ここ最近ドタバタ続きで、「あー疲れたなぁ~」と感じていました。
今日はちょうど、おしごともポッカリ予定が空きました。
天気予報は一日晴れ・・・これは癒しのひとときにするしかないっ!
ということで、今日は思い切って、お休みをいただいて(サボりです😊)、
前々から行きたかった渋峠におじゃましました。
本当は、草津温泉へ抜けたかったのですが、途中の白根山が絶賛火山活動中!
のため、今は横断することができません(車でもダメです、通行止めとなっています)
火山活動が収まるまで、渋峠には、長野側からいくしかなさそうです…。
今回は、長野駅から長野電鉄で湯田中駅まで移動して(50分ほど)、
長野駅から、特急「スノーモンキー」号で湯田中へ。地獄谷のお猿が由来でしょうか。
どんな電車かな?と思ったら、なんと昔の成田エクスプレスでした(懐かしい!!)
車内です~。平日でシーズンオフということもあって、ガラガラでした♪
隣のホームにも、どこかの私鉄か地下鉄で見たような電車が止まっていました。
(長野電鉄さんって初めて乗りましたが、長野駅は地下駅なんですね)
長野も晴れでした。遠くの山々が見えていて、気持ちいいです~。
やっぱり旅行は晴れないと!(ワタクシ、どちらかと言うと「晴れ男」です♪)
湯田中駅に到着!この時期だからか…おじーさんおばーさんでいっぱいでありました
湯田中を出発したバスは、どんどん登っていきます。眼下に渋温泉の街並みが~
(あ、ガードレールのミラーがじゃまぁ!!)
これは絶景が見れるぞぉ~と期待していたら、山の中腹あたりから、ガスがさぁーーと
かかってきました(あぅ!)。
渋峠に到着したものの、ご覧のとおりで、あたり一面ガスガス…何も見えません(涙)
そこから7~8分ほど歩くと、国道の最高地点があります(今回の目的地です!)。
ガスで一面靄っていましたが、せっかくここまで来たので、
最高地点まで行ってみることにしました。
なんかむちゃくちゃ寒いなーと思ったら、渋峠のバス停前で、既に2172m・・・
気温計を見ると、なんと「マイナス2度」。そりゃ寒いわけです(あはは…)。
氷が張り付いてました!霧氷というのでしょうか??
風が吹くと、身体の芯まで冷えますーー(キャーー!)。
あれかな?見えてきました、国道最高地点…ガスってて、何も見えない…
国道最高地点に到着しました!(あれ?さっきも2172mって書いてあったけど)
志賀高原から草津温泉へ抜ける道は、ライダーさんだったら最高なのでしょうね?
今日も何台か、ライダーさんとすれ違いました。
あーでも、ガスでなぁ~んも見えん…ここまで来たのになぁ~と思っていたら…
なんと一瞬、晴れたのです!(ガスの向こうにぼんやりと太陽も見えました…)
わずか2、3分だったでしょうか…目の前に、ちょっとだけ顔を出してくれました😊
嬉しい!「ここまで来てくれたご褒美じゃ!」と、誰かさんが言ってくれたのかも♪
(晴れ男だから…なんてうぬぼれず、ひたすら感謝です!!)
震えながらも、登ってきた甲斐がありました~
とは言え、戻りのバスの時刻もあるので(2時間に1本ぐらいしかありません…)
そろそろバス停へ戻りましょう!
あちらこちらで…氷が張りついていました…(むちゃくちゃ寒いです…はい)。
雪でしょうか…バスの道中、路面が濡れていたので、雪が降っていたのかもしれません
渋峠ホテルまで戻ってきました。このホテルは、建物の真ん中に県境があります。
(面白いですね~税金は、長野と群馬に半分ずつ払っているのでしょうか?
まぁ、どーでもいいですが…)
今日はお休みでした。本当なら、国道最高地点から戻ってきた人には、100円払えば
最高地点に行ったことの証明書をホテルでもらえたのですが…残念っ!
バスで一緒に乗っていたおばちゃんも「ええー、今日休みなの!!」と絶叫してました
お茶したかったみたい…これも残念っ!!
