げんさんのほげほげ日記

その日に感じたことや、これまで考え続けてきたことなどを 徒然なるままに綴っております(雑話的なブログです)。 好きな読書を通じた、こんな本もありますよ~といった紹介や、 これまでの旅の思い出などにも触れていけたらな、と思っています。 (ブログの機能なども日々勉強中!)

旅の思い出~その12~伊勢北畠氏、志摩九鬼氏の故郷を訪ねて&松阪、勝浦、太地で途中下車~♪♪

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伊勢北畠氏発祥の地「多気」より、山を越えて、伊勢奥津駅へ向かう道中にて。電動自転車では、ちょっとキツい山道でした!でも、峠を越えた後の、ひたすら下り坂の景色は最高でした!!

昨日、今日と東京は暑かったですね~。

8月も終わりなのに、気温が35度…日中は外に出れませんでした。

さすがに今週は、気温も少し下がるとか…そうあってほしいです!

 

今年の夏は、結局どこにも旅に行けなかったなぁ~。

ちょっと寂しい・・・そんなときは、昔行った旅を思い出して、懐かしもう~♪♪

ということで、今回は、3年ほど前の旅を振り返ってみたいと思います。

伊勢の豪族北畠氏の発祥の地「美杉町多気

後に戦国大名となった九鬼氏発祥の地と言われる、その名も「九鬼」

道中では、松阪、勝浦、太地にも途中下車して、ぶらりと街を散策しました。

大阪からの(当時は大阪に住んでいました)1泊2日の旅の思い出を、

当時作成した資料とともに、ご紹介したいと思います。

(お茶受け代わりにご覧いただけましたら、幸いです) 

・・・ここから・・・ 

1日目:大阪⇒松阪⇒美杉町多気(北畠氏発祥の地)⇒松阪(泊)

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今回の旅は、紀伊半島をぐるっと巡る旅です。

かねてから訪問したかった、伊勢北畠家の故郷「美杉町多気」と、志摩で戦国大名

なった九鬼氏の発祥の地と言われる「九鬼」にやっと訪問することができました。

他にも、道中に寄りました松阪、勝浦、太地の街も、ちょこっとご紹介します♪

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当時は、北大阪急行線桃山台駅の近くに住んでいました。

朝一番の始発電車に乗って、なんばへ。なんばからこれも始発の近鉄特急に乗って、

松阪へと向かいました。

12月に訪問したこともあって、桃山台駅では辺りはまだ真っ暗でした。

…確か、名張のあたりで日の出を見た記憶があります。

松阪駅に着いて、まずは松阪城跡へと向かいました。 

(まだ、日の光が淡い時間帯でしたね~)

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駅から歩いて15分ほど。松阪城跡に到着です。

朝の8時過ぎだったからか、人通りもほとんどありません。

それでは、松阪城の大手門跡から、お城跡へと入っていきましょう~♪ 

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立派な石垣が残っていますね~ 。

ではクイズです!

松阪城を作ったのは、誰でしょうか??

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「知ってるよぉ~♪♪」と言われそう~~😊

正解は、蒲生氏郷です。1588年に築城されました。

蒲生氏郷は幼少の頃、織田信長へ人質となりましたが、その才気を信長に愛され、

元服時には、信長自らが鳥帽子親となり、更に信長の次女を嫁さんにもらったとか。

あの信長にそこまで愛されるとは、よっぽど優秀だったんでしょうね。

蒲生家は、近江国日野が故郷ですが、氏郷は伊勢へ転封するにあたって、

近江国から近江商人をごぞっと連れて行きました。

それが、伊勢商人商都松阪の由来だと…言われています。

松阪市内には「日野」という地名もあります)

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本丸跡まで登ってきました。眼下には街が広がっています。

遠くには、山々もきれいに見えていました♪♪

城跡はきれいに保存されていました。

ゴミもない…街の人に愛されているんだなぁ~と感じました。

誰もいない本丸跡で、しばらくぼぉ~としていました(まだ寝ぼけていたのかも…汗)

松坂城は、蒲生氏郷が奥州へ転封となった後、別の大名が城主となりましたが、

その後、紀州徳川家の藩領となり、明治維新を迎えることとなります。

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松阪城跡の敷地内には、本居宣長の博物館「本居宣長記念館」と、

本居宣長が当時暮らしていた旧宅が保存されています。

偶然だったのですが、ワタクシが訪問した頃は、記念館の改修工事を行っていて、

記念館はお休みでした。

その代わりに、本居宣長が当時執筆していた書斎「鈴屋(すずのや)」に入ることがで

きました!

