスベルト」真ん中の丸い突起部分をへそ下の丹田に乗せて、ぐるっとバンドを腰に十字に巻きます(早速寝るときに巻いていますが、丹田に圧がかかるので呼気がしやすくなり、寝入りもよく、深く眠れるようになりました)

身体をほぐした後、もう一度お風呂に入っていると時間は既に7時過ぎ。

そろそろ出ますかな…。

心身ともに柔らかくなったような気がします。

はるばるやって来た甲斐があったなぁー。

いつ来てものんびりできていいですね…また機会を見て、訪ねたいです。

今日もありがとうございました!

花山温泉のHPはこちらです。

(コロナで大変だった時期もありましたが、頑張っておられます)

www.hanayamaonsen.com

再び和歌山市内へ。お腹も空きましたので…

今宵は和歌山ラーメンの名店、井出商店さんへ。和歌山駅からすぐのところにあります

濃厚な豚骨&醤油ベースのスープで有名な和歌山ラーメンを代表するお店であります😊

今日は大盛り中華そばにしようかな~♪

夜も8時近くでしたが、行列ができていました。

外で待っている間に注文を取ってくれるので、店に入った後はそれほど待たずに

食べることができます(ありがたいですね~)。

こちらが大盛り中華そば。麺は2玉です。チャーシューもトロトロ~♪

スープを一口…うまぁ~い!あっという間に食べてしまいました。

遅くに入ったので、早すし(鯖の〆すし)は売り切れでした。

お店を出て、全景をパシャリ♪ 美味しかったー!ごちそうさまでした。

井出商店さん、お味は変わっていませんでした…

和歌山を訪ねる際はまた寄りたいです。

ideshoten.stores.jp

この後、和歌山駅まで戻って、再びJRで新大阪まで移動しました。

今宵の宿の東横イン新大阪中央口新館に到着したのは夜22時頃。

早朝から夜遅くまでの濃厚な一日は終わりました。

それにしてもよく歩いたぁ…いい運動になりました。

ほぐしてはもらいましたが、足はパンパンですね…でも楽しい一日となりました。

 

今回の旅のご紹介はこちらまでとさせていただきたいと思います♪

写真も多かったですが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!

翌日は湖西線の旅からスタート…琵琶湖畔を眺めつつ、途中下車しながら最後は

東海道線に乗って、のんびりと東京まで戻りました。

その旅のお話はまた機会を改めてご紹介したいと思います。

 

今日はふらりと関西へ出かけた旅を懐かしんだ一日となりました。

 

ではでは!

最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!  

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村