今日の東京は朝から晴れました。
気温も意外と上がって、15度ほどあったような気がします。
ただ時折吹く風はちょっと冷たかったですね…。
日本各地、今日は雪のところが多いと、今朝方気象予報士さんが伝えていました。
(故郷の富山県も再び雪が降っています…雪の降る地方のみなさま、今年は雪が
多いですね…どうかお気を付けください…)
今日は週1日の在宅勤務の日でした。
朝7時に起きて、息子さんふたりを学校へ送り出した後、
部屋で黙々と作業をしていました。
明日の会議の資料を修正したり、ちょっといろいろイメージしてみたり…
電話やメールが来たりして思案が中断されることもありますが、
静かな部屋でひとり、考えごとができるのは嬉しい…😊
冬の時期の長い通勤時間は堪えるので(片道2時間を超える通勤なので…)、
身体を休ませることができる日があるのは、本当にありがたいと思っています。
お昼どき、買い物も兼ねて、ちょっと荒川の土手に寄りました。
最近バタバタしていて、ぼぉ~とすることができていなかったなぁ…
合間を見て、ちょっと時間は短いのですけれど、
こうして土手でぼぉーと遠くを眺めていると、癒されますね…。
(疲れ気味の眼を休めることもできますし…)
遠く秩父の山々を眺めていると、山々さんが話しかけてきました。
山々さん「どうかね、最近…」
ワタクシ「うーん、相変わらずですわ。世の中バタバタ、私もバタバタ…色々です…」
山々さん「あーでも、体調はよさそうだし、元気そうじゃない。家族へ孝行、
親にも孝行、仕事も孝行、自分へも孝行…最近はブログも楽しんでる
みたいじゃない…」
ワタクシ「そうですなぁ…まぁぼちぼちですわー」
山々さん「色々やっていろいろあるけど、人生ぼちぼち楽しんでいるのではないかな?
これまで何とかやってきたのだから、あなたならこれからもできるよ、
きっと…」
ワタクシ「そうですなぁ~これからも笑顔で、ちょっとカラ元気なときもあるけれど、
まぁぼちぼちやっていきますわーー」
山々さん「今日は訪ねてくれてありがとう。また疲れたらいつでもおいで!待ってる
からねー」
山々さんと心の中でそんな会話をしていたりして…ふふふ♪
(いつもいろいろありがとうございます😊)
広々としたところで、ぼぉ~とするのは気持ちがいいですね。
遠くを眺めていたら、日曜日に読みました矢作直樹さんの本を思い出しました。
「あの本にも、似たようなことが書かれていたなぁ…」
今日は、本の中から、印象を受けた内容を何点かご紹介したいと思います。
(全部ご紹介すると怒られそうなので、何点かで…お許しください!)
P164「ぼーっとする練習」
ぼーっとする。
いつもぼーっとしていると重大な事故などにつながりかねませんが、一日のうちの
ある時間、自分でそうと決めた時間を、ただぼーっとする。
つまり、何もしない時間を設ける。そこに価値があります。
まず、ぼんやりする。
すべての音が聞こえ、周囲の風景も見えている状態です。この段階で、無理に雑念
を払おうとする必要はありません。
ただし、何もしない。
スマホ、パソコン、ゲーム、読書、テレビ、家事、会話、食事、仕事。
一切、しない。目をつぶっても半目でも開いていてもいい。何もしない。しない
ながらも、心に浮かぶすべての雑念を受け入れ、ぼーっとする。
すべてを自然体で受け入れる感覚は「こだわりのない」状態ですが、その状況を
しばらく楽しんでいると、ふと、何も考えない「白い瞬間」が訪れます。
これが無意識です。
すべてを受け入れる、あるがままの自分を受け入れる。
今を認め、今を楽しむ。
この「認めて、楽しむ」という感覚を大事にしましょう。
ぼーっとする練習、ちょっとやってみませんか?