鈴屋は旧宅の2階にあるのですが、普段は部屋の中には入れないそうです。ラッキー♪

急なはしごを登ると、そこは江戸時代!!!

ここで本居宣長は「古事記伝」を執筆していたのかぁ~と思うと、感慨深かったです。

しばらく、窓辺で外を見ながら、ぼぉ~としていました(誰も来ませんでした…)。 

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普段は外からしか見れない鈴屋に入れて良かったなぁ~

(旧宅の1階はいつでも見学できます。宣長の暮らしぶりがわかって、いいですよ。

 お薦めです!) 

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朝も早かったせいか、人もほとんどおらず、松阪城跡も本居宣長旧宅も、のんびりと

見学させてもらうことができました。

「早起きは三文の得」と言いますが、三文以上の感動をいただいたような気がします。

松阪城跡と本居宣長記念館さんのHPはこちらです。よろしければどうぞ~

www.city.matsusaka.mie.jp

www.norinagakinenkan.com

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松阪の城跡を堪能した後は、伊勢北畠氏の故郷、美杉町へと向かいます。

まずは名松線に乗って、山奥へと向かっていきます~~♪

名松線も乗ってみたい路線でした!) 

のんびりディーゼル列車の旅。列車の行き違いものどかでいいですね~~

途中、駅の近くにサルの群れが集まっているのが見えて、ちょっとビビりました(汗)

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家城(いえき)駅を過ぎると、だんだん山間に入っていきます。

終点の伊勢奥津駅まで行かず、4駅手前の伊勢竹原駅で下車します。

ここからコミュニティバスに乗って、美杉町へと向かいます。 

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伊勢竹原駅は、えらいレトロな駅舎でしたね~。駅で降りたのは、ワタクシ一人でした

ここから、コミュニティバスに乗って、北畠神社へと向かいました。

駅を出て、バスはいきなり急な坂道を登っていきます。

下の地図の君ケ野ダムのそばを通って、しばらくは美しいV字谷が続きました~

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バスに40分ほど乗って、ついに北畠氏の故郷、美杉町の多気地区に到着です!

まずは北畠神社に参拝します。 

当時は、ここに北畠氏の居館と庭園がありました。

背後の山には、詰め城の霧山城がありました(登っている時間はなかったです…)

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谷あいに沿って、平地が続いていました(土地が結構ありました…意外でした)。

越前の朝倉家の拠点、一乗谷と雰囲気が似ているかも…と思いました。 

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伊勢北畠氏は、北畠親房の三男、顕能が伊勢国司に任じられたことから始まります。

父親房、その長男顕家は、朝廷方として、南北朝に分かれた後は、南朝方として、

一貫して後醍醐天皇、吉野の南朝を支えました。

北畠顕家は一時、足利尊氏を破って、九州へ追い落としたことでも有名です。

(昔の大河ドラマですけど、太平記では後藤久美子北畠顕家役を演じていましたね)

その頃から、北畠家は伊勢に地盤を広げ、公家がそのまま大名に、やがて戦国大名

して、伊勢一帯を治めていくことになります。

 

北畠神社の主祭神は、北畠顕能公です。親房公、顕家公も合祀されています。

敷地内には、北畠顕家公の銅像や神社の由来、南朝方を祀る神社などが紹介されて

いました(参考になりました♪)。 

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北畠顕家公は、公家でありながら、文武に秀でた武将だったと言われています。

奥州鎮守府将軍として、陸奥国へ下向しましたが、建武の新政の混乱がなければ…

あと数年、奥州を治めていれば、足利家に匹敵する一大勢力となり得た可能性もある

と言われています。

(顕家公にご興味のある方は、小説ですが、北方謙三「破軍の星(集英社文庫)」なん

 てお薦めですよ。当時の北畠家の立場がよくわかります。図書館にもありますので) 

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北畠神社さんに詣でた後は、お隣にあります北畠氏館跡庭園を訪ねました。

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多気地区は、古くは奈良と伊勢をつなぐ伊勢本街道の宿場町として栄えました。

今でこそ、なんでこんな山奥に館を構えたのか?と、不思議に思うかもしれませんが、

昔は、奈良や京より伊勢へ出る折りには、ここ多気を通っていました。

北畠家が館を構えた往時も、伊勢への多くの人が行き交う要所だったんですね~。

伊勢国の要の場所だったわけです)