(そう言えば最近、CMでギター侍を見て、懐かしくなりました…汗)
国道最高地点からは、晴れるとこのような景色が見えるようですね。
また来てみたいです(できれば、草津温泉から登ってきたいなぁ~)。
バスは再び、ガス靄の中、山を降りていきました。
志賀高原山の家あたりまで来ると、青空が見えてきました(白樺、きれいでした)。
渋温泉から湯田中温泉までは、歩いて20分ほどですよ~と、バスの運転手さんに
教えてもらったので、帰りは渋温泉で下車して、温泉街を歩くことにしました。
オフシーズンですね…ほとんど人はいませんでした。
事前に唯一調べていた「金具屋」さん。
宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」の湯屋さんのモデルと言われています。
確かに、そんな雰囲気を醸し出していましたね~ばばぁ殿が飛んできそうですわーー
宿も街並みも、古き良き香り…がいたしました♪♪
渋温泉も湯田中温泉も、外湯が有名です。鍵を持って、ぶらりとお湯に入りに行く。
そんな湯治をワタクシもしてみたいものです…。
地元の方しか入れないお湯も多いですね。
(以前に旅した諏訪の街も、そんなお湯が多かったです)
そんなお湯のひとつ、湯田中大湯さん。月に一度は、お湯を開放しているようですが、
今はコロナ渦でお休みだとか…。
湯田中温泉は、俳人小林一茶の街。通りのあちらこちらに一茶の句碑がありました。
一度、入ってみたいなぁ~いいお湯に違いない!!
大湯さんから数分歩いたところに、湯宮神社さんという立派な神社さんがありました。
本日の出会いに感謝いたしました!
赤いきれいな実がなっていましたね~(食べられるのかしらん??)。
湯田中駅に戻ってきました。今の駅舎のお隣に、昔の駅舎が保存されていました。
文化財に登録されていたのですね・・・(昭和だぁ・・・)
旧駅舎の中はこんな雰囲気です。レンタサイクルもやっているそうです。
次の電車まで、1時間ほど時間がありましたので、
旧駅舎の隣にある「楓の湯」さんに入りました。
なんとお値段300円です(安いですね~)。
コロナ渦でもありますので、入口で来訪者カードを書いて、受付の方に渡します。
(名前と電話番号、県内県外のどちらから来たのか…といった簡単な内容でした)
脱衣所には、100円の返却式ロッカーがありました(助かりますね)。
脱衣所に温泉の成分表がありました。源泉93度ですかぁ・・・
さっそく入ります。お客さんがそこそこいらっしゃいましたので、
浴室の写真は撮れませんでした。
代わりに、楓の湯さんのHPをどうぞ~♪♪
内湯に浸かっていたら、先に入っていた二人のおっちゃんが声をかけてきました♪
(ワタクシ、気持ちよさそうな顔をして、入っていたからでしょうね。
こういう出会いというか、お話大好きですっ!)
おやじA「どちらから来られたん?」
ワタクシ「茨城県のつくばからですよー」
注:東京からというと、気を遣いそうなので、あえて仕事先をチョイス~すると…
おやじB「ええっ!私、昔つくばで、農水省の仕事をしてたんよ」
ワタクシ「ええっーー!」
おやじA「そうそう、長野と茨城って、関係が結構深いんよ。僕も昔、土浦で仕事して
てね。休みは釣りしてたから。あれは湖じゃなくて、海だよね。
潮もあがってくるし。ボラも上がってくるよ」
ワタクシ「あぁ、霞ヶ浦ですよね。私もカヌーとかしてましたよ」
おやじB「海沿いに大洋(村)とか鉾田ってあるでしょ。海沿いに下って、設備やら
電気やらの仕事をしてたなぁー」
ワタクシ「本当に、長野と茨城って、ご縁が深いんですね~」
(お湯が熱いんで、のぼせそうになってきました…先に入っていて大丈夫なんかいな
おっちゃんたち・・・)
ワタクシ「いやぁ、熱いですね、お湯…」
おやじA「43度ぐらいあるんじゃないかな」
ワタクシ「あぁ、やっぱり…でもお湯はむちゃくちゃ気持ちいいですね~」
おやじB「外が寒いだろ。だから、お湯は熱くしないとダメなんだ」
…なるほど、源泉93度って書いてあったな…
おふたりにお礼を言って、脱衣所へ向かうと、今度は幼馴染風なおじさんとおばちゃん
が楽しそうに話していました。(おばちゃんはお掃除のご様子♪)
おばはん「あー、久しぶりじゃないの~、最近見なかったねぇ…」
おじさん「おう、そうだったかな…元気そうだね」
(おじさんパンツ一丁ですけど…と思っているワタクシは、すっぽんぽんですが…♪)
おばはん「昨日、久しぶりに救急車来たよ。乗りたがらないんだよね~」
おじさん「あぁ、風呂熱いから。まんじゅう食べると全然違う。空腹で入るとダメな
んだよな。みんな知らないんだよな。俺、いつもチョコ持ってきてるんだ」
おばはん「これから救急車増えるよ、また…」
なるほど!確かに旅館に泊まると、部屋にまんじゅうとかお菓子置いてますよね。
あれは「食べてからお風呂にお入り~」ということなのね。
そう言えば、以前、そんなことを紹介していた番組を見たような…
チコちゃんだったっけか??