・・・ここまで・・・
図書館へ行って、ふと手にした本でしたが、この本を読み進めていくうちに、
あぁ、同じようなことを考えている方がおられるのだなぁ…と思いました。
スマホ、パソコン、あるいはテレビなど、毎日情報がシャワーのように降り注がれて
日々、どうしても情報に振り回されがち…。
そんなとき、こうして少しでもいいから、ぼぉ~とするひとときを持つと、
頭の中がリセットされて、少し立ち止まることができるのかもしれません。
ワタクシ、以前座禅に通っていた時期がありました。
そのときに感じた「ふわっとした瞬間」
…あぁ、あれは矢作さんのおっしゃる「無意識」の瞬間だったのかなぁ…
そのようなことを思いました。
矢作さんはスマホやパソコンについて、このようなことも書かれています。
P139「パソコンやスマホの「断食」をする」
パソコンやスマホなどの便利な機器も、たまにはお休みしましょう。
いわゆる「情報機器の断食」です。
週末は一切見ないというルールもあるし、寝る二時間前にはすべてシャットダウン
するとか、やり方はいくらでもあります。
たしかに利便性は高いし、私たちの生活の一部となっていますので、今さら全く
使わないとか、すべて捨ててしまうという行動には同意しかねますが、だからと
いってパソコン、スマホに依存するのは、やはり避けたいもの。
依存は「自分で考えなくなる」という状況を生み出します。
自分で考えなくなる、つまり依存した状況だと、それが自分の利益なのか不利益
なのかも、わからなくなります。
依存とは、頭の中に脳という優秀なハードディスクがあるにもかかわらず、脳が
全く動かない状態です。動きませんので、脳はどんどん衰えます。
パソコンやスマホをダラダラ見ていると、脳は確実に衰え、見ている情報の真偽
や正確度について考えなくなります。
ひたすら流される情報に依存するようになります。
視覚への悪影響も言われます。とくにスマホの画面は注意が必要です。
また情報家電に依存する、執着することで、自然を「感じられなく」なります。
パソコンやスマホの画面で自然を見るのも良いですが、できれば本物をその目で
見て、感じてください。本物で五感を磨いてください。
・・・ここまで・・・
そうだよなぁ…って、しみじみ思います。
うーん、なんか似てるぞぉー、考えていることが…♪♪
ワタクシのほげほげ…に近いかもしれません。
一時「スマホ脳」なんて言われていましたが、これらの情報機器は便利なので、
ついつい頼ってしまいます。
しかーし!依存するようになってしまうと離れられなくなって…危険です!!
(眼を守る上でも…)ということですね♪♪
そうそう、ブログはとても楽しいのですけれど、ハマリすぎても危ないかなぁ…と
ワタクシ、時々思ったりもします。
(ついつい時間が過ぎてしまうときもありますし~)
最後にもうひとつ、いいなぁ~と感じましたので、ご紹介したいと思います♪♪
P98「日々、自然の美しさを味わう」
「道ばたに生える草花に気がつかなくなったら、人間はおしまい」
90歳を超えるご婦人が話されていた言葉です。
そこに深意を感じます。
すなわち「気づき」という、誰もが本来持っているはずの感性をどこまで働かせ
られているのかという、とても深い問いかけです。
花鳥風月という言葉をご存じでしょうか。
この言葉は日本の代表的な自然美を象徴する四字熟語です。
絵画をはじめ、俳句や短歌など、「情緒を表現する文化」の多くには、その根底に
花鳥風月という美の素材が存在します。
花を愛で、鳥のさえずりに耳を澄まし、風を感じ、月を眺める。風流ですね。
忘れてはならないのは、この4つを支えるのが「お天道さま」だという事実。
すべてはお天道さまのおかげです。
胡蝶蘭を育てていると「はじめに」で述べましたが、家の中に限らず、私たちは
社会のあちこちで、さまざまな花や草木、多くの植物に触れています。
普段はその事実を忘れて目の前のことしか見えていませんが、ふと気がつくと
道路にも公園にも駅の周辺にも、多くの「緑」があることに気づきます。ちょっと
足をのばすと、山や森があります。そこには天然の生態系が息づいています。
そしてそれらは、誰かが手入れをしてくれているからこそ、今そこにある。
その事実も忘れないでください。
・・・ここまで・・・
自然のなかで、ぼぉ~とすると身体だけでなく、心も軽くなったような気がします。
もともとぼぉ~とすることは大好きでしたが、ブログを始めて以来、より一層、
周りの風景に関心を持つようになりました。
道ばたに咲くお花さん、草花さん、公園の風景、空や雲の動き・・・
眼を休めるだけでなく、頭ものんびりさせる効果があるのではないかなぁ…
土手で遠くを眺めながら、ふとそんなことを想っていました。
「ちょっと癒しが欲しいなぁ…」そう思ったとき、矢作さんの本はいかがですか?
(身近な事柄が多く紹介されています。他にも惹かれる内容がいっぱい…😊)
お近くの図書館にも置いてあると思いますので…。
お休みの日にふとんでごろごろしながら読むと、とても気持ちいいかも…ふふふ♪
週も半ばに来て折り返しですね。
午後からは風が強くなりました。
気温が下がりそうなので、風邪をひかないようにしないと!!
今日は荒川の土手でぼぉ~としながら、いろいろ思った一日でした。
ではでは!
最後までご覧いただいてありがとうございます! お礼申し上げます!!
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