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冬枯れでした…他の季節だと、また違った景色を見せてくれるに違いない…

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しばらく庭園跡で、ぼぉ~としていました。

いやぁ~何というか、あちらこちらに巧みに配置された石の表情が豊かです♪♪

訪ねたのが12月で時期柄、枯山水のような趣でしたが、新緑、紅葉の季節は、

お庭は、また一段と映えるだろうなぁ~と思いました。 

北畠氏館跡庭園は、管領細川高国が作庭したと言われており、

越前(福井県)の朝倉氏一乗谷庭園、近江(滋賀県)の旧秀隣寺庭園と併せ、

日本三大武将庭園のひとつと言われています。

(北畠氏もそうですが、一乗谷も少し奥まった地域に、居館を築いていました。

 当時はそんな土地(地理)感覚だったのかもしれません)

庭園を紹介する、津市さんのHPがありました。よろしければどうぞ~~

www.tsukanko.jp

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北畠神社、館跡庭園を訪ねた後、近くにある道の駅まで、のんびり歩いていきました。

伊勢北畠家は、戦国時代に入って、北畠晴具、その子具教の頃には、伊勢国だけでなく

隣国の志摩、伊賀などにも版図を広げ、北畠家として最盛期を迎えました。

そこへ現れたのが、織田信長です。

じわりじわりと圧迫を受け、最後は居城の大河内城を囲まれ、具教は降伏します。

信長の次男である織田信雄を、具教の子、具房の養子として迎えることとなりました。

しかしながら後に、具教は一族とともに、織田信雄に誅殺され、伊勢国滝川一益

治めることとなってしまいます。

こうして、伊勢北畠家は、最後は織田信長に乗っ取られてしまいました…。 

次は、道の駅美杉から伊勢奥津駅まで、自転車で移動です!!

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美杉の道の駅には、無料の電動自転車があると聞いていたので、道の駅のおばちゃんに

「電動自転車ありますか?」と聞くと、「今日、あるよー」とのこと。

おばちゃん、テキパキと動いて、自転車の空気圧まで測ってもらって、恐縮です!

(無料なのに~丁寧な対応! 嬉しいデス♪) 

「車はスピード出すから、気を付けてね~!」と、おばちゃん。感謝です!!

国道422号線をひた走ること、20分ほどでしょうか、伊勢奥津駅に到着しました。

さすが電動自転車ですね!峠道も楽ちんでした♪

(景色はすごくいいーー下り坂でスピードが出ましたよ~~)

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一度来てみたかった、名松線の終着駅「伊勢奥津駅

名松線は当時、一時の災害も乗り切って、復旧したところでした。

ちなみに名松線の、松は「松阪」なのは、すぐわかるのですが…

名は「名張」なんですよね。

当初の計画では、名張駅まで延伸する計画だったそうです。 

(国道422号線沿いに、線路を引くつもりだったのでしょうか?)

伊勢奥津駅の構内に売店があって、そこで買ったあんころ餅が美味しかったです。

 

さぁ、帰りの電車が来ました。松阪へ戻りましょう!

北畠家所縁の土地に来れて良かった。今日はありがとうございました!!

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この日は、松阪駅前の東横イン松阪駅前にお泊りです。

松阪と言えば、やっぱり松阪牛

地元で有名な宮本屋さんを訪ねました。

ビールとキムチで、今日の疲れをまずは癒します~。

「はぅ~~♪」最初の一杯は、ホントおいしいですー♪

次はお肉。さすが松阪牛!!

とろけるようなお肉は素晴らしいデス。甘辛いタレとよく合います!

カルビ、ミノ(大好きなんです、ミノ!)、お店のおばちゃんお薦めのハツ刺しも

いただきまして、〆はカルビクッパです。

ちょっと早めの夕飯でしたが、大満足でありました(そんなにお高くないです!)。

宮本屋さんのHPはこちらです。松阪にお越しの際はぜひ♪

miyamotoya.net

こうして、ほぼフル活動の一日が過ぎていきました♪♪

(夜は爆睡でした!)

 

2日目:松阪⇒九鬼⇒勝浦⇒太地⇒大阪 

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翌日の朝は、始発の各駅電車に乗って、九鬼へと向かいました。

12月ですから、松阪駅はまだ真っ暗…松阪とは静かにお別れです!