お風呂のあとは、お休み処でひと休みできます。日が当たって、明るい雰囲気…
おとなりは湯田中駅のホームです。電車を眺めながら、のんびりできますよ~。
ただ、今はこんな張り紙がテーブルに!(あぅ…)
色紙がいっぱい飾ってありました(デビ夫人も入られたようですよぉ~)。
もう一度、お風呂に入って、楓の湯さんを後にしました(お世話になりました!)。
ちょっと熱いと感じるかもしれませんが、お湯はとても新鮮です。
(ドバドバと、大量に流してくれています。かけ流しでしょうね、きっと…)
お湯もツルツル系、湯冷めもしなさそう…これからの季節ぴったりかもしれません♪
帰りの特急は「ゆけむり」号…なんと小田急ロマンスカーじゃないですか!!
しかも展望車タイプ!! ちょっとワクワクしてしまいます~~
当然、一番前の席をゲットです! 早く出発しないかな~
乗客は、みんな先頭車両の前の方の席に座っていて、結構ウケました~
(先頭車両の前だけ密やん!!)
いやぁ~久しぶりですよ、展望車。いつ以来だろう…まさか長野で乗れるとは!!
運転手気分に浸れますね~~
ここで事件が発生しました。
電車がカーブを曲がった先に・・・
遮断機のない踏切を、かごを押したおばーさんがヨタヨタと渡っていたのですが、
渡り切れない!⇒電車にぶつかりそうになりました!!
(結果は、ぎりぎりセーフだったんですが)
カーブを曲がって、踏切におばーさんを発見!
目の前にどんどんおばーさんが近づいてくる!
電車が「ばぁーおーん、ばぁーおーん!」とサイレンを鳴らして、急停車!!
(あ、ぶつかるんじゃね~?)
一番前に乗っていたので、すごいリアル…「キャ~~」って感じでした。
隣に座っていたおばさまも「見ました?当たってはいなさそうだけど、風圧もあるし」
と興奮してたし、後ろのお客さんたちも、やいのやいのと騒いでました…
停車中、となりを見たら、リンゴを発見!もう赤くなっていました…
そのうち、運転手が上から降りてきて「ちょっと見てきますね~」と車外へ。
数分して「当たっていませんでした。ただ、おばあさんは何が起きたのか、わかって
いないようでして…まぁ怪我がないということで出発します」と、運転手さん。
(おばあさん、ちょっと入っているようです…運転手さん、苦笑してました)
そんなこんなで、電車は10分遅れで出発しました。
出発してから、車掌さんもやってきて「怪我はありませんでしたか?」と。
(いやいや、怪我をしたのはおばーさんの方では?)
なかなかいい経験をさせてもらいました。
途中で、千曲川を渡りました。以前の豪雨の際は、水量はすごかったのでしょうか…
中央線で長野から数駅のところにある駅です。日本三大車窓としても有名です。
(スイッチバックもある、懐かしい駅でもあります)
駅の看板にもスイッチバックが😊
駅はこんな感じです。リゾート列車「四季島」が立ち寄るようになってからは、
更に綺麗な駅舎になったとか…あはっ。
今は収穫を終えましたが、棚田もきれいですよ~♪
散歩する時は、農家の方にご迷惑をかけないようにしましょう!
ぼぉ~としていたら、特急しなの号がやってきました。
「ふぉぁーん」とサイレンを鳴らしてくれました♪♪
しばらくすると貨物列車が登ってきました(タンク、重そうです…)。
こちらは展望案内図。月が昇る頃合い、棚田に映える景色は素晴らしいそうです…
(いつか見てみたいなぁ~)
向こうの山の端から、お月さんは昇ってくるのでしょうね~~
だんだん日も暮れてきました。ずっーとぼぉ~としていたいなぁ…
あ、でも、おうちに帰らないといけないし(一番切なく思うひとときです…ふふふ)。
あぅ!帰りの電車が来てしまった…こういう時って、時間が過ぎるのが早いんですよね
名残惜しいですが、姨捨駅を後にし、おうちへ向かうことにしました。
実はスイッチバックは、姨捨駅を出て次の稲荷山駅に行く途中に、もう1か所あります
今日はそこで、普通列車の待ち合わせを見ることができました~
渋峠、湯田中、姨捨…と、ちょっと駆け足だったかもしれませんが、
のんびり、ゆっくり、ぼぉ~とすることができました。
ちょっと癒しのひとときとなったかな?
また明日から、ぼちぼちやるかぁーという元気をいただきました。
これから寒さが増していきますが、機会を見つけて、またお出掛けしたいですね。
(今日は、写真をいっぱい撮ったので、また整理しよう~っと!)
今日は、ちょっと旅をして、ぼぉ~とした一日でした。
(夕方、写真を投稿する作業をしていたとき、間違って数枚の写真だけの原稿を
アップしてしまいました!(またやってしまいました…たまにやってしまいます)
すぐ下書きに戻しましたが、もしもヘンテコな原稿をご覧になられた方がおられたら
ごめんなさいっ!!)
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!