駅そばもあったんで、本当は食べたかったんですけどね~。

途中、峠を越えるあたりで、夜が明けてきました。

船津駅では行き違いの電車を待つ間、ホームに降りましたが、空気がきれいでした~! 

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長~い旅路を終えて、九鬼駅に到着しました!

降りたのは、ワタクシひとり。そりゃそうですよね~(ふふふ) 

電車が去って、トンネルに入ると…あたりは静まりかえります。

(これが”静寂”というものなのでしょうね~)

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織田信長にも重用された九鬼氏。その故郷と言われる九鬼は、訪問したい街でした。

駅前の地図を見ると、九鬼の集落は駅から少し離れているのですね。

駅前は閑散としていました(駅前に店はないですねー)

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さぁ、集落まで歩いていきましょう!海沿いの道を歩いていきます。

日が当たって、イイ感じ♪ 聞こえるのは、寄せる波の音だけです。

朝の海って、ワタクシ大好きなんですよ~~。

船が並んでいて、港町という感じです。

九鬼は静かな入り江でした。港では、ちょうどセリが行われていました。

(そばで見させてもらいましたが、結構、活気がありましたー。朝のセリって、久しぶ

 りに見ましたよ~。でもサッと終わって、みんなすぐ帰っていきました(早っ!))

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九鬼は「鬼」の文字を当てていますが、本来は「木」を使うみたいです。

神社の名前は、九木神社。

そう言えば、山を越えたところにある集落の名前は二木崎でした…二木、九木。

岩手県の一戸から九戸みたいに、一木から九木まであったのでしょうか?

本当は、岬の先端にある岬神社にも行きたかったのですが、九木神社から続く道の先に

サルの群れがいて、むちゃくちゃ怖かったので、あきらめました。

(コワイもん、サルたち…ひとりじゃなんもできんもん~~涙)

帰りがけ、ちょっと楽しみにしていた錦花堂さんに寄って「虎の巻」を買おうとした

のですが、まだ営業時間前とのことで(ええっ~)、泣く泣く断念♪

太っといカステラ巻きみたいなお菓子なんです(クリームが入っていて美味しいの)。

あまりにもワタクシがしょげているからでしょうか。

「耳をあげるよ!」ということで、もらったのが写真のものです。

タルトですね。結構おいしかった。おじさん、ありがとーー♪

紀州地域振興公社さんが、錦花堂さんを紹介しているページを発見!

こんなお菓子です(お店兼工場で、ちょうど作っている最中だったんですよね~。

店の外まで良い香りが漂っておりました…食べたかったなぁ~)

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ということで、九鬼駅まで戻ってきました。

アッと言う間に時間が経ってしまいました。

あーもう電車が来てしまった!九鬼のみなさん、ありがとうございました!!

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九鬼を出発し、新宮で電車を乗り換えて、2時間ほどで紀伊勝浦駅に到着しました。

はるか昔、ブルートレインが走っていたころ(ホント昔の話ですね~)、

寝台特急紀伊という列車がありまして、その終着駅が、紀伊勝浦でした(東京発です)

そんな記憶もあって、いつか勝浦は訪ねてみたいと思っていました。

 

駅を出て、10分ほど歩くと、港に出ました。

目の前に海が広がります! 

海は静かでした。タポタポ♪と…波が護岸に当たる音が聞こえます(落ち着きますね)

港のそばに「にぎわい市場」があって、出店がいくつか並んでいました。

いやー惹かれる!どうしよう~

でもこの後、太地でくじら料理を食べるつもりだったので、ここはがまん!がまん!!

声のデカいお兄さんが薦める「まぐろの三種握り」だけといたしました~

デッキに座って、海を見ながらいただきます♪ 

むちゃくちゃ旨いですね~口の中で、まぐろがとろけます…

上の写真の向かい岸に見える建物は、洞窟風呂で有名なホテル浦島さんです。

寄って浸かりたかったんですけれど…今回の勝浦の滞在時間は、1時間ほど。

浦島さんに立ち寄る時間はなかったので、今日は眺めるだけにしました。

(次来ようっと♪⇒って、いつやねん!)

こちらは市場さんのHPです。よろしければどうぞ~~

nigiwaiichiba.com

こちらはホテル浦島さんのHPです(寄ってないけど、お勉強ということで♪)

www.hotelurashima.co.jp

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港のそばには、海の湯と鮪の湯という二つの足湯があります。

足湯に入って、海を眺めて…気持ちいいですね♪(風も吹いていて、なおGoodです!)

鮪の湯では、地元のおっちゃんたち3人が延々と地元談義をしてました。

「市長選に出る人がおらん」⇒「自民でもええが、街が寂れるばかりだぞ」

⇒「でも他にどうする」・・・etc

どこでも同じようなお話ですね。後継者、地域振興って、なかなか難しい。

足湯のお礼を伝えたら、笑顔で「ようおこし!」って、言ってくれたのが印象的でした

(「ようおこし」って、あまり言わないものかと思っていました)

帰り際、めはり寿司二代目さんに寄って、注文していためはり寿司を受け取り、

次の目的地である太地へ向かいました。

海の湯さん、鮪の湯さんはこちらのHPをどうぞ~。

源泉かけ流し100%ですし、無料ですから♪ 足湯、おススメです!

www.nachikan.jp

めはり寿司の写真を撮っていたはずなんですが、データがどこかへ行ってしまった!

ぐるわかさんのHPで何卒お許しください…。

めはり寿司とは、醤油味の高菜の葉でご飯を包んだおにぎりのような食べ物です。

めはり寿司さんは、注文を受けてから握ってくれますので、ホカホカですよ~♪

www.guruwaka.com

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太地は鯨捕鯨の街として、有名です。

太地の集落は、太地駅から少し離れたところにあります(バスで5分ほどです)。

今回、くじらのフルコースを出してくれる「くじら家」さんにおじゃまして、

楽しみにしていたランチをいただくこととしました。 

テーブルの上、壁のあちらこちらで、くじらの部位を紹介する案内がありました。

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注文したのは、くじら家ランチ。ほぼすべてのメニューを食べさせてくれます。 

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捕鯨が禁止となる前は、学校の給食でも鯨の竜田揚げが出ていましたね(懐かしい♪)。

刺身は冷凍ものだったようで、ルイベみたいな感じでしたが、美味しかったです。

鯨は、今ではめったに食べられませんから…ゆっくり味わいました~

ちなみに、”さえずり”とは、くじらの舌のことです。プルンプルン?不思議な触感…

(どうしてさえずりという名前なのでしょう?鯨は、仲間と会話するから、口を使って

 さえずるから…なのでしょうか?(勝手な想像ですが…それもまた楽しい♪)

くじら家さんのHPはこちらです。お昼のラストオーダーは2時だったみたいで、

勝浦でのんびりし過ぎたせいか、ワタクシ、2時ぎりぎりにお店に入りました。

(危なかったわー、でも着いた時間が遅かったので、ワタクシ、ひとりでのんびりと

 くじら料理をいただくことができました♪)

kujiraya.sakura.ne.jp

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その後は、腹ごなしに太地の街を散策、バスで太地駅に戻って、特急くろしお号で

大阪へ帰りました。

道中、紀勢線は海のすぐそばを通りますので、絶景でした。 

(振り子式電車だから、スピードを落とさずにびゅんびゅん走るのもウレシイ!)

白浜を過ぎてから、勝浦で買っためはり寿司をいただきました(美味でしたよー)

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ついに、伊勢北畠氏発祥の地「多気」、志摩九鬼氏発祥の地「九鬼」を訪ねることが

できました。

道中の伊勢奥津、松阪、勝浦、太地の街もそれぞれ趣きがあって、良かったです。

美味しい料理もいっぱいいただきましたし…えへへ(幸せ♪)

歴史、自然、食事、地元の方々との出会い…

1泊2日の駆け足の旅ではありましたが、今回も素敵な旅となりました。

お世話になったみなさまには感謝申し上げたいと思います。

ありがとうございました!!

・・・ここまで・・・ 

旅は、心を豊かにしてくれますね。

世の中が落ち着いてきましたら、またちょっとした旅に出かけたいなぁ~と思ってます

それまでは、時刻表とにらめっこしながら、旅のプランを思案していようかな!!

(それはそれで、また楽しい・・・) 

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今週も始まりましたね。8月もあとわずかです。

これからは、気候も変わりやすくなります。

みなさまどうかお身体ご自愛ください。

また機会があれば、旅の思い出に触れたいと思っています。 

 

今日は、懐かしい思い出を振り返った一日でした。

 

ではでは!

最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!  